そんな風に感じて、英語を話すことから苦手意識がなかなか取れないことがありますよね。
そういうとき、僕はできる限り英会話の『間をつなげる英語表現』を覚えて『英語の言い換えテクニック』を使うようにしています。
そうすると限られた英単語の知識でも英会話ができるようになれることが実践を通じて分かりました。
この記事では、私が使っている英会話の間をつなげる3つの英語表現と言い換えテクニック8つを紹介します。
この記事を読むと分かること(After)
- 英語が頭から出てこないときの言い換えテクニック8つ
- 英会話で沈黙の間をつなげるお決まり表現
- 英会話も日本語会話も使うテクニックは同じであること
英会話で間をつなげる英語表現
英会話の最中、常に「何を話そうか」、「どういう英語表現が使えそうか」を必死で頭の中で探しています。
同時に、外国人が良く使う以下のような表現をまねして英語が出てこない間を埋めて沈黙を避けるようにしています。
自分が話す番のときは、これらの『間をつなげる表現』、下で紹介する『言い換えテクニック』、『自分でアウトプットできる英語』の3つのいずれかを使っています。
英語を話すときのイメージ
間をつなげる表現 + 言い換えテクニック + アウトプットできる英語 + 間をつなげる表現 + ・・・
① well/ let me see/ let's see(えーっと)
「えーーと」ですね。
難しい話題や”英語の語彙力が足りない”と感じるときは、発言の合間に"well/ let me see/ let's see"を使って埋めると考える時間を確保できます。
② you know/ right? (だよね)
自分の限られた語彙力で英語をなんとか話しながら、
”この説明で伝わったよね?”、
”分かってくれたよね?”
と半ば相手に助けを求めるような感じで使っています。
実際は、言いたいことの一部しか言えていないと自分で感じることも多いのですが。(苦笑)
でも、相手の外国人もたいてい自分の言おうとしていることを一生懸命理解しようとしてくれます。
なので、拾ってくれることが多いので安心して使っています。
③ I don't know how to say it in English(英語でなんて言えばいいのでしょう)
英会話の中で、ストレートに「自分が言いたい意味の英単語が分からない」と流れの中で相手に伝えることもあります。
"well"とか、"you know"と合わせて使うと自然な感じになりますね。
似たような表現に、"What should I say "もあります。
「自分が言いたい英語が何なのかが分からないので教えてください」と助けを求める感じになりますが、それで会話をつなげることができます。
その他の間をつなげる表現
「聞いているよ」の相槌
- I see.
- Ah-huh.(アーハー)
驚きや感動を伝える
- Really?
- Wow!
- Wonderful!
- That's great!
- Amazing!
- You are kidding/joking!
英語の言い換えテクニック(名詞・物・イベント)
次に具体的な言い換え表現です。
物やイベントなど名詞を言い換えるテクニックです。
① 別の物にたとえる("like~、close to~")
伝えたい対象物に似ているものや近いものを○○○に入れて、「~に似ている」と表現します。
昔、国語の授業で直喩法と習ったやつですね。
"It is like ○○○." (○○○のような)
”It is close to ○○○” (○○○に似ている)
たとえば、”ホタテ”の英単語が分からないときは、既に知っている意味の近い英単語”shell” (貝)をlikeにつなげて伝えます。
② 見た目・形・サイズで説明する
伝えたい対象物の英単語がドンずばで出てこないときに、見た目、形、サイズなどの特徴を並べます。
形、におい、音、触感、味など五感で感じる特徴を述べます。
- 見た目
形、色、大きさを手や指も使ってジェスチャー - 味 (sweet, bitter, spicy, hotなど)
- 音 (鳴きまね、擬態音
- 触感 柔らかい(soft)、固い(hard)
- 匂い (smells good/bad/smells like ~)
たとえば、ダイコンを英語でなんとか外国人に伝えたいとします。
「牛」を伝える場合には、鳴き声を交えて伝えることもできます。
連想ゲームやマジカルバナナと同じ要領ですね。(古っ~!^ ^;)
③ カテゴリ・分類で説明する(group of~、kind of~)
ほとんどの"もの"はカテゴリに分類されますね。
たとえば、キャベツは野菜です。パソコンは電気製品ですね。
アマゾンや楽天で買い物するときに、買いたいものをカテゴリから追うイメージです。
カテゴリの階層の上下にある物や名前を使って説明します。
このカテゴリを意識して伝えるときは以下の表現を使っています。
対象物の上位カテゴリの英単語が分かる場合
It is one of/a kind of/a group of 上位カテゴリ
対象物の下位カテゴリに属するものが分かる場合
It has 下位カテゴリ1, 下位カテゴリ2 and 下位カテゴリ3
たとえば、
・"キリン"を伝えるために動物の一種"a kind of animals"という表現で伝える
・"動物園"を相手に伝えるために知っている動物を挙げる。
④ 機能で説明する(have a function of~)
対象物の機能を説明する英単語を並べて会話を途切れないようにします。
たとえば、「扇風機」を伝えたい場合以下のような感じです。
⑤ イベントは5W1Hの情報で説明する
出来事やイベントを伝えるには、5W1Hに着目して情報を並べます。
- Where どこで
- When いつ
- Who 誰が
- What 何を
- Why なぜ
- How どのように
例:
来週の運動会( School athletic festival)のことを伝えたい場面
⑥ スマホでググって写真を見せる
最近はこれも使います。
どうしても即座に英語での言い換え方法が思いつかないときは、スマホで画像検索してそれを相手の外国人に見せます。
一目瞭然で伝わり、発する英語は減りますが、コミュニケーションの目的がすぐに果たせます。
- スマホで画像・写真を見せる
- 絵に描く
英語の言い換えテクニック(動詞・形容詞)
動詞や形容詞は物ではないため、意味的に近い別の英語を使うことで近い意味を伝える事ができます。
⑦ 意味が近い別の簡単な英単語を使う
たとえば、"おしゃれ"と英語で言いたいところを、代わりに"niceやbeautiful"で表現します。
”おしゃれ”により意味が近い英語表現は、cool, fashionable, sense of fashionあたりかもしれませんが、
即座に頭から出てこないときは、niceやbeautifulなどの簡単な英語で言い換えます。
黙っているよりマシです。
⑧ 対義語にnotを付ける
たとえば、「高価な」を英語で言いたいけど、とっさに頭から出てこず、代わりに"not cheap"で伝えます。
反対の意味の言葉を否定しただけでも、状況や文脈の中で相手に十分意味が伝わることも多いです。
まとめ(日本語では普通に使っているテクニックを英語でも実践!)
英会話におけるこれらの言い換えテクニックは、日本語の会話では意識せずいつも普通に使っています。
お互いの会話を途切らせずにメッセージのキャッチボールを自然と続けていますよね。
英会話でもそのまま同じことをやればいいんだと分かりました。
言語が英語にかわると「単語も文法も分からないから話せない」とつい決めつけてしまいがちです。
でも、「この人英語ペラペラだな」って感じる人も結局のところ、
- 間を切らさない
- 会話のキャッチボールを言い換えテクニックを使って続ける
これら二つのレベルが高いのだと思います。
頭から英単語が出てこなくても別の表現で言い換えることに集中すれば英会話は成り立つんですね。
別の記事に”英語のSpeakingとWritingの特性の違い”についてもまとめました。
SpeakingとWritingを比較し、”会話を切らさない英語表現が大切だと感じる理由の詳細を書いています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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