※サービス内容・料金は変更されることがあるため、申込み前に必ずDMM英会話公式サイトで最新情報をご確認ください。
今日の行き先はジョージア。明日はモンテネグロ。その次はエジプト。
……といっても、成田空港へ向かったわけではありません。
仕事を終えて家に帰り、パソコンを開いただけです。
DMM英会話のフリートークで、30日間、毎日違う国の講師と話してみました。
セルビア、モロッコ、ジャマイカ、メキシコ、ジンバブエ、インド、ボツワナ、ニカラグア、モンテネグロ、エジプト、ジョージア、モンゴル……。
合計30か国30人です。
先に結論を言うと、オンライン英会話を長く楽しむコツは、何でも「英語の勉強」にしすぎないことだと思います。
英単語を覚えなきゃ。
文法を直してもらわなきゃ。
発音も改善しなきゃ。
もちろん、それも大切です。
でも毎回それだけだと、仕事で疲れた日の25分は結構重いですよね。
そこで、たまには発想を変えます。
「今日は英語を勉強する」ではなく、「今日は25分だけ外国へ行ってみる」。
これです。
実際には一歩も日本から出ていません。
それなのに30日が終わったとき、妙に、

という感覚が残りました。
毎日25分だけ世界のどこかへ出かけて、そこに暮らす人に案内してもらったような時間だったからだと思います。
ジョージア人講師には現地の料理や観光地の写真を見せてもらい、モンテネグロ人講師からは「Japan」と呼ばれる村の話を聞き、ニカラグア人講師とはplantainという食べ物だけでかなり盛り上がりました。
リトアニアでは強烈なピンク色のスープ。
ボツワナでは、最初は驚いた食文化にも現地ならではの理由があることを教えてもらいました。
国名しか知らなかった場所が、一人の人の顔や食べ物、街の風景と結びついていく。
これが私にとって、オンライン英会話のかなり面白い楽しみ方でした。

この記事では、オンライン英会話を楽しく続けるアイデアと、実際に30日間やってみた「バーチャル世界旅行」を、当時の写真や出来事を残しながら紹介します。
この記事を書いた人
- 仕事英語のために英語学習を20年以上継続
- DMM英会話・NativeCampなど複数のオンライン英会話を長期利用
- 仕事でも海外メンバーとの英語会議や打ち合わせに参加
- この企画では1カ月で30か国30人の講師とフリートーク
オンライン英会話は「勉強」より「人に会いに行く」と楽しくなる
オンライン英会話を楽しむ方法を一つだけ選ぶなら、私はこれです。
英語を目的にしすぎず、その向こうにいる人や国に興味を持つ。
ですよ。
「今日も英会話を25分やらなきゃ」
だと、疲れている日は腰が重くなります。
でも、
「今日はモロッコの人に、おすすめ料理を聞いてみよう」
なら、ちょっと面白そうですよね。
英語が、勉強する対象から相手のことを知るための道具に変わります。
オンライン英会話を楽しむ考え方
英語を勉強する
↓
英語を使って人と話す
↓
知らなかった国・食事・文化を知る
↓
また誰かと話したくなる
↓
結果として英語を使う時間が増える
この順番のほうが、私は続けやすかったです。
「楽しければ英語力が必ず伸びる」という単純な話ではありません。
ただ、第二言語学習における「楽しさ」と「話してみようとする意欲」の関係は研究対象にもなっています。
中国の大学生441人を対象にした2024年の研究では、外国語学習の楽しさ、動機づけ、コミュニケーションへの自信、第二言語で話そうとする意欲の間に関連が示されています。
System:Foreign language enjoyment and willingness to communicate
対象集団が限定された研究なので、そのまま全員に当てはまるとは言えません。
それでも、
「楽しいからまた話す → また話すから英語を使う」
という循環は、私自身かなり実感しました。
私が一番楽しかったのは「オンライン英会話で世界旅行」

もともとは、かなり単純な思いつきでした。
せっかく世界中に講師がいるなら、毎日違う国の人を予約してみよう。
できれば、まだ行ったことがない国を選ぼう。
そして教材は使わず、
- おすすめの観光地
- 普段食べているもの
- 家庭料理
- 現地での暮らし
- 日本との違い
- 外国人があまり知らないこと
を聞いてみる。
実際に始めてみると、想像していた以上に面白かったです。
レッスン後に残る感覚が、
「今日も英語を25分勉強した」
ではなく、
「今日はモロッコの人にモロッコを案内してもらった」
なんですよ。
海外旅行でも、有名な建物そのものより、レストランのおじさんやタクシーの運転手と交わした何気ない会話のほうを、何年も覚えていることがありますよね。
このフリートークにも、それと似たものがありました。
予約した瞬間から「旅行」が少し始まる
この遊び方とDMM英会話の予約制は、かなり相性がよかったです。
たとえば明日の講師をジョージア人に決める。
すると通勤中に、
「ジョージアってどこだっけ?」
「首都はトビリシか」
「何を食べるんだろう?」
と、スマホで調べ始めます。
この時間が、旅行へ行く前にガイドブックを開く感じなんですよ。
むしろ、よく知らない国ほど面白いです。
何も知らない。
だから質問がたくさんあります。
そして夜、画面の向こうに、その国で本当に暮らしている人が現れる。

