ここ1年、DMM英会話、レアジョブ英会話、スパトレ英会話などを休会月を挟みながらローテーションして受講してきました。
仕事で英語を使う必要があり、ビジネスシーンで英語を上手く使えるようになるためです。
上記3社のオンライン英会話は、基本メニューの月額費用が4,900円~6,480円とオンライン英会話の中では低~中の価格帯。
決して悪いわけではないのですが、「もっとビジネス英語に特化して学んでみたい」と感じ、値段がワンランク上のBizmates(ビズメイツ)を受講しました。
Bizmates(ビズメイツ)は月額13,200円~と高め。
「この値段の差はどこにあるのか」
Bizmatesを検討する際に気になりますよね。
自分の目で確認した感想を、低価格のオンライン英会話との違いを比較しながらレポートします。
結論からです。
Bizmatesと低・中価格のオンライン英会話との違い・比較
- マンツーマンでレッスンを受ける度に講師の質の高さから得られる刺激があり、ビジネス英語力の向上と仕事のやる気アップのWの効果が得られる
- 講師はビジネスシーンに慣れておりビジネス英語の指導力が高い
- 身だしなみもフォーマルなので、レッスン受講に真剣さが増す
- レッスン生が話す英語のCorrection(訂正)ではなくRefine(洗練)に重きを置いている
- オプションのBizmates Coachingで低価格で専任コンサルタントを活用できる
Bizmatesをひとことで言うと
仕事の場面でそのまま生かせる英語表現やコミュニケーションのとりかたをプライベートコーチが教えてくれ、レッスンを受けるとピリッと引き締まるオンライン英会話
- 自分の仕事の場面に置き換えて説明するレッスン
- 英文法・語法観点からのCorrection(訂正)でなく、「もっとこう言ったほうがビジネスがうまく回る」というRefine(洗練)
- 実際に自分が仕事で行うプレゼンテーションのスクリプトを経験豊富な講師に相談できるレッスン
- 芸術・文化・人の優しさなどをテーマとし、人間性が向上されるディスカッション
こういう質の高いレッスンが受けられます。
Bizmatesがフィットする人
- 仕事で実際に英語を使っており、ビジネス英語力を向上させたい意欲がある人
- ビジネス英語に詳しい講師陣から英語を学びたい人(中級者、上級者)
- 自分の仕事でプレゼンテーション、ミーティング、メール対応などの対応を控え、その準備として講師に相談したい人
- 仕事の一場面にいるかのような自然と気合が入る上質な雰囲気でレッスンを受けたい人
Bizmatesがフィットしない人
- 英語初心者。カンタンなやりとりや挨拶表現からしっかりマスターしたいと思っている人
- 仕事で英語を使う機会がほとんどない人
- 値段の安いオンライン英会話から始めてみたい人
ビズメイツを受講した人
ビズメイツについて詳しく説明します!
無料体験にはクレカ登録不要
オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)サービス概要
ビズメイツ(Bizmates)
項目 | 毎日25分×1レッスン |
月額料金 | 税込13,200円(会員登録3日以内の申込で初月50%off) |
トレーニング(レッスン)回数 | 1日1回 |
トレーニング(レッスン)受講可能時間 | 5:00-25:00(5分前まで予約可・30分前までキャンセル可) |
無料体験 | 1回 |
無料体験登録に必要な情報 | Skypeまたはブラウザ |
講師の国籍 | フィリピン人 |
トレーニング(レッスン)を受けるツール | PC・タブレット・スマホ |
対応教材 | ビジネス英語が中心・4つのコースでシーンごとに多数 |
※レッスンメニュー、教材、料金などの詳細は、Bizmates(ビズメイツ)の公式HPで確認できます。
会社概要
社名: ビスメイツ株式会社 (Bizmates,inc.)
所在地: 東京都千代田区神田須田町1-7-9 VORT秋葉原maxim 10階
代表者: 代表取締役 鈴木 伸明
設立: 2012年7月3日
事業内容:
- インターネットを利用した語学教授 及びビジネスに関する教育事業
- 海外研修事業
- 外国人IT人材の転職支援に特化した人材紹介事業
3日以内の申込で初月料金50%off
Bizmates Coaching (ビズメイツコーチング)
オンライン英会話のオプションサービスにBizmates Coachingがあります。(月19,800円)
専任コンサルタントから学習の目標設定、進捗管理、自己学習アドバイスなどの月4回のコンサルティング受領が可能です。
詳細は、上記のYouTubeを見るとよく分かります。
または、Bizmates(ビズメイツ)の公式HPに詳しい情報が載っています。
Bizmates(ビズメイツ)で感じた低価格のオンライン英会話との違い・比較
低価格のオンライン英会話との違いについて感じたことを具体的にまとめました。
違い① レッスン生の英語のCorrection(訂正)だけでなくRefine(洗練)に重きを置いている
多くの講師がビジネス実務に関する経験と知識をしっかりと持っているので、実際の自分の仕事にそのまま役立ちそうなコミュニケーションの取り方のアドバイスをしてくれます。
例をあげるとこんなレッスンが受けられます。
レッスンシーン
講師:
回答: I work in 〇〇〇 company and I do sales.
