中学の授業で英語の勉強をスタートしてからかれこれ20年、英語の学習法はいろいろと試してきました。
そんな自身の経験を振り返り、忙しい社会人や大人が英語を効率的に伸ばす勉強法はコレだ!
っていうのをまとめました。
以下の3点が軸です。
- 日々の学習継続を前提とする
- 英語力を成長させる順序(語彙力⇒リスニング力⇒スピーキング力)を重視する
- 自分の目で"時間帯効果"が高い教材を選ぶ
英語は適当に勉強していも伸びがイマイチですし、努力なしでペラペラに、なんてやっぱりないですよね。
この英語教育の業界にも息を吐くように軽いこと言う人も生息していますけど。
僕が一番言いたいのは、
『時間が限られている忙しい社会人や大人だからこそ、
- 自分がコレだ!と思った教材に絞って学習手順と計画を立てて日々学習を継続すること
- 英語力UPの”時間対効果”を高めること
- そのための必要経費は惜しまない
この3点です。
僕自身、この2点を意識して英語学習を継続することで、TOEIC試験で850点を下回ったことはありません。
実証済みです。
そして現在は自分が言いたいことを3000語ぐらいの英単語を使って、相手に伝えられるようになれています。
社会人の”時間対効果”を最大化させる英語の勉強法3手順
- 頻出英単語暗記 ⇒語彙力UP
- ディクテーション & シャドーイング ⇒リンスニング力UP
- オーバーラッピング & オンライン英会話 ⇒スピーキング力UP
+
TOEIC受験 ⇒成果測定
【統計情報】社会人は英語学習の時間がとれない!
まず、統計情報をサラッと。
社会人が英語学習の時間を十分に確保することが難しいことを示した客観的情報です。
【参考にした統計情報】
- 調査実施母体:リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所
- 調査目的:過去5年間で英語力を向上させた社会人500人の英語学習の実態と課題調査
- 対象:25 歳~ 54 歳の会社勤務、大卒以上 524 名
現在のTOEIC取得スコアが600点台、700点台、800点台の人別に以下の棒グラフの色で回答が分かれています。
統計情報①:1日あたり英語学習時間は30分
過去5年間で英語を伸ばした人が集中的に学習した期間の1週間の平均学習時間は3時間が一番多いです。
1日あたり約30分なんですね。
統計情報②:英語ができるようになるまでの学習時間は1000~3000時間
とはいっても、英語で十分にコミュニケーションができるようになれるまでに必要とした学習時間は1000時間~3000時間が最も多いです。
統計情報③:一番の悩みや課題は学習時間の確保
英語学習の問題点や悩みのトップは”学習時間”です。
これらの統計情報の要旨は以下の3点ですかね。
- 平均すると1日30分の英語勉強時間しかとれない社会人も多い
- 英語をマスタするまでに1000時間程度は最低必要
- 英語学習時間の確保が最大の悩み
ちなみに1日30分平均で1000時間の学習時間に到達するまでの日数を計算すると以下のようになりますね。
- 1日30分 1000 ÷ 0.5 = 2000日
- 1日60分 1000 ÷ 1 = 1000日
- 1日60分 1000 ÷ 1.5 = 667日
1日30分で"時間帯効果"を高めて英語を上達させる3つの手順
統計情報の要旨3点を前提とすると以下のような英語学習法が社会人には必要です。
要するに、勉強時間が少なくても時間帯効果を高める学習法を選びましょう!
ってことです。
大人の英語勉強法のポイント
- 英語学習の”時間帯効果”が高い学習法を選ぶ
- 英語学習に時間が十分に取れないので、あれこれ手を出さず、教材と勉強法は「コレだ!」と思えるものに絞る
- 時間帯効果を高めるのに役立つ教材・学習方法には必要な投資をする(時間をお金で買う)
具体的には、語彙力⇒リスニング力⇒スピーキング力の3つの手順で英語力を効率的に強化していきます。
手順1: 頻出英単語を覚える
1冊の英単語帳に絞って親友のように心をこめて付き合い、繰り返し頻出英単語を徹底して覚える!
「英語ニュースや学習教材で出てきた英単語がなかなか覚えられないんです」
もしかしてアナタもそうだったりします?
