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ビジネス英語 英語学習法・トピック

VERSANT対策|スコアを上げる勉強法と43点突破のコツ【海外赴任向け】

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「VERSANTの点数がなかなか上がらない」
「会社から海外赴任のためにスコアアップを求められた」
「TOEICは取れているのにVERSANTでは思ったほど点が出ない」

そんな人向けに、VERSANT対策とスコアを上げる勉強法をまとめました。

TOEICではそれなりに点が取れるのに、英語を聞いてすぐ話すVERSANTになると難しい……という人は珍しくありません。

VERSANTは、英単語や文法を「知っているか」だけを見る試験ではありません。

聞く → 理解する → 英文を組み立てる → 実際に口から出す

この処理を短時間で行えるかが試されます。

VERSANT対策の結論

① テスト形式に慣れる
↓
② 自分の弱点を特定する
↓
③ リスニング・瞬間英作文・シャドーイングを弱点別に行う
↓
④ Retell・Opinionで長く話す練習をする

特に海外赴任や英語を使う部署への異動が迫っている人は、ただ英会話を続けるより、「自分のスコアを止めている原因」を先に見つけるほうが効率的です。

 

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VERSANTを含め、現在の英語力の弱点をプロに分析してもらいたい人向け

 

VERSANT対策で最初に知っておきたいこと

この記事で扱うのは、企業の英語力測定などで使われるVersant by Pearson English Speaking and Listening Testです。

現在のテストは約20分40問。SpeakingとListeningを中心に、以下の6パートで構成されています。

Part 内容 問題数 主な能力
A 短い質問に答える 8 Listening
B 聞いた文を繰り返す 16 Listening / Speaking / Manner of Speaking
C 会話を聞いて質問に答える 6 Listening
D 短い話を聞いて質問に答える 6 Listening
E 聞いた話を自分の言葉で説明する 2 Listening / Speaking / Manner of Speaking
F 自分の意見を述べる 2 Speaking / Manner of Speaking

採点では総合スコアだけでなく、Speaking、Listening、Manner of Speakingなどが示されます。

つまりVERSANT対策では、単に英会話をするだけでなく、

  • 聞き取る
  • 意味を瞬時に処理する
  • 正しい英文を組み立てる
  • 自然な速度で発音する

という複数の能力を鍛える必要があります。

参考:Pearson「Versant by Pearson English Speaking and Listening Test Official Guide」

※Pearsonが販売する一部の新形式Practice Testでは37問と案内されています。受験するVERSANTの種類・提供形態によって問題数や所要時間が異なる場合があります。

 

VERSANT43点は海外赴任できるレベル?

VERSANT対策をしている社会人にとって気になる数字のひとつが、「43点」ではないでしょうか。

現在のVERSANTではGSE(Global Scale of English)10〜90点で評価されます。

GSE CEFRの目安 学習上のイメージ
10〜29 A1以下 基礎英語を固める段階
30〜42 A2 基本的なやり取りができる段階
43〜58 B1 自立した英語使用者への入口
59〜75 B2 より複雑な仕事上の会話にも対応
76〜 C1以上 高度な英語運用レベル

注意:43点=すべての会社の海外赴任合格点、ではありません。

海外赴任・昇進・社内選抜の基準は企業によって異なります。

ただし、現在のスコア体系では43点からCEFR B1に入るため、「まず43点を超える」は分かりやすい目標になります。

 

「海外赴任は47点」という情報もあるのはなぜ?

ネットでVERSANTを調べると、「海外赴任の目安は47点」という情報も出てきます。

これは間違いとは言い切れません。

2024年にVERSANTのスコア表示方法が変更されたためです。

以前は20〜80点の旧VERSANTスコアが使われ、過去の国内向け資料ではB1の47点以上を「海外赴任の目安」とした例がありました。

現在はGSE 10〜90に統一され、B1の入口は43点です。

ここを整理すると

旧スコアの記事 → 47点という数字が多い
現在のGSE → B1は43点から

会社からVERSANTの基準点を指定されている場合は、旧スコアなのか現在のGSEなのかも確認しておきましょう。

 

VERSANTのスコアが上がらない5つの原因

 

① 聞こえた英語を処理する速度が遅い

VERSANTでは問題を何度も聞き直せません。

さらに、聞いた直後に答える必要があります。

英文を日本語に訳してから答えを考えていると間に合いません。

必要なのは、

英語の音
↓
英語の意味
↓
英語で回答

という処理です。

リスニングに弱点を感じる人は、シャドーイングを取り入れる価値があります。

シャドーイングの正しいやり方と練習方法はこちら

私は仕事の英語力向上のためにシャドーイングを続けていますが、「音は聞こえたのに意味処理が追いつかない部分」と「そもそも音を正しく認識できていない部分」を分けて考えることが重要だと感じています。