このようなシーンにおいてBizmatesでは、講師から2点のアドバイスをもらえます。
1点目:Correction(訂正)観点のアドバイス
2点目:Refine(洗練)観点のアドバイス
1点目のCorrectionはビズメイツでなくても、他のオンライン英会話でアドバイスをもらえます。
しかし、2点目のRefineは、ビズメイツならではです。
しかも、Bizmatesの講師は、その指摘が早いのとビジネス場面に沿った言い方の例を多く丁寧に教えてくれます。
Twitterのコメントにもありましたが初心者を含む多くの人が「教え方が丁寧」と口コミしてます。(記事最下部)
Bizmatesから確認した情報①
質問:講師がレッスン生の英語をRefineするという意識付け、
Bizmates社回答:BizmatesではQuality Assurance部門(QA部門)というものがあり、QAの部門ではトレーナーのQualityを上げるための行動
補足:Bizmatesならではの"レッスンの型"と自分の仕事にすぐに生かせるレッスン内容
ビズメイツには、レッスンの流れとして『SEE ⇒ TRY ⇒ ACT』の基本の型があります。
ビジネス相手をランチに誘う例で紹介すると、こんな感じです。
step
1SEE
Example:ビジネスシーンの一般的な英会話の例文を確認する
「ランチ一緒に行きますか?」と相手を誘う。
Bizmates Style:よりコミュニケーションを円滑に進めるための英会話の流れを確認する
「誰々と誰々と一緒にイタリアンを食べにランチにいくのだけどあなたはご飯済ませた?」と誘う前にまず聞くことを推奨。
⇒関係が浅いビジネス相手に気をつかいながら、英語でランチへ誘うセリフをレッスンで理解できる。
step
2TRY
SEEで確認したBizmates Styleのダイアローグを内容を変えて練習する。
ランチの代わりに「イベント」、「ゴルフ」、「飲み会」におきかえて、講師を相手に英語で相手を誘う実践練習。
step
3ACT
自分の実際の仕事におきかえて、SEEやTRYで確認した英語表現の練習をする
自分のビジネス相手を何かに誘う場面を考え、そのシーンで再度ダイアローグの練習
このように、レッスンの流れとしての『SEE ⇒ TRY ⇒ ACT』の基本の型とビジネスでよりうまく事が進む言葉の選び方の紹介は低価格のオンライン英会話にはない特徴と感じました。
自分の仕事に置き換えて、実際に使いそうなシーンをイメージしながら英会話の練習できるので仕事ですぐにレッスンの成果を出しやすいです。
オンラインで学ぶ「高品質」ビジネス英会話 Bizmates(ビズメイツ)
違い② 仕事で実際に使う英語のアドバイスがもらえる(Other Programs & Assist Lesson)
Bizmatesには4つのレッスンがあります。
たとえば、Other Programsのプレゼンテーションで効果的なプレゼンターのふるまいを学べます。
また、Assist Lessonを選べば、自分の仕事のプレゼンテーション、資料説明、英語面接のリハーサルなどの個別のニーズに対して、アドバイスをもらうこともできますよ。
特に、数週間後に自分が行うプレゼンテーション、英語会議、面接などが控えており、その不安があるときは利用すると効果が高いです。
プレゼンの練習を例にすると、
レッスン前
- プレゼン資料と説明スクリプトの準備(レッスン前)
Bizmatesレッスン
- 実際に英語で準備したスクリプトを説明してみる(読んでもOK)
- ビジネス英語に強い講師から改善のアドバイスをもらう
レッスン後
- スクリプトのブラッシュアップ⇒次回のレッスンで再度説明
このような便利な使い方がBizmatesはできますよ。
Bizmatesから確認した情報②
質問:今は英語を使う仕事に就いていなくても、
Bizmates社回答:はい、これは問題ないです。
補足:質が分からないNativeより優秀なフィリピン人講師がいるオンライン英会話を選ぶべき
少しそれますが、
「Bizmatesの月額料金なら低価格のオンライン英会話にオプションをつけてNative講師の授業を受けたほうがいいのかも」
Bizmatesのレッスンを受ける前までは、この点を悩んでいました。
けれど、レッスンを受けるとこの迷いが解消されました。
そもそも、ビジネス英語に講師の国籍は関係ありません。
安いオンライン英会話のオプションでNative講師にしても教材は市販教材やフリートークが中心。
