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【ディクテーションのやり方】ネイティブ英語が聞き取れない・わからない対策

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こんにちは、りゅーたです。

 

「いくらなんでも高校のときの英語の先生が話す英語とネイティブ英語は違いすぎるだろ。。。」

 

大学に入った後、しばらく経ってアイルランド人の先生と英会話する機会があって、さっぱりネイティブ英語が聞き取れなかったときにこう思ったのを鮮明に覚えています。

 

大学に入って英語を本格的に学習し始めて僕はすぐに壁にぶち当たりました。

 

ふりかえるに、僕にとっては、ディクテーション(英語の書き取り)がこの壁を打ち破る一番の特効薬だったと思います。

 

ディクテーションは、聴きとれる英単語と聴き取れない英単語を見える化する作業です。

 

地道な作業ですが、継続するとだんだん英語が聴きとれるようになりました。

 

そこで、ネイティブ英語が聞き取れない理由を自分なりに少し分析して、対策として自分自身が取り組んだディクテーションのやり方をまとめました。

 

この記事を読むと分かること(After)

  • ネイティブ英語が聞き取れない理由
  • リスニングUPのためのディクテーション(書き取り)の手順

 

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目次

 

ネイティブ英語が聞き取れない・わからない理由

 

日本人がネイティブ英語を聞きとりにくい、聞き取れない理由は3つあると思います。

 

理由①:日本語と英語の音素が異なる

英語の発音練習をしている日本人の子ども

 

音素は音の最小単位です。

 

英語の辞書を見ると発音記号がいろいろ出てきますよね。

 

母音の「あ」は日本語はひとつなのに。

 

英語には、「あ」に聞こえる音にも、/æ/, /ʌ/, /ɑ/, /ə/などの別々の音素があります。

 

例えば、以下のような違いです。

 

  • apple:  /æ/
  • study: /ʌ/
  • hot: /ɑ/
  • support: /ə/

 

英語には音素が、母音20、子音24の44個あると言われています。

 

一方日本語は、母音5、子音16、特殊音3の24個です。

 

英語の音素一覧(20母音+24子音=44音素)
 /iː/, /ɪ/, /e/, /æ/, /ʌ/, /ɑː/, /ɒ/, /ɔː/, /ʊ/, /uː/, /ɜː/, /ə/, /eɪ/, /aɪ/, /ɔɪ/, /əʊ/, /aʊ, ɑʊ/, /ɪə/, /eə/, /ʊə/; /p/, /b/, /t/, /d/, /k/, /g/, /ʧ/, /ʤ/, /f/, /v/, /θ/, /ð/, /s/, /z/, /ʃ/, /ʒ/, /h/, /m/, /n/, /ŋ/, /l/, /r/, /w/, /j/

日本語の音素一覧(5母音+16子音+3特殊音素=24音素)
 /a/, /i/, /u/, /e/, /o/; /j/, /w/; /k/, /s/, /c/, /t/, /n/, /h/, /m/, /r/, /g/, /ŋ/, /z/, /d/, /b/, /p/; /N/, /T/, /R/

慶応大学ユーザーブログより引用)

 

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理由②:日本語と英語の語調が異なる(英語は強弱、日本語は高低)

 

ネイティブ英語を聴いていると、

 

声もでかくてハイテンションだよな~

 

って正直、疲れるときが今になってもあります。

 

「英語を話すときは抑揚をつけろ」と大学時代に英語の先生から言われたこともあります。

 

「高低ではなく強弱だ」と。

 

慣れるまでは大げさなぐらい意識してそれをしないと、日本人相手には通じても、ネイティブ相手には英語が通じなかったです。

 

これはカラオケと同じなんじゃないですかと思っています。

 

歌が上手い・下手は、プロの歌手と同じように声が強く出せるかどうかのところがありますよね。

 

音程の高さや低さはずれてなくても、しっかりと声が出た強弱感がないと歌も上手くは聞こえない。

 

英語もネイティブの発音は、強くと弱くの差がしっかりしています。

 

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理由③:ネイティブ英語をインバウンドで聞く機会が少なすぎる

自宅でテレビを楽しむ外国の親子

 

日本で生活していると、ネイティブの英語を聴く機会が少ないですよね。

 

最近はネットでYouTubeや動画コンテンツの有料サービスもたくさんあります。

 

