TOEICスコアUPのコツ 英語ミーティングで使う表現

【いくつわかる?】ビジネス場面でよく聞く英語慣用句35選(TOEIC試験対策にも)

サイトに広告も表示されます

英語で打ち合わせをしている様子

 

仕事の英語打ち合わせやメール・チャットなどで英語Nativeがよく使うフレーズ慣用句を一覧にまとめました。

 

よく出るビジネス英語表現が2分程度に凝縮された動画(2000万回再生)

 

リストアップは以下の2点に該当するものを対象としました。

リストアップ対象

  • 英語サイトで仕事用語(business terms/business jargon)を調査
  • 日本でのgoogle/Yahoo検索回数が毎月500回~10,000回程度と一定数以上

 

TOEIC試験Part5穴埋め問題の対策にも。

 

【名詞編】ビジネス英語でよく出るフレーズ

ビジネス英会話によく出てくる名詞の慣用句フレーズです

 

silver bullet (特効薬)

silver bullet

  • 英語フレーズ silver bullet
  • 品詞:名詞句
  • 意味特効薬、迅速に効果を発揮する解決策
  • 使い方:課題や問題の解決策などを議論する際、「特効薬」の意味で使われる。すぐに効果を発揮する決め手の解決策というニュアンス。特効薬は唯一無二であることも多いため単数形が多い。"There is no silver bullet on this problem."のようにnoをつける表現も定番。
  • 由来:アメリカやイギリスの古くからの言い伝えとして、オオカミ男や魔女は銀の弾丸によってのみ傷を負ったりその姿が明らかになると考えられていたことから。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

slide deck  (スライド資料)

slide deck

  • 英語フレーズ slide deck
  • 品詞:名詞句
  • 意味資料、プレゼンテーションスライド
  • 使い方:仕事や教育現場でパワーポイントのスライドのことをslide deckまたは単にdeckと呼ぶ場合があります。ファイルがひとつのときは単数形。複数の場合はdecksと複数形になります。また、スタートアップ企業が投資家やファンドから資金を集めるために作成した10~20枚のプレゼンテーション資料のことをpitch deckまたはinvestor deckと呼んだりします。
  • 由来:昔のアナログの資料投影機械(OHP)は、透明のプラスチック用紙上に書かれた文字や絵に下から光を当ててスクリーンに投影していました。この半透明のプラスチックビニール用紙のことをdeckと呼んでいたことに由来します。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

key takeaways (重要ポイント)

key takeaways

  • 英語フレーズ key takeaways
  • 品詞:名詞句
  • 意味重要なポイント、学んだことや得られたことのまとめ
  • 使い方:ビジネスセミナーや授業の最後に「本日の講義で学んだこと」というようなまとめのパートでkey takeaway(s)が使われる。Key(カギ)となるtakeaway(持ち帰るもの)と言葉通りの意味。takeawayは動詞takeと副詞awayがくっついて一つの名詞となった英単語。余談ですがファーストフードなどの『持ち帰り』の意味でも特にUK Englishでtakeawayが使われる。(USはtake-out)

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

heads-up (注意喚起)

heads-up

  • 英語フレーズheads-up
  • 品詞:名詞句、形容詞
  • 意味:①今後の予定や計画について相手がそれに備えられるように注意喚起として共有すること、②頭上に注意!
  • 使い方:① give someone a heads-upがパターンのひとつでaやtheなどの冠詞をつけて単数形で使われる。カジュアルな表現のため顧客やパートナーなど外部のフォーマルな対応が求められる相手に対しては使わないほうがベター。関係が構築された同僚や上司との間での利用が一般的。heads-upには形容詞「抜け目のない」「頭角をあらわす」の意味もある。② 頭上が狭い洞窟・通路・トンネルなどの中で「頭をぶつけないように気を付けて!」の掛け声にも使われる。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

no-brainer (即決)