講師にビジネス経験があるとも限らないです。
そして、質がよく分からないNatvie講師よりビジネス英語のレベルの高いBizmatesのフィリピン人講師を選んだ方が絶対良いと今は思っています。
Bizmatesに在籍しているようなレベルが高い講師は、発音もなまりがなくきれいですよ。
それに加えて、同じアジア人としての親和性、フィリピン人の優しい国民性、日本と時差が1時間。
日本人が英語を学ぶのに、これらはすべてプラスです。
フィリピン人講師の特徴の詳細については、こちらの記事でもまとめています。
違い③ 講師の質の高さが仕事にもいい影響をもたらす
仕事をしていると、すごくできる人に出会ったときにすごくいい刺激をもらえることがありますよね。
Bizmatesの講師にはそういう雰囲気を持った人がいます。
英語講師としてすごくできる人。
オンラインでも、そういう人とマンツーマンで対面できると自分の仕事にも良い影響がありますね。
実際の仕事の場面で「あの講師だったら、ここでうまく英語でスマートに対応するのだろうなぁ」と思うことがよくあります。
補足:身だしなみや印象がビジネスフォーマルなため受講に真剣さが増す
低価格のオンライン英会話と違って、講師はフォーマルな服を着用しています。
講師検索の画面で予約可能な講師が表示される際も写真はすべてビジネススタイルの格好。
レッスンにフォーマル、ビジネスの雰囲気があり、自然と真剣さが増しますよ。
長く続けると慣れていくものではありますが、レッスンの雰囲気に上質感がありますね。
Bizmates(ビズメイツ)の注意点・デメリット
値段が高い
フィリピン人講師中心のオンライン英会話に比べると値段は2倍です。(初めての場合初月半額は適用できますが、DMM英会話やレアジョブ英会話も同様に初月半額)
値段重視でオンライン英会話を初めて見たい人なら最初は選択肢から外した方がいいかもしれません。
ただ、DMM英会話、レアジョブ英会話、ネイティブキャンプのすべてを受講した経験から比較すると、これら3社にないビズメイツの特徴は以下3点を感じました。
- CorrectionよりRefine重視
- Assist Lessenで自分の具体的な仕事の英語説明そ相談できる
- ビジネス英語の面からみて、講師の質が全体的に高い(ビジネス経験、発音、ビジネス面からのアドバイス力、身だしなみ)
「まずは英語を話す基礎力をつけたい人」にはRefineアドバイスは飲み込めないかも
Refine面からのアドバイスは、ビジネス場面で役立ちます。
選ぶ言葉・表現において、できるだけネガティブな印象を相手に与えないようアドバイスをもらえます。
しかし、英語を学びたての初心者にとっては、これが混乱となる場合もあると思いました。
「まずは頭で考えている意味を英語で伝える」
そこまでの目標であれば、「Refineはまだ早い」と思いました。
英会話でも日本語でも、会話において相手が感じる印象を決めるのは選ぶ言葉だけではありません。
以下のような要素も重要ですよね。
選ぶ表現以外で相手に与える印象
- 性格
- その場の状況
- 自分の英語レベルを相手が知っているか
- 話す内容の緊急度・重要性
そう考えると、まずは英会話に慣れたい初心者にとっては、Refineアドバイスをうまく飲み込めないこともありそうだと思いました。
日常英会話や異文化体感が一番の目的ならやめておく
ビズメイツはビジネス英語に特化したオンライン英会話です。
講師もフィリピン人のみ。
「いろいろな国のいろいろなバックグラウンドの講師と日替わりで趣味をテーマにフリートークで交流を楽しみながら英会話を学びたい」
そういう目的を持った人にとっては、ビズメイツは合わないです。
DMM英会話やレアジョブ英会話 のほうが値段も安くて目的に合致しています。
特徴が近いレアジョブ英会話『ビジネス英会話コース』との比較
Bizmatesはレアジョブ英会話の『ビジネス英語コース』と特徴が似ています。
受講前に比較しました。
項目 | ビズメイツ(Bizmates) | レアジョブ英会話『ビジネス英会話コース』 |
プラン | 毎日25分×1レッスン | 毎日25分×1レッスン |
月額料金 | 税込13,200円(会員登録後3日以内の申込で初月50%off) | 税込10,780円(会員登録後7日以内の申込で初月50%off) |
トレーニング(レッスン)回数 | 1日1回 | 1日1回 |