でもコレってちょっと注意です。
仕事や英会話であまり使いそうもない英単語なら優先度は低いので、忙しい大人や社会人が覚える必要はありません。
”英語ニュースやネットの英語記事に触れる中で意味の分からなかった英単語を都度覚える”、
こんなやり方は「非効率」ですのでやみくもに覚えようとするのはやめましょう。
使う頻度が高い英単語に集中して効率的に重要な英単語の知識を増やしていくのが大事です。
頻出英単語に絞って暗記する
その使う頻度が高い英単語の絞り込みの判断は、市販の英単語帳に任せるのが一番です。
英会話やTOEIC試験によく出る系のメジャーな市販の英単語帳の中から自分のレベル・好みに合うものを1冊用意します。
そして、その英単語帳は、すべての英単語を覚えられるまで親友のように付き合うつもりで選びましょう。
あっ、でも、早く英単語を覚えた方がいいので、ダラダラと長く時間をかけてその英単語帳と付き合うって意味ではないですよ。
英単語帳を1冊に絞るメリットは2点あります。
英単語帳を1冊に絞るメリット
- 分からない英単語が出てくる度に「これも覚えないとまずいのかな」と迷わなくて済む
- 覚えられたかどうかのチェックを行いやすい
TOEIC系を指標にしている英単語帳だと、700点、800点、900点とかいろいろレベルがありますよね。
選ぶにあたっては、以下の4点に注意して選ぶのがおススメです。
- 自分の現状よりワンランクか2ランク上
- 例文がしっかりしている
- 音声ファイル付属・ダウンロード可
- 掲載英単語のインデックス(目次)がある
そして、英単語を暗記する”タイミング”は大きく3つあります。
① 計画的に毎日英単語を数個ずつ覚える
② 英語教材などで意味の分からない英単語が出てきたとき
② TOEIC試験の受験直前に頻出単語を確認する
インデックス(目次)がある英単語帳を選ぶ理由は、②の英語に触れる中で意味が分からない単語が出てきたときに調べるためです。
そして、例文や音声がしっかりしている英単語帳を選ぶのは、暗記をしやすくするためです。
ちなみに僕は、10年前からアルク社の「聞いて覚える英単語キクタン」をずっと使っています。
同じ英単語帳を長く使うと「内容的に古くならないのかな」と思われるかもしれませんがさほど気にしなくていいと思っています。
TOEIC試験が扱う題材は昔から一貫性を重視しているため大きくは変わっていないので。
なので、浮気せず「コレだ!」と自分が選んだ英単語帳と心中するぐらいのつもりですべての英単語を繰り返し覚えるのがいいと思います。
出版社は販売量を増やすために定期的に教材を刷新しますが、一冊自分が決めたものを用意した後は気にする必要なしですね。
1冊にこだわることで愛着も沸くし英語の上達を一緒に歩むパートナーのような感覚が持てますよ。
「一流のプロスポーツ選手は道具を大事にする」
これと同じです。
そして、すべての英単語を覚えたらワンランクレベルを上げた別の単語帳を追加しましょう。
英単語帳を選ぶにあたっては、以下のサイトの情報が参考になりそうなので、リンクを貼りました。
\アマゾンで自分なりの英単語帳を探す/
英単語帳を使うタイミング① 計画的に毎日覚える
僕の場合は、
『1日5単語まで』
を覚える数の最低限の目安にしています。
これは、英単語帳の1ページ目の英単語No1~No5までという意味ではありませんよ。
”意味の分からない英単語が5つに到達するまで”という意味です。
たとえばNo1の英単語からスタートして、No8の英単語が5番目の分からない英単語なら、その日に勉強するのはNo8までです。
例:英単語帳で1日に覚える英単語数
- No1. 覚えていた
- No.2 覚えていなかった
- No.3 覚えていなかった
- No.4 覚えていた
- No.5 覚えていなかった
- No.6 覚えていなかった
- No.7 覚えていた
- No.8 覚えていなかった
このため、1冊の英単語を覚えるのにどれぐらいの時間がかかるかは、自分の現状レベルや割く時間によります。
いずれにせよ、毎日継続させるには、1日5単語ぐらいを上限にしておいたほうが無理なくできますよね。
英単語帳を使うタイミング② 英語に触れる中で意味の分からない英単語が出てきた
仕事、英語ニュース、ネット英語記事、YouTubeなど、英語コンテンツに触れるなかで意味の分からない英単語が出てきたときにも英単語帳を使います。
1冊に絞った自分の英単語帳のインデックスや目次で、その英単語が掲載されているかを確認します。
そして、
- 載っている場合:問答無用で覚える!
- 載っていない場合:意味を辞書で確認する or 何もせずスルー
というやり方をとっています。
もちろん、載っていなくても覚えてもいいのですが、覚えるべき英単語は1冊に絞ることで成果を把握しやすいですよね。
余裕があるときは、英英辞典を使って意味も確認します。
英英辞典を使うのは語感が育つような感覚を持てるから、なんだかんだ言ってやっぱり大事です。
特にLongman英英辞典は、英単語の解説が初級から中級レベルの2000語以下の英単語で解説されていて、英単語の意味のイメージがつかみやすい。
それから英英辞典を用意するときは、アプリではなく紙の辞書を用意したほうが頭によく入ります。
そして、調べる度にその英単語をペンでチェックしておくことで使い込んでる感も出てきて愛着がわいてきます。
持っていない人は、家に1冊、アマゾンで買っておきましょう。
英単語帳を使うタイミング③ TOEIC試験の受験直前に確認するとき
TOEIC試験を受ける1カ月ぐらい前から、英単語帳で記憶をチェックします。
”詰め込み”ですね。
TOEIC試験は語彙力次第のところがあるため、時間の許す限り余裕をもって早めに英単語帳の復習に時間を割きます。
英単語の覚え方:五感をフル活用して記憶!