no-brainer

  • 英語フレーズno-brainer
  • 品詞:名詞句
  • 意味考えるまでもない選択カンタンな意思決定迷いなく決めた即決
  • 使い方:悩んだり考えたりする必要がないほどカンタンな判断や選択をした際に使う慣用句です。It's a no-brainer for me.は「自分にとっては迷うことがなくカンタンな選択でした。」の意味です。no-brainer可算扱いなので不定冠詞aが通常つきます。関連語にはbrain-teaser(頭の体操)があります。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

low-hanging fruit (容易な成果)

low-hanging fruit

  • 英語フレーズ low-hanging fruit
  • 品詞名詞
  • 意味カンタンに得られる成果対処が容易な課題
  • 使い方:仕事で努力しなくても得られる簡単な成果や短期に解決できる課題をさす比喩表現として使われる。be動詞pickと一緒に出てくることも多い。ライティングではlowとhangingの間にハイフンを入れる。fruitはsがつかない単数形。木の低い枝にぶらさがっているフルーツは、はしごや足場を必要とせず容易にもぎとれるイメージから。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

backfill (後継者)

backfill

  • 英語フレーズ backfill
  • 品詞:名詞/動詞
  • 意味後継者、後継ぎ、後継ぎを埋める
  • 使い方:名詞と動詞の使われ方があります。ビジネスでは転職者や異動者の空ポストに入る人(名詞)やそのポストを埋める(動詞)意味で使います。人の入れ替わりが多めの外資系企業でよく聞く英語表現です。
  • 由来:通常は、『ドリルやスコップで掘り出された土砂でその空いた穴や溝を埋める』という意味の専門用語で使われます。文字通りback(戻して)fill(埋める)のイメージです。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

ballpark figure (概算数字)

ballpark figure

  • 英語フレーズ ballpark figure
  • 品詞:名詞句
  • 意味概算数字、概算見積
  • 使い方:正式に見積もった数字ではなく、おおよその規模感・概算の数のこと。ballpark estimateも同じ意味。ビジネスで予算、金額、工数、期間などについて”おおよその数字”の意味で使われる。"a ballpark figure of"の言い方を覚えておきたい。(詳細は例文を確認)
  • 由来:野球場の観客席の埋まり具合をみておおよその来場者人数を予想していたことから。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

bottom line (最重要事項)

bottom line

  • 英語フレーズthe bottom line
  • 品詞:名詞句
  • 意味最終利益、要点、一番大事なこと、結論、最終決定、要は
  • 使い方:会計用語に由来しています。損益計算書の一番下の行(bottom line)に一番大事な純利益が表示されることから、もっとも大事なこと、要点、結論などの意味で会議でよく使われます。The bottom line is that ~の構文で「最も重要なことは」です。また、交渉や議論において相手の主張ポイントが不明瞭な場合に"What is your bottom line?"と確認する聞き方もあります。 

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

headwind(逆風)とtailwind(順風)

headwindとtailwind

  • 英語フレーズ headwind and tailwind
  • 品詞:名詞
  • 意味headwind(s):逆風・向い風、tailwind(s):順風・追い風
  • 使い方:ビジネスやプロジェクトなどにおいて、向かい風・マイナス・ネガティブになることや要素にはheadwind(s)を使い、追い風・プラス・ポジティブにはtailwind(s)を使う。tailはポニーテールなどの英語と同じ”しっぽ”や”後ろ”。headwindもtailwindも可算名詞のため複数の要素がある場合は複数形で使う。

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

【動詞編】ビジネス英語でよく出るフレーズ

ビジネス英会話によく出てくる動詞の慣用句フレーズです

 

deep dive (深堀する)

deep dive

  • 英語フレーズ deep dive
  • 品詞:名詞句/動詞句
  • 意味詳しくみる(こと)、深堀りする(こと)
  • 使い方:ビジネスミーティングなどのプレゼンテーションや説明において、「資料や表題の詳細を見ていきましょう」のフレーズに頻繁に使われる。直訳の通り、海面からはわからない暗い海底を深く潜って確認するように、対象を詳しく見ていくこと。もともとdeep diveは名詞句として使われ始めたが、最近はdeep diveを動詞句としても使用。また、take、into、onなどと一緒にdeep diveが使われることも多い。名詞句で使う際はdeep diveのdiveが可算名詞のため前に冠詞aが必要。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