トレーニング(レッスン)受講可能時間 | 5:00-25:00(5分前まで予約可・30分前までキャンセル可) | 6:00-25:00(5分前まで予約可・30分前までキャンセル可) |
無料体験 | 1回 ※クレジットカード不要 | 2回(7日以内) ※クレジットカード不要 |
無料体験登録に必要な情報 | Skypeまたはブラウザ | ブラウザ |
講師の国籍 | フィリピン人 | フィリピン人 |
トレーニング(レッスン)を受けるツール | PC・タブレット・スマホ | PC・タブレット・スマホ |
対応教材 | ビジネス英会話・4つのコースでシーンごとに多数 | ビジネス英会話・NHKビジネス講座など多数 |
ビズメイツの方が2000円程度高いですが、YouTubeでBizmatesの取締役伊藤日加さんが自ら行う数々のプレゼン力の高さに魅力を感じて選びました。
一方で、レアジョブ英会話は、オンライン英会話の老舗です。
大手3社(他の2社はDMM英会話、ネイティブキャンプ)の中でも一番ビジネス英会話に力を入れている会社ですよね。
日常会話コースは過去に受けていますが、スパルタ系の男性講師が結構いました。
このため、レアジョブ英会話のビジネスコースの指導力も高いでしょう。
ビシビシと英語を指摘してもらいながら、上達を望む人にはレアジョブを試した方がいいのかもしれません。
選択を迷う場合、ひとまずビズメイツかレアジョブの無料体験から試してまず2-3か月やってみる。
そして、休憩を入れたいと思えば休会もはさみ、もう一方へのスイッチを検討してみる。
そんな流れを想定しておけば軌道修正がカンタンにできます。
2社とも休会金/退会金は不要なので月単位でのスイッチ障壁は小さいです。(月額費用の日割り計算はない)
ただ、注意点としてレアジョブ英会話の無料体験では「ビジネス英会話コース」の受講ができません。
けれど、無料体験で講師から英会話力のレベル判定をされた後、日本人カウンセラーと無料でオンライン面談ができます。
その場でビジネス英会話コースについて知りたいことを何でも聞くことができます。
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【評判のシャドテン効果を徹底レビュー】1日30分でリスニング力と発音上達。料金は高め
まとめ:Bizmatesはビジネス英語を必要とする中級者・上級者向け
Bizmatsは受講生のレベルをLevel0~5の6段階、各LevelごとにA~Eの合計30段階で決定します。
最初の無料体験で講師が判定してくれますよ。
そして、利用を始めた後でも自分のLevelと教材が合わないときは、Bizmatesのスタッフに連絡すると受講生の要望に沿ってLevelを変更してくれます。
なので、初心者・中級者・上級者のすべてが安心して申し込めると思います。
ただ、Refineアドバイスをしっかりと生かせるのは中級者以上と思いました。
オンラインでありながら、実際にビジネスシーンにいるかのような雰囲気で優秀な講師から毎回レッスンを受けられるBizmatesは、ビジネス英語をマスターするモチベーションをUPさせてくれるオンライン英会話です。
初月50%offの特典は、無料体験登録後3日以内。
本格利用する際はご注意ください。
"試さないことで可能性を狭める失敗"は避ける
参考:Twitterの「ビズメイツ」口コミ
- 検索対象期間:2022年1月1日~2022年1月10日
- 検索語:「ビズメイツ」
つぶやきをメリットとデメリットに分けてならべるとこんな口コミでした。
カテゴリ | メリット | デメリット |
講師 | 採用率1%だけあって講師の質が高い | 普段の仕事で相手するNative英語が速いのでもっと速く話してもらいたい |
ナチュラルな英会話の返しを教えてくれるので助かる | 今日は過去一でひどい講師(途中で寝てるしレッスン時間終了前に切られた) | |
英語がまったくできない自分でも丁寧に正しい英語を教えてくれる | ドタキャンされて急遽夜のレッスンに変更 | |
レッスン内容・教材 | テキストがよくまとまっている | |
内容をサマライズするコーナーが負荷が重くて勉強になる | ||
値段が高いだけある。レッスンの質がネイティブキャンプより高い | ||
TOEIC800点取れたのでスイッチして大正解 | ||
Discoveryの異文化もすごくいい教材と感じる | ||
利用システム | 予約がとりやすい | |
段階的に成長を感じられる仕組み |