英単語を覚えるには、目を通すだけでは頭への定着が悪いので、見て、聴いて、書いて、声に出して、例文のシーンを想像して、英英辞典で調べるなど、できるだけ五感をフル活用し脳への刺激を増やして頭に定着させます。
最近はこれに加えて、#英語学習のハッシュタグで覚えた英単語をツイートすることもありますよ。
これも自分が覚えやすくするための工夫です。
手順2: ディクテーションとシャドーイングで聴きとれない英単語を"見える化"する
ディクテーション
ディクテーションとは、聞こえた英語を書き取る練習です。
英語は、聞き流すだけではなかなか聴きとれるようにはなれませんよね。
聞こえた英語をノートに書いてみることで、耳が認識できる英単語と認識できない英単語をハッキリさせることができます。
これがディクテーションの効果です。
特に、なんとなく聞こえた英語の意味は理解できたけれど、英語を書とることができなかったときがリスニングが伸びる大チャンスですよ。
これ、ホントです。
聴き取れない英単語を見つけてひとつひとつ潰していく
ディクテーションの実施にあたっては、難しい語彙が多く含まれていたり、長いリスニング教材をいきなり使うとモチベーションが続きませんので要注意です。
1文の易しめの英文からスタートするぐらいがおススメです。
たとえば、YouTubeにある以下のようなディクテーション教材がいいです。
無料で使えますし。
英文の長さ:1文
コンテンツ量:No.1 ~ No.600までの600文
コンテンツの流れ
① Native男性が1文の英文を普通のスピードで2回読み上げる(テキスト表示なし)
② Native女性が同じ英文をややゆっくり目に1回読み上げる(テキスト表示有り)
もしまだディクテーションを試したことがなければ、ぜひこのコンテンツを使って試してみてください。
騙されたと思ってホントに一度、白い紙を用意してやってみてください。
やり方を書きます。
①のNative男性英語を聞いた直後に再生を一時停止して、聞こえた英語をノートかPCのタイピングで何も見ずに書いてみます。
一度で聴きとれなければ、数秒戻して何度かトライします。
そして②で、はじめてテキストを確認し、聴き取れなかった単語をハッキリさせます。
聴き取れないことがハッキリした英単語がもし覚えていなかった英単語ならば、手順1で紹介したように自分の英単語帳のインデックスにあるかどうかを確認します。
このディクテーション作業を1日5英文、1週間続けてやってみるだけでもゼンゼン違いますよ。
英語の感覚が身につくのを感じられるはずです。
ディクテーションの詳細手順は以下の記事に紹介しています。
ディクテーションの詳細手順
また、頻繁にCMが流れるリクルート社の「スタディサプリTOEICコース」でも、TOEIC教材を聞いてスマホでタイピングするディクテーション機能が標準で使えます。
これも実際にやってみましたが、仕事や外出中の合間の短い時間を使ってディクテーションができます。
忙しい社会人が外出の合間に1問だけディクテーションする、
そういう使い方もできるので時間の有効活用に活躍してくれます。
シャドーイング練習
シャドーイング練習は、Native音源を聞きながら2~3語遅れて発声する練習です。
2-3語先を行くNativeの音源を常に追いかけるので別名、ストーカー練習です。
シャドーイング練習の手順
- 自分のレベルにあった速度の1分弱のNative音源とそのスクリプトを用意する
- 数回聴いてみる
- 和訳を確認し分からない語彙や文法は調べて内容を理解する
- 英語スクリプトを見ながら何回か音読練習をする
- スクリプトを見ずにNative音源から2~3語遅れて発声できるまで何度も繰り返し練習する
「シャドテン」というアプリを使ってシャドーイング練習を効率的に実施できるアプリをレビューした記事も書いています。
このアプリは利用料は高めですが、以下の2点のメリットがあり、時間を節約して英語学習をするのに役立ちました。
- 自分のレベルにあった適切な教材と再生アプリを、時間をかけて探さなくてもすぐ手に入る
- 自分の発音の添削が毎日受けられ、独学では気づけない発音の矯正箇所を教えてもらえる
自分の英語力UPに投資する余裕がある忙しい社会人におススメです。
教材選びや繰り返し再生の操作など、英語の勉強とは直接関係ない部分にかかる時間を大幅に削減してくれます。
手順3:オーバーラッピング練習とオンライン英会話でスピーキング力をUPさせる
実際の英語アウトプット練習を通じて話せる語彙を増やす
手順3では、口からの英語のアウトプットを増やすことを意識します。
実際にどんどん英語をしゃべって話せる語彙を増やしていきます。