pivot (路線変更する)

pivot

  • 英語フレーズ pivot
  • 品詞:動詞・名詞
  • 意味方針転換する、路線変更する
  • 使い方:ビジネスで商品が売れなくなったり取引先との条件変更など、内部・外部環境の大きな変化により『方針変更や路線変更する』ことを意味する動詞。pivotがこの意味で使われる場合、自動詞のため"We need to pivot to plan-B"のように前置詞が必要。『方針変換』『路線変更』など同じ意味の名詞で使われることも。Excelに搭載されたデータ集計・分析ツール『ピボットテーブル』で集計の切り口の軸を回転させるイメージ。
  • 参考:2023年末の大谷翔平選手獲得競争において、各チームの戦力補強の方針変更を扱うニュースやコラムでこの動詞pivotが頻繁に登場

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

bring to the table (役に立つ)

bring to the table

  • 英語フレーズ bring something to the table
  • 品詞:動詞句
  • 意味有益なもの・情報・経験をもたらす、役に立つ情報・もの・経験を提供する
  • 使い方:仕事・プロジェクト・チームワーク・ディスカッションなどの集団活動に”役立つものや利益をもたらす”の意味で使われ、XXXの部分にsomething, knowledge, skill, technique, experienceなどが入る。また、tableの代わりにproject, team, my companyなど直接的な目的語が使われることも。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

beat around the bush (はぐらかす)

beat around the bush

  • 英語フレーズ beat around the bush
  • 品詞:動詞句
  • 意味遠回しに言う、はぐらかす、本音を言わない、核心に触れない、はっきり言わない
  • 使い方:日本の打ち合わせではストレートにものごとを言わずにそれっぽいことを言って相手に悟ってもらうことを期待するコミュニケーションがよくあります。こういう核心に触れずにオブラードに包んだ会話にイライラした外国人が「はぐらかさずにストレートに本音を言ってくれ」と相手に言うときの慣用句です。語源は、中世時代に鳥の狩猟人がbush(やぶ)の中を直接棒で叩くとハチなどの危険動物に襲われる危険があるため、周りから叩いて慎重に藪の中の危険動物を避けていたことに由来します。
  • 発音beat a-round the bush 太字の部分を強めに読むイメージ。beatのtと冠詞のaは連結し"ビータァウンド"。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

think outside the box (既成概念から出て考える)

think outside the box

  • 英語フレーズ think outside the box
  • 品詞:動詞句
  • 意味既成の概念やルールにとらわれずに考える型にはまらない思考をする過去の枠組みを取り除いて全く新しい考えをする
  • 使い方:新しいアイデアを考えたり問題解決やブレインストーミングの場面で使われる表現。直訳の”箱の外で考えよう”から、既成概念や現状の壁に囲まれた”箱”から外に出て新しく遮るものがない景色の中でオープンに思考するイメージ。blue-sky thinkingも同じような意味の言葉。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

bite the bullet (重い腰をあげる)

bite the bullet

  • 英語フレーズ bite the bullet
  • 品詞:動詞句
  • 意味苦労や不快を感じていたことに手をつける、先延ばししていたことに取りかかる、重い腰をあげて着手する
  • 使い方:困難や気が向かないことに対して「やるしかない」の意味で使われる。状況や言い方により観念、気合、覚悟などの感情と結びつく表現。昔、負傷した兵士が麻酔がない手術を受ける際に弾丸を噛み食いしばって耐えたことに由来。『I have (had) to bite the bullet and 具体的な内容』の形が一般的。
  • 発音bite the bullet /baɪt ðə lət/ 太字にした部分をはっきり強めに発音