海外のニュースや映画・ドラマを見たいときに見られるようになりました。

 

ネイティブ英語の無料コンテンツや種類は、インターネットのおかげで爆発的に増えましたね。

 

でもこれって、自ら選ばないとダメなんですよね。

 

無料を含めネイティブコンテンツは増えたけど自ら選ばないとネイティブの英語に触れられない状況は昔から変わっていません。

 

海外の人たちが英語がうまいのは、育つ環境において、意識しなくてもネイティブ英語を聞ける機会・習慣が多く、生まれたときからネイティブ英語を耳にしているからだと思います。

 

分かりやすい日本との違いはテレビです。

 

海外に行けば、たいていネイティブ英語による放送をいつでも見ることができます。

 

日本では、それができません。

 

NHKのニュースなど一部は副音声で英語が聞けますが一部に過ぎません。

 

しかも、自ら選んで副音声にして聞かないとダメです。

 

ネイティブ英語に触れる絶対量が海外の人と日本人では全く違うし、日本人は少なすぎです。

 

日本語の音素やイントネーションで話された英語をいくら聞いてもネイティブ英語とは違います。

 

日本の学校の英語の授業では英語ができるようになれない理由はそこだと僕は思っています。

 

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ネイティブ英語を聞きとれるようになる対策(ディクテーション)

 

ネイティブ英語を聞く量が生まれたときから多ければよかったのですが、そうではありません。

 

なので、別の対策が必要ですね。

 

僕にとってはディクテーション(書き取り)がすべてでした。

 

なぜ英語の書き取りをしたのか、どのようにそれをやったのかを説明します。

 

僕は大学時代に英語コミュニケーションを専攻していました。

 

21歳のときに1か月間アメリカの語学学校へ行ったことがあります。

 

大学の英語専門の教授から、

 

英語を話せるようになるには、まず相手の英語を聴き取れないといけないよ。英語を聴き取れるようになるには、書き取り練習が一番力がつく方法だぞ。

 

とアドバイスをもらいました。

 

そのときは正直、半信半疑でした。

 

しかし、効果的なリスニングの勉強法も自分ではよく分からなかったので教授の言われたとおりにやってみたのです。

 

半年間、NHKのラジオ講座『上級基礎英語』を使ってディクテーションを毎日1~2時間実施したと思います。

 

最初のうちは、4-5回繰り返して聞いても聞き取れない部分がほとんどです。

 

しかし、ディクテーションを続けていくと、徐々に『聴き取りできる英単語』と『聴き取りできない英単語』の区別ができるようなります。

 

こうしてネイティブの英語が少しずつ聞き取れるようになれました。

 

TOEIC試験対策として人気の『スタディサプリ ENGLISH

利用してみた感想

◎おススメしたい人:外出時のスキマ時間などを使ってゲーム感覚でTOEIC模擬試験を1問単位で解きたい人(ディクテーションもできる
×おススメできない人:テキストブックでしっかりと机で集中して勉強したい人 → アルク通信講座 好きな時間に自分のペースで学習。TOEIC(R)テスト完全攻略600点コース

 

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英語ディクテーション(書き取り)のやり方

 

準備する物

 

ディクテーションに使うリスニング教材

 

おススメコンテンツ

  1. 短めのコンテンツ
  2. スクリプト付きのもの
  3. 繰り返し再生や10秒単位の戻し再生に対応しているもの

 

ディクテーションは、慣れるまではちょっととっつきにくく地道な作業です。

 

習慣化してしまえば大丈夫なのですが、最初のうちは短めの文からスタートしたほうが継続しやすいと思います。

 

このため、短めのコンテンツが良いです。



TOEIC用のリスニング教材
でもインターネット上のコンテンツでもなんでもいいと思います。

 

最初は無料のもので試してみるのが良さそうです。

 

TOEICリスニング対策が目的にある場合、ビジネスシーンのものを選んでおけば、リスニングする英単語がTOEICのテーマと重なり、より対策になりますね。

 

ディクテーションでは、書きとった後に英文スクリプトを確認する必要あるのでスクリプトがあるコンテンツを用意します。

 

また、何度も再生するので、繰り返し再生ができるコンテンツにします。

 

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ディクテーション(書き取り)におススメ無料教材

 

ディクテーションおススメ無料コンテンツ

英語の耳を作る!リスニング訓練(YouTube)