オーバーラッピング練習は、発音力をアップさせるのに役立ちます。
先に書いたシャドーイング練習よりは簡単です。
Native音源に合わせてカラオケのように発音練習するだけですので。
そのやり方を説明します。
オーバーラッピング練習
オーバーラッピング練習は、Native音源とタイミングを合わせて発声する発音練習です。
好きな歌は、歌手の声に合わせて、歌を口ずさみますよね。
あんな感じでNativeの音源とシンクロさせるイメージで発声練習をするのがオーバーラッピング練習です。
具体的には以下の流れで練習します。
オーバーラッピング練習の手順
- スクリプト付きで1分程度の長さのNative英語コンテンツを用意する
- 数回聴く
- 和訳を確認し分からない語彙や文法は調べて内容を理解する
- 英語スクリプトを見ながら声に出して音読して練習をする
- Native音源とタイミングを合わせて一緒に音読する
参考動画
Nativeの英語の特徴を理解するのに役立つ動画
オンライン英会話スクールで1~3カ月間レッスンを受ける
上達させた語彙・リスニング力・発音を実践の場でアウトプットする
語彙もある程度増やしてリスニングも以前よりできるようになってきたら、オンライン英会話で自分の実力を試しつつ、スピーキング力を伸ばしていきます。
”実践練習”です。
マンツーマンオンライン英会話で外国人の先生にリスニングとスピーキングの相手役になってもらいます。
英語はアウトプットする量を増やすことで最終的に上達していきます。
多くのオンライン英会話スクールは1回のレッスンは25分が6500円程度の月額費用で済むので、実践練習の機会を気軽に持つことができます。
まずは1週間の無料体験で試した後、良さそうならそのまま1~3カ月間続けて毎日実践練習をしてみましょう。
そして、
「思うようにまだ英語を話せないな」
と感じたら、手順1と手順2の語彙とリスニングを強化する英語学習やオーバーラッピングの比重をもっと増やします。
それから、「オンライン英会話やっても英語なんか話せるようにならない」って言ってる人がいますが僕はそうは思いません。
伸びない人は、レッスンの復習をしてない人です。
オンライン英会話は、英語コミュニケーションの"場"に過ぎないので、ただ受けてるだけなら確かになかなか伸びないでしょう。
でも、言いたいと思ったことが英語で言えなかった部分をレッスン後に確認しメモする作業を繰り返していけば、確実に英語のアウトプット力は伸びますよ。
詳細は、別記事に書いています。
(オンライン英会話のメジャーな3社を含めたオンライン英会話の選び方)
【好発進!】オンライン英会話はどこがいい?3年7社受講者のおススメ
また、スピーキングの上達の過程においては、伸び悩みが起きます。
Nativeの早いスピードの英語リスニングがある程度できるようになれた頃に脳がそれに満足して、頭の中でスピーキングへの切り替え処理が一時的にうまく働かなくなることがあります。
この事象と対策は、以下の記事でまとめています。
>>【英会話は中級で一度伸び悩む!】原因は脳の"誤作動"だった・・・
締め: TOEIC試験で上達を測定する
手順1~3を実施した後に成果測定としてTOEIC受験をしましょう。
なんだかんだ言って、定量的に成果を把握するのが一番分かりやすいですよね。
点数がアップしていると、英語学習のさらなるモチベーションアップにつながりますしね。
できることなら、できれば英語の勉強に本格的に取り組む前にも現状把握としてTOEIC受験しておくと良いです。
>>TOEIC受験申込公式ホームページでTOEIC試験日程を確認する
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まとめ:とにかく勉強時間を確保する(継続が肝!)
というわけで、今回は、英語学習にあまり時間がとれない環境でも効率的に英語を伸ばす勉強の手順をまとめました。
手順の1~3をワンセットとして、3か月~6カ月ぐらいの期間、まずは毎日30分でも1時間でも、英語の勉強に時間を割きましょう。
そうすると着実に英語力が伸びていくのを実感できます。
そして、そのワンセットを継続して繰り返していくことが重要だと思います。
言葉なので誰にだってできるようになれます。
頭が良い悪いの話ではありませんよね。
ただ、本気でやるか、やらないか。
今日からやるのか、やらないのか?
それだけのことです。
では、また。
- 頻出英単語を覚える
- ディクテーションとシャドーイングで聴きとれない英単語を"見える化"する
- オーバーラッピング練習とオンライン英会話スクールで英語のアウトプットを増やす
+TOEIC試験で上達を測定する