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気をつけたい英語文法・語法

be to 構文の5つの意味の判別方法と絶対忘れない覚え方!

記事タイトル入りスライド

 

英語のbe to構文は仕事などフォーマルなコミュニケーションでよく使います。

 

しかし、be to 構文の5つの意味(義務、予定、運命、可能、意図)は、なかなか覚えられないですね。

 

なんだったっけ、、、義務、予定、可能の3つまでは出るけど、、、あとは、、、

 

って感じになりませんか?

 

でも大丈夫です。

 

以下の覚え方を頭に入れておけば忘れないですね。

 

be to 構文の覚え方

ビート(be to)たけしは業界(ぎょうかい)タレント!

:義務

:予定

:運命

:可能

:意図

 

先日、パートナー会社のアメリカ人がこのbe to構文を使っていたのが耳に残りました。

 

上司が部下に対して以下のように言っていました。

 

You are to come back to the office by 4:00 PM, OK ?

 

義務予定の両方の意味でbe to構文を使っていました。

 

be to構文の意味を判別するのが難しいと感じておられる人もいると思います。

 

この記事では、5つの意味とその判別方法や言い換え表現について整理しました。

 

早速内容を確認していきましょう!

 

この記事を読むと分かること(After)

  • be to構文の5つの意味の覚え方・判別方法
  • be to構文の5つの意味の言い換え表現

 

be to構文の本質

 

be to構文は to 不定詞です。

 

前置詞”to”は「到達」のイメージです。Toの根本の意味はこちらの記事で紹介しています。

 

つまりbe to 構文の本質は、"主語がto do以下の意味内容に到達する状態"のイメージです。

 

そのイメージは、5つの意味「義務、予定、運命、可能、意図」のいずれかです。

 

残念なことに、be to構文が5つのどの意味に該当するかを判別する明確なルールはありません。

 

文脈やbe toに続く動詞の意味から判断します。

 

それぞれの5つの意味の判別について説明します。

 

be to 構文① 義務

 

例文

 


You are to submit this document to your boss by next Monday.
(あなたはこの文書を来週月曜日までに上司に提出する義務があります)

 


All members are to follow the final orders from supervisors.
(メンバは監督者の最終指示に従う必要があります)

 

義務の場合、主にその義務を果たすべき人が主語になってbe to構文が使われます。

 

期限を表すbyなどが付き、話している人とbe to構文の主語にあたる人との関係性から義務の文と判断します。

 

同じ義務の意味での言い換え表現には以下のようなものがあります。

 

  • It is mandatory/compulsory for you to 動詞 ~
  • It is your obligation/duty to 動詞 ~
  • you have to 動詞 ~
  • You must 動詞 ~

 

be to 構文② 予定

 

例文

 


He is to visit that client next week.
(来週彼がクライアントを訪問する予定です)

 


We are to meet at the airport at 9:00 am.
(我々は朝9時に空港で待ち合わせしています)

 

visitやmeetなど、今後の予定と推測できる動詞から意味的に予定を表すbe to構文と判断します。

 

同じ予定の意味での言い換え表現には以下のようなものがあります。

 

  • We are scheduled to 動詞 ~
  • We are going to* visit/meet ~  
  • We plan to 動詞 ~

* 既に予定が決まっている場合、"will"より"be going to"が適切です

 

be to 構文③ 運命

 

例文

 


We were to do business together again.
(一緒にまたビジネスをする運命でした)

 


We were to get together in spite of the separation.
(我々は離れたにもかかわらず一緒になる運命でした)

 

be to構文が運命の意味で使われる場合、このように過去を振り返って述べるときによく使われます。

 

同じ運命の意味での言い換え表現には以下のようなものがあります。

 

  • It was our destiny to do~

 

be to 構文④ 可能

 

例文

 


The lost document was not to be found anywhere.
(紛失したドキュメントはどこにも見当たりませんでした)

 


The explanation was not to be heard well.
(説明は良く聞こえませんでした)

 

通常否定文でfound, heard, seenなど知覚動詞とセットで使われることが多いです。

 

その場合、be to構文の「可能」の意味と判断しましょう。

 

同じ可能の意味での言い換え表現には以下のようなものがあります。

 

  • We could not find ~
  • We were unable to hear ~
  • It was impossible to see ~

 

be to 構文⑤ 意図

 

例文

 


We should leave the office now if we are to get on the 2 o'clock train.
(2時の電車に乗るならもうオフィスを出ないといけません)

 


If you are to win the contract, you need to practice your final presentation one more time.
(契約を勝ち取るつもりなら、もう1回プレゼンテーションの練習をするべきです)

 

be to構文の意図の意味では、「~するつもりであるならば」で使われることが多いです。

 

同じ意図の意味での言い換え表現には以下のようなものがあります。

 

  • If you will ~
  • If you want to~
  • If you desire/wish/hope to

 

 

まとめ: be to構文の5つの意味は状況や文脈次第

 

  • be to 構文の5つの意味の覚え方:ビート(be to)たけしは業界(ぎょうかい)タレント!
  • be to 構文の意味の判定の仕方:5つの意味を判定する明確なルールはないため文脈やbe toに続く動詞の意味から判断する。
  • be to 構文の言い換え:5つのそれぞれの意味に応じて別の言い方が存在する

 

Study hard and Good Luck !

 

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