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

touch base (軽く会話する)

touch base

  • 英語フレーズ touch base with
  • 品詞:動詞句/形容詞
  • 意味コンタクトをとる、スケジューリングして少し話をする
  • 使い方:野球のベースから生まれた言葉。スコアやアウトをとるのに野手もランナーも4つのベースにコンタクトし、ベースタッチ(接触)が両チームにとってゲームの進行に非常に重要な役割をもつ面から、touch base with + 人・組織などの形で「堅苦しい打ち合わせではなく軽く会話をしましょう」の意味で使われるカジュアル表現。また、”touch base meeting”で短時間のブリーフィングミーティングの意味でも使われる。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

hit the ground running (スタートダッシュする)

hit the ground running

  • 英語フレーズ hit the ground running
  • 品詞:動詞句
  • 意味新しいことにしっかり取り組む、最初から活躍する、スタートダッシュに成功する
  • 使い方:リーダーがこのフレーズを使いメンバに働きかけて意欲を持たせたりハッパをかけたりします。Iを主語に未来形で使えば自己PRに、Youを主語に過去形で使えば「最初から非常によくやってくれた」と言う感じの誉め言葉にもなる慣用句です。パラシュート兵が地面に着地したと同時に地上をそのまま走りはじめる(半分走りながら地面に着地する)イメージからこの表現が使われるようになりました。"hit the ground with running”から付帯状況を示す前置詞withを取り除いた構文。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

circle back (後ほど議論する)

circle back

  • 英語フレーズ circle back
  • 品詞:動詞句
  • 意味:打ち合わせや議論において、しばらく時間をおいてから再びその議題・テーマに戻る
  • 使い方circle back(円を描いて戻る)の意味の通り、「その議題や内容に後ほどまた戻り引き続き議論しましょう。」の意味でビジネス場面でよく使われます。circle back on + テーマcircle back with + 人circle back to +人/テーマなど、後ろに続く前置詞にはon, with, toのいずれも登場。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

push the envelope (限界に挑戦する)

push the envelope

  • 英語フレーズpush the envelope
  • 品詞:動詞句
  • 意味限界に挑む、無謀な挑戦をする
  • 使い方:語源は航空業界の専門用語に由来します。航続距離・スピード・エンジン出力・高度など工学上の限界スペック範囲のことをenvelopeといい、パイロットがその限界を超えるようなテスト飛行を行うことが"push the envelope"のオリジナルの意味です。このためビジネス英語でも”リスクが高い”、”無謀である”のニュアンスを含んで「限界に挑む」「無謀な挑戦をする」の意味で使われます。
  • 発音:envelopeは母音で始まるのでプッシュ エンヴェロープ。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

cut corners (手を抜く)

cut corners

  • 英語フレーズ cut corners
  • 品詞:動詞句
  • 意味手を抜く、サボる
  • 使い方:動詞の慣用句。レースなどでコーナー(角)をキッチリ回ると時間がかかるので角を丸めてショートカットするイメージから、『サボる』『手を抜く』の意味でビジネスミーティングなどでよく使われる。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

get the ball rolling (始める)

get the ball rolling

  • 英語フレーズ get the ball rolling
  • 品詞:動詞句
  • 意味:(活動やプロセスなどを)始める
  • 使い方:成果や完成まで一定期間が必要な活動などを『始める』の意味で使います。getの代わりにsetstartの形も有る。また、ballの代わりにthingsを使い『事を始める』の意味の英語も。関連語としてkeep the ball rolling. は(始めた活動を)『続ける』の意味。ボールをゴロゴロを転がすイメージから意味を想像しやすい慣用句です。onを後に続けて『始める』『続ける』の対象を伝える、byを後に続けて『~することから始める』のパターンが多い。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

in the loop (グループに入れる)

in the loop

  • 英語フレーズin the loop
  • 品詞:形容詞
  • 意味:『情報を教える』『シェアする』『グループに入れる』
  • 使い方:直訳はloop(始点と終点が曲線を描いてつながる形)の中に入った状態。そのイメージが示す通り、keep me/usやget him/herを前につけて「誰々に情報をシェアして」など意味でビジネス英語で使う。もしくは『輪の中にいる=当事者』の意味。反対語は"out of the loop"。自分だけが情報を知らなかったときなどに、"It seems that I have been out of the loop." のように使う。またloopを動詞として同じ意味で使われる。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

It is what it is. (仕方ない)

It is what it is.