1文ずつ600文用意されています。Nativeが2回話した後、スクリプトが表示されます。1回目は男性で速め、2回目は女性で少し遅めです。

1文ずつ毎日10問からこのコンテンツで書き取り練習をスタートさせるとすごくいいです。

何よりも1文なので飽きにくいです。

僕も実際にこのコンテンツをすべて書き取りました。

1日10文、辞書で英単語や関連表現を調べたりする時間もあわせて約30分ぐらいです。

TALK English.com

30秒ほどの音声が34シーンあります。アメリカ人Nativeの英語です。34シーンは以下の流れです。

  1. Dialogueを聞く
  2. Questionに答える
  3. スクリプトを確認する

「2. Questionに答える」までをやって、スクリプトを見る前にディクテーションをするのが良いと思います。

 

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ノート・ペン(またはタイピングができるPC)

 

ディクテーションは、ノートに手書きでもPCでタイピングでもどちらでもいいと思います。

 

手書きで書きとる場合、ペンは2色(黒となど)を用意します。

 

聴き取れなかった単語を別の色で記載して、復習の際に分かりやすく振り返るためです。

 

英英辞典

英英辞典の1ページ

 

ディクテーションの中で、意味の分からない単語や用法が出てきたら辞書で調べます。

 

ネットでググって意味を確認することもありますが、やはり不十分なことがあります。

 

ネットの辞書は、辞書に比べると簡略化された説明しかない場合があります。

 

複数の意味を持つ単語の場合、よく使われる順に用法や例文が充実している辞書が良いです。

 

英英辞典なら、英単語の意味を基礎的な英語の説明で理解できるので語感を養う事ができます。

 

僕は、LongmanかOxfordの英英辞典を使っています。

 

調べた英単語は辞書にしるしをつけるようにしています。

 

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辞書にチェックする色の区別

  • ディクテーションできなかった単語
  • ディクテーションはできたけど、意味や用法を確認した単語

 

アプリ型の辞書を使うこともあります。色はつけられないですが、調べた単語を履歴に残る機能で時々見直すようにしています。

 

関連内容

※シャドテンの音源教材でディクテーションをやったら相乗効果がハンパなかったです

以下の記事で詳しく説明しています

【シャドテン恐るべし!】1日30分でここまで英語力の上達を実感できるとは

 

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ディクテーション(書き取り)の手順

 

次に僕が行うディクテーションの手順について説明します。

 

step
1
(スクリプトを見ずに)英文を一度再生し集中して聴く

 

文の意味を考えながら、一部の単語だけも聴き取れるよう集中して英語を聴きます。

 

一度に聞く長さは、最大でも1文単位です。「止める⇒書く」を繰り返し再生します。

 

一文が長めの文なら意味の単位や節で切ることもあります。

 

「ゼンゼン聞き取れないな」と感じたら、再生スピードを遅くすることもあります。

 

聴き取れないものを速いスピードで繰り返し再生しても嫌気がさすだけです。

 

step
聴きとった英語をノートに書き取る

 

聴き取った英語をノートに書き落とします。

 

部分的に聴き取れた英単語の羅列になることもあります。

 

よく聴き取れなかった場合でも意味がなんとなく分かった場合はそれに近い英語を自分で作文することもします。

 

勘で構わないのでその意味に近い英語をできる限り書くようにします。

 

聴きとれた内容が、「スペルが分からないけど、こんな感じの音の単語を話したな」というときもあります。

 

そういうときはカタカナでノートにメモします。

 

例えば、Dictationという英単語の音が聴きとれたけど、意味やスペルが分からないときは、「ディクテーション」とノートに書いておきます。

 

step
(スクリプトを見ずに)もう1度同じ英文を再生し、書き取れなかった部分に集中して聴き書き取る

 

STEP1と同様に集中して聴きます。

 

この時もまだスクリプトは見ません。

 

2~3回聴き取りを繰り返します。

 

それでも分からない場合、それ以上の聴き取りはできないと判断します。

 

step
スクリプトを確認し、聴き取れなかった英語の部分を赤色のペンでノートに書き写す

 

聴き取れなかった英単語は別の色のペンで書きます。

 

こうすることであとでノートを読み返して今の実力と比較できます。

 