実際に使ったシャドプラスのレビューはこちら

 

② 英文を作るのに時間がかかる

質問の意味は分かっている。

言いたいことも決まっている。

それでも英語が口から出ない。

このタイプは、知識不足というより英語を組み立てる速度がボトルネックになっている可能性があります。

そこで役立つのが瞬間英作文です。

私がオンライン英会話と瞬間英作文を組み合わせて練習した方法はこちら

 

③ 長い英文を記憶できない

Part BのRepeat Sentenceでは、英文を聞いたあと、その内容をそのまま再現します。

一語ずつ暗記しようとすると難しくなります。

英文を意味のかたまりで捉えます。

I was planning to attend the meeting / but my flight was delayed / because of bad weather.

↓

会議に参加予定だった / しかし飛行機が遅れた / 悪天候のため

このように意味のチャンクで記憶するほうが再現しやすくなります。

 

④ 発音より「止まりすぎ」が問題になっている

VERSANTではManner of Speakingも評価されます。

発音を完璧なネイティブ英語にする必要はありません。

それより、

  • 不自然に長く止まる
  • 単語ごとに区切る
  • 何度も言い直す
  • 極端に速く・遅く話す

といった話し方を減らすほうが重要です。

Pearson公式ガイドでも、通常の会話速度で明瞭に話し、過度な修正を避けるよう案内されています。

 

⑤ 問題形式そのものに慣れていない

英語力が同じでも、VERSANTを初めて受ける人と形式に慣れている人では結果に差が出やすいです。

本番前にはPearson公式のデモテストを一度経験しておきましょう。

Pearson公式Versantデモテスト

 

VERSANT対策|6パート別のスコアアップ方法

 

Part A:短い質問には短く答える

Part Aでは長く話す必要はありません。

聞かれたことに対して、単語または短いフレーズで即答します。

ポイント

質問を完全な日本語に訳そうとせず、「何を聞かれたか」を素早く判断する。

 

Part B:Repeat Sentenceは意味のかたまりで覚える

16問あり、VERSANT対策で重要なパートです。

音だけを機械的に覚えるより、英文の意味を理解しながらリピーティングしましょう。

おすすめ練習

① 英文を1回聞く
② 意味をイメージする
③ スクリプトを見ずに再現
④ 正解を確認
⑤ 同じリズム・イントネーションで再現

シャドーイングだけでなく、リピーティングを入れるのがポイントです。

 

Part C・D:5W1Hを拾う

会話や短い話を聞いたら、全部を暗記しようとしません。

Who / What / When / Where / Why / How

を意識します。

仕事の英語会議でも同じですが、細部を100%聞き取ろうとすると、一語を聞き逃した瞬間に後続まで分からなくなりがちです。

 

Part E:Retellは「誰が・何をした・結果」で話す

聞いた内容を30秒で言い直します。

完璧に再現しようとせず、次の型を使うと話しやすくなります。

Retellの基本型

① Who:誰の話か
② Situation:何が起きたか
③ Action:何をしたか
④ Result:結果どうなったか

 

Part F:OpinionはPREPで40秒話す

Opinion問題は、考えながら英語を話す必要があります。

ここで便利なのがPREPです。

P:Point 私は〜だと思います

R:Reason 理由は〜です

E:Example 例えば〜

P:Point したがって〜です

たとえば、

Do you think employees should work from home?

I think employees should be allowed to work from home.
The main reason is that they can use their time more efficiently.
For example, they don't need to spend two hours commuting every day.
So I think working from home can improve productivity.

難しい単語を使う必要はありません。

簡単な英語を止まらずに話すほうを優先します。

 

スコア別VERSANT対策

 

GSE30〜42:まず基礎文法と瞬間英作文

このゾーンでは、いきなり高度な英会話をするより、中学〜高校基礎レベルの文法・語彙を「使える状態」にすることが先です。

  • 中学英文法復習
  • 短い瞬間英作文
  • 音読
  • 短文リピーティング

 

GSE43〜58:リスニング処理とスピーキングの瞬発性を上げる

B1に入るこのゾーンでは、英語の基礎知識はある程度持っている人が増えます。

伸ばしたいのは知識量より処理速度です。

シャドーイング
+
リピーティング
+
瞬間英作文
+
Retell / Opinion

を組み合わせます。

 

GSE59以上:長く正確に話す能力を鍛える

B2以降では、簡単な受け答えだけでなく、理由や具体例を加えながら論理的に話す練習が重要です。

DMM英会話などでニュース教材のDiscussionを使うのもよい練習になります。

DMM英会話とNativeCampを5年以上使って比較した記事はこちら

 