  • 英語フレーズ It is what it is.
  • 品詞:英文慣用句(S + V + C)
  • 意味『仕方ない』『しょうがない』『そういうものだ』『受け入れるしかない』
  • 使い方:自分でコントロールできる範囲を超えている事態や状況に対して『仕方ない』『受け入れるしかない』の意味で使われる表現。期待や予想と違う結果となっても、前を向くしかないと自分や相手に言い聞かせるニュアンスで使われる場合が多い

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

move the needle (変化をおこす)

move the needle

  • 英語フレーズ move the needle
  • 品詞:動詞句
  • 意味:『事を動かす』『変化をおこす』『効果がある』
  • 使い方:時計や計器の針を進ませるイメージから、「針を動かす=(効果や変化が目に見えるかたちで)事態を動かす・打開する・変化をおこす」のようなポジティブな意味で使われる慣用句。目標達成や問題解決に効果がある施策・対策の意味で1980年代から使われるようになった。英英辞典には掲載されていない表現でありスラング的に使われるビジネス用語としての位置づけ。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

reinvent the wheel (無駄な努力をする)

reinvent the wheel

  • 英語フレーズ reinvent the wheel
  • 品詞:動詞句
  • 意味:『無駄な労力をする
  • 使い方:車輪は既に発明されているのに車輪を0から発明する労力は無駄。転じて既に別の誰かにより解決されたことや終わった仕事に時間をかけて取り組もうとするのは無駄であると相手に伝える表現。またノウハウがないことを内製で1から学んで対応するより、それができる人や機械を外部から調達するほうが手っ取り早いことを伝える際にも使われる。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

【副詞編】ビジネス英語でよく出るフレーズ

ビジネス英会話によく出てくる副詞の慣用句フレーズです

 

from scratch (ゼロから)

from scratch

  • 英語フレーズ from scratch
  • 品詞:副詞句
  • 意味:作業・開発・プロセスなどにおいて『ゼロから、いちから、最初から』
  • 使い方:昔、屋外の徒競走レースで棒で地面を引っかいて(scratchして)描いたスタートラインから全員がスタートしなければならなかったことに由来しこの表現が『ゼロから』、『最初から』の意味で使われる。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

one on one (1対1)

one on one

  • 英語フレーズ one on one
  • 品詞:形容詞句、副詞句、名詞句
  • 意味1対1の、1対1で、1対1
  • 使い方:面談、面会、対戦など1対1で行う場合に使う表現です。one-on-oneとハイフンを間に入れる書き方も一般的。”接触”がコアな意味の前置詞onが間に入ることで、人を表すone同士が接触して=”直接1対1で”と言葉から意味が想像できる表現です。”ひとりずつ”・”ひとつずつ”の意味の"one by one"と混同しがちなので気をつけましょう。
  • 注意点one-to-oneもone-on-oneと意味が近いです。one-on-oneのほうが対戦・対峙など1対1の意味が強めのため相撲や空手などの対戦や真剣な面談・面接にはone-on-oneが通常使われます。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

going forward/moving forward (これから先)

going forward

  • 英語フレーズ going forward/moving forward
  • 品詞:副詞句
  • 意味これから先、今後未来は
  • 使い方:「前の方向に進みながら/前の方向に動かしながら」の直訳が示すように、「今後未来は」、「これから先は」の意味の決まり文句。副詞は英文のどこに置いても意味が変わらないので文頭にも文末にも使えます。実際にビジネス英会話で使われる割合ではmoving forwardよりgoing forwardのほうが多い印象。ライティングで意味を分かりやすくするには、文頭の場合には直後に、文末の場合は直前コンマをつける。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

at the end of the day (結局のところ)

at the end of the day

  • 英語フレーズ at the end of the day
  • 品詞:副詞句
  • 意味結局のところ、とどのつまり、結論として
  • 使い方:バッサリと切り落とすようなイメージで議論をまとめる際の決まり文句としてat the end of the dayを使う。1日の朝から夜までいろいろなことがあったが、結局その日の最後には・・・と締めくくるイメージ。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

likewise (同じく)

likewise

  • 英語フレーズLikewise
  • 品詞:副詞
  • 意味「私もです」「あなたも!」「同様です」
  • 使い方:相手から挨拶やお礼を言われた返答に「私も同様です」の意味でLikewise一言で便利に英会話で使えます。近い英語に”Me too.”や"You too"があります。しかし、"Thank you very much for yesterday's party."の返しに"Me too"や"You too"はイマイチ使えませんが、LIkewise!は使えるので覚えておくと英会話が楽になります。ただ、口数が少なくなりがちな点には要注意です。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