英語の書き取り練習のやり方

had plenty of の部分が聴き取れなかった場合、赤色で書き後で分かるようにしておく

 

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step
5
聴き取れなかった英単語を辞書や参考書で調べる

 

聴き取れなかった英単語・英熟語・文法について辞書や参考書で確認します。

 

発音記号と意味の両方をチェックします。

 

step
6
最後にスクリプトを見ずに英文を聴き直す

 

1回目で聞き取れなかった英単語を特に意識しながら2-3回英文を聴き直します。

 

そして、スクリプトを見なくてもすべての英語が聴き取れるようになれたことを確認します。

 

このSTEP1からSTEP6を勉強時間の中でドンドン進めます。

 

この手順でディクテーションを継続していくことで、少しずつ聴き取れる英語が増えていくのが実感できるようになります。

 

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リスニングに重要なリエゾン(音の変化)

 

英語のリスニングには、リンキング、リダクション、フラッピングと呼ばれるリエゾン(音の変化)を学習しておくとリスニングの向上に役立ちます。

 

リンキング

 

子音の末尾の音と直後の母音の先頭の音が連結して違う発音になる現象

子音のなかで、/p/, /k/, /t/などの破裂音または/f/, /v/, /s/などの摩擦音の後に母音がくると、二つの英単語がつながって発音されるため単語の切れ目がわかりにくくなります。

 

ひとつの単語のように聞こえます。

 

”Lock out !”を例にすると、Nativeの英語が"ロック アウト!"と聞こえることはなく、"ロッカァウト!"って感じに聞こえます。

 

Lockの子音/k/とoutの母音/a/がつながって違う音になっています。

 

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リダクション

 

重なった子音の1つの発音が省略されて音が脱落する現象

 

単独の単語なら発音されるはずの音が、ほぼ聞こえないくらいの小さく弱い音になります。

 

全く発音されないわけではないのですが、この現象を知識として頭に入れてからリスニング力が向上しました

 

"Good guy"を例にすると、Nativeの英語は”グッガイ”とはならず、真ん中のはほぼ聞こえません。

 

”グッガイ”って感じに聞こえます。

 

Goodの最後の/d/が脱落してほぼ聞こえません。

 

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フラッピング

 

/t/の発音がラ、ダなどの音に変化する現象

 

Nativeの発音でWaterが”ワラ”、”ワラー”と/t/の部分がタではなくに聞こえることがあります。

 

フラッピング

  • 前後の母音に挟まれた/t/
  • 前が/r/後ろが母音に挟まれた/t/
  • 前の母音や/r/にアクセントがある
  • フラッピングが起きるのはアメリカ英語のみ(イギリス英語にフラッピングはない)

 

フラッピングの例:赤字箇所の母音にアクセントがある

 

letter ⇒ レ

 

Shut up ⇒ シャップ

 

got it ⇒ ガッッ!

 

これがフラッピングです。

 

その他のフラッピングの例:赤字箇所の母音にアクセントがある

 

letter ⇒ レ

 

Shut up ⇒ シャップ

 

got it ⇒ ガッッ!

 

これらを実際にNativeの発音で学べるYouTubeコンテンツは以下が良いと思います。

 

 

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ディクテーションによる英語力アップのイメージ

ディクテーションによりリスニングできる語彙力が増え、いずれスピーキングできる語彙につながっていく

 

日本の英語教育は、読み書きが中心のためReading”語彙”が頭の中に一番多いですね。

 

図の青い部分がそれに該当します。

 

聴き取ることができる”語彙”は赤字で表している"Listening"の部分です。

 

ディクテーションを通じて、この"Listening"の円を広げていくイメージを持つようにしています。

 

緑色の部分は"Speaking"に使える語彙力です。

 

継続して英語に触れることにより、Listeningできる語彙の中から一部がSpeakingできる語彙に徐々に変っていきます。

 

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まとめ(1日15分からディクテーションを始める)

 

聞き流しているだけでは、英語を聴きとれるようにはなれません。

 

ディクテーションにより聴き取れる英単語を増やして行く作業を継続します。

 

「聴き取りも理解もできなかった英単語」を「聴き取りも理解もできる英単語」に1語でも多く増やしていきます。

 

まずは、15分ぐらいの時間からディクテーションをやってみたら飽きが来ずに続けられるかもしれませんね。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

少しでも参考になればうれしいです。

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