VERSANT43点を狙う30日学習プラン

時間 トレーニング 目的
15分 シャドーイング 音声知覚・発音
15分 リピーティング Part B対策
10分 瞬間英作文 英文生成速度
10分 Retell Part E対策
10分 Opinion Part F対策

1日60分なら、このような配分です。

ただし、全員が同じメニューをする必要はありません。

リスニングが弱い人と、聞けるけれど話せない人では、同じVERSANT40点でもやるべきことが違います。

ここが独学の難しいところです。

 

VERSANT対策を独学するか英語コーチングを使うか

  独学 STRAIL プログリット
費用 低い 中〜高 高い
弱点分析 自分で行う 専門家が分析 専任コンサルタントが分析
学習管理 自分 自走型寄り 伴走型寄り
VERSANTとの相性 ○ ◎ ◎
向く人 自分で課題を特定できる 勉強はできるが方法に迷う 学習計画・継続まで管理してほしい

 

STRAILは「何を勉強すべきか分からない」人と相性がいい

STRAILは、ENGLISH COMPANYのメソッドをベースにした英語学習コンサルティングです。

現在のビジネス英語コースでは、週1回60分のコンサルティングで課題を分析し、学習プランを設計します。

公式サイトにはVERSANTのスコア改善事例も多数掲載されています。

  • 28 → 48
  • 36 → 52
  • 37 → 51
  • 53 → 74

もちろん個別の受講事例であり、同じ結果が保証されるわけではありません。

ただ、VERSANTで重要な「自分のどの処理がボトルネックになっているのか」を分析してもらえる点は相性がいいと感じます。

 

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プログリットは学習量と継続まで管理してほしい人向け

プログリットのビジネス英会話コースでは、個別カリキュラム、毎日の学習サポート、毎週の面談・テストに加え、VERSANTを測定に活用しています。

VERSANTの数字で成長を確認したい人には分かりやすい仕組みです。

 

 

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VERSANT対策なら最初に「弱点」を知る

VERSANTのスコアを上げるために、毎日英会話を1時間やればいい。

必ずしもそうとは限りません。

聞き取れない原因が音声知覚ならシャドーイング。

英文が出ないなら瞬間英作文。

長文を保持できないならリピーティング。

意見を長く話せないならPREPを使ったスピーキング。

原因によってトレーニングが変わります。

VERSANTスコアアップの順番

現在のスコアを測る
↓
Listening / Speakingの弱点を特定
↓
弱点に合う学習だけを増やす
↓
2〜4週間後に再測定
↓
学習方法を修正

海外赴任や異動の期限が迫っているほど、勉強時間を増やす前に「何をやらないか」まで決めることが重要です。

 

VERSANT対策についてよくある質問

 

VERSANT43点は高いですか?

現在のGSEでは43点からCEFR B1です。基礎段階を抜け、自立した英語使用者へ入るひとつの節目と考えられます。ただし、会社の海外赴任・昇進基準とは別です。

 

VERSANTはTOEIC何点に相当しますか?

測定している能力が異なるため、単純換算はおすすめしません。TOEIC L&Rが高得点でも、瞬時に英語を口から出す経験が少ない場合、VERSANTでは苦戦することがあります。

 

1ヶ月でVERSANTは上がりますか?

上がる可能性はありますが、スタート地点や学習時間、弱点によって大きく異なります。まず現在のスコアを取得し、2〜4週間単位で再測定するほうが学習方法を修正しやすいです。

 

VERSANT対策にシャドーイングは効果がありますか?

特にListeningやManner of Speakingに課題がある場合には有力なトレーニングです。ただし、英文を組み立てられない人は、シャドーイングだけでなく瞬間英作文やOpinion練習も必要です。

 

独学と英語コーチングはどちらがいいですか?

自分の弱点が分かっているなら独学でも進められます。一方、「なぜスコアが上がらないのか分からない」「海外赴任まで時間がない」という場合は、最初だけでも専門家に課題分析をしてもらう方法があります。

 

まとめ|VERSANTは「英語力」より先に「弱点」を特定する

VERSANT対策で大切なのは、問題集を大量に解くことだけではありません。

聞く → 理解 → 英文生成 → 発話

この流れのどこで処理が止まっているのかを見つけます。

現在43点未満なら、まずB1の入口である43点をひとつの目標にする。

43点を超えているなら59点以上のB2を次の目標として、より長く正確に話す練習を増やす。

このように現在地から逆算すると、VERSANT対策はかなり整理しやすくなります。

 

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