【形容詞編】ビジネス英語でよく出るフレーズ

ビジネス英会話によく出てくる形容詞の慣用句フレーズです

 

state-of-the-art (最高水準の)

state-of-the-art

  • 英語フレーズ state-of-the-art
  • 品詞:形容詞・名詞
  • 意味最高水準の(もの)もっとも洗練された(もの)、最先端の(もの)
  • 使い方:”芸術的領域”の日本語訳が示す通り、芸術を最高峰と捉えその領域までたどり着いた対象を高く称賛する言葉。ハイフンを間に入れることで一語の形容詞と明確にできる。物だけでなく人に対しても使われれる。
  • cutting-edgeとの違いstate-of-the-artと並んでよく出てくるのがcutting-edge。意味はいずれも『最先端の』。違いはstate-of-the-artは世の中で確立された物・慣習・サービスなどに対して使われるのに対して、cutting-edgeは、まだ確立されていないこれから確立に向かう)研究開発分野や出てきたばかりの最先端技術などに対して使われることが多め。このためstate-of-the-artには一定期間を経てそうなったニュアンスもあり、日本語訳は”最高水準の(もの)”が一番意味的に近いイメージ。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

better late than never (やらないよりマシ)

better late than never

  • 英語フレーズ better late than never
  • 品詞:形容詞句
  • 意味:(取りかかりや到着などが)遅れたとしても何もしないよりはまし
  • 使い方:”遅れる”と”やらない”を比較し前者のほうがマシの意味。周りの人から励ましや自己のポジティブ思考でこのセリフが聞かれる。good-better-bestの比較級を使い、late(遅れる)never(何もやらない)比較した構文。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

on the same page (共通認識で)

on the same page

  • 英語フレーズ on the same page
  • 品詞形容詞
  • 意味共通認識(をもつ)、同じ目標や考え(をもつ)、同じ目線(に立つ)、一枚岩
  • 使い方:複数のメンバ・組織・会社間で共通認識合意がとれた状態を示して、"We are on the same page."、We need to be on the same page.などのように使われる。反対に関係者の間で合意できない場合や意見がまとまらない際は、否定形でWe can't be on the same page. たくさんあるページの中で”同じページにいる”、”同じ部分を読んでいる”のイメージから。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

behind the scenes (内密の)

behind-the-scenes

  • 英語フレーズ behind-the-scenes
  • 品詞:形容詞句
  • 意味裏の世界の、内密の、黒幕の、陰で操る
  • 使い方:日本語でいうと黒幕という歌舞伎から生まれた言葉が英語のbehind-the-scenesです。直訳すると"部隊裏"。その意味の通り、目に見えているシーンの後ろ=裏側で行われる内密な動きのことを示す形容詞です。behind-the-sceneと単数形にしても同じ意味ですが通常複数形にしてscenesとします。使われることが少なめのbehind the curtainも同じ意味。

 

\例文・英英辞典の定義・言い換え表現/

 

【TOEIC文法問題によく出る】抑えておきたい30ルール

TOEIC試験のPart5の穴埋め30問は、大きく語彙問題と文法問題にわかれます。

 

TOEIC試験に頻出の文法ルールを以下の1記事にまとめています
TOEIC試験の頻出問題を"落とすともったいない"ポーズをしている女性
【取りこぼし厳禁】TOEIC Part5よく出る文法問題30パターンまとめ

  TOEIC Part5の30問は、大きく2つに分類できます。 語彙力を問う問題 文法知識を問う問題   語彙力を問う問題は、意味が異なり難解な英単語・熟語の選択肢が4つ並んでい ...

続きを見る

 

-TOEICスコアUPのコツ, 英語ミーティングで使う表現