途中から本当にそんな感じになりました。
30か国と話して分かった|オンライン英会話の面白さは「予定外」にある
30日間やってみて面白かったのは、英語表現を覚えたことだけではありません。
30か国フリートークで特に良かったこと
- 日本にいながら毎日違う国へ出かけるような刺激があった
- 国名しか知らなかった場所が、人の顔・料理・街の風景と結びついた
- 予約後にその国を調べる時間まで含めて楽しかった
- 教材ではまず出会わない単語を、会話の記憶と一緒に覚えられた
- アメリカ英語やイギリス英語だけでない世界のいろいろな英語に触れられた
- 「言いたかったのに言えなかった英語」が毎回見つかった
そして、30人全員が同じタイプではありません。
ものすごく話す人。
静かな人。
英語が速い人。
こちらへ質問をどんどん返してくる人。
通信状態が悪かった日まであります。
でも、それも含めて旅行っぽいんですよね。
海外へ行って30人と会ったら、30人全員がこちらの理想どおりに話してくれるわけではありません。
「いい講師だったか」を毎回採点するより、「今日はどんな人と会えるかな」と考える。
この企画では、そのほうが断然楽しかったです。
オンライン英会話を楽しくする8つのアイデア
30か国全部をやる必要はありません。
私なら、まず次の中から一つ選びます。
1.まだ行ったことのない国の講師を選ぶ
一番簡単です。
アメリカやイギリスなどよく知っている国だけでなく、
「名前は知っているけど、地図のどこだっけ?」
くらいの国を選んでみます。
知らないことそのものが、質問になるからです。
I don't know much about your country.
でも全然いいです。
むしろ、
「だから教えてください」
が最高の会話の入口になります。
2.予約したらGoogle Mapを1分だけ見る
首都。
周辺国。
海があるのか。
日本からどのくらい離れているのか。
1分見るだけでも、講師が画面に現れたときの感覚が変わります。
モロッコの講師から、
「Essaouiraがおすすめです」
と言われたら、その場でGoogle Mapを開けばいいんですよ。

となるだけで、急に会話が立体的になります。
3.質問は3つだけ用意する
10個も20個も準備しなくて大丈夫です。
私なら、
- おすすめの場所は?
- 何を食べるべき?
- 日本と何が違う?
このくらいです。
1つ答えてもらえば、その答えから次の質問が生まれます。
旅行と同じで、全部を予定表どおり進めないほうが面白いです。
4.食べ物の話をする
困ったら食べ物。
これは強いです。
かなりの確率で話が続きます。
観光客向けの名物だけでなく、
What do you usually eat at home?
と聞くのがおすすめです。
するとナシゴレンではなくNasi Udukが出てきたり、ネパールならDal Bhat、マレーシアならNasi Lemakが出てきたりします。
しかも写真を見せてもらう。
夜に受けると普通にお腹が減ります。
これは欠点でしょうか。
たぶん楽しさの一部です。
5.相手の言葉を一つだけ教えてもらう
これも楽しいですよ。
「ありがとう」でも「こんにちは」でも構いません。
How do you say "Thank you" in your language?
と聞きます。
そして自分で発音してみる。
だいたいうまく言えません。
すると相手が笑ったり、もう一度ゆっくり言ってくれたりする。
その瞬間、先生と生徒というより、普通に人と人の会話になります。
6.写真・地図・チャットを遠慮なく使う
英会話だからといって、耳と口だけで全部解決する必要はありません。
知らない料理の名前を聞き取れなければ、
Could you type it in the chat?
場所が分からなければ、
Could you send me the link?
でいいです。
私もPCの別タブにGoogle Mapを開き、地図や写真を見ながら話していました。
実際の仕事でもTeamsのチャットや画面共有を使いますよね。
コミュニケーションの目的は「リスニング試験で100点を取ること」ではなく、相手と理解し合うことです。
7.自分の趣味を「世界比較」してみる
旅行だけでなく、自分が好きなテーマを世界で比べるのも面白いです。
サッカーが好きなら、
「あなたの国で一番人気のクラブは?」
料理なら、
「家庭でよく作る料理は?」
車なら、
「あなたの国で人気の車は?」
音楽でも、映画でも、仕事でもいい。
同じ質問を別の国の人にしていくと、オンライン英会話が小さな世界調査になります。
私の場合は途中からplantainが妙に気になり、ホンジュラスで聞いた話をニカラグアでも質問しました。
こういう「前の国から話題を持って次の国へ行く」のも楽しいですよ。
8.全部を勉強にしない
最後はこれです。
今日は文法を直してもらわなかった。
新しい単語も一つしか覚えなかった。
でも、外国の人と笑って25分話した。
それでいい日もあると思います。
楽しかったら、またログインします。
またログインすれば、結局また英語を話します。
英語学習を長く続けるなら、この「またやりたい」はかなり大事ですよね。
DMM英会話で「世界旅行」をしやすかった3つの理由
国を変えながら講師を選べる
DMM英会話では、国籍やプロフィールなどを見ながら講師を探せます。
私の30日チャレンジでは、同じ国をできるだけ避けました。
今日はアフリカ。
明日は東ヨーロッパ。
その次は中南米。
そうやって選んでいくと、オンライン英会話が急に旅行っぽくなります。
2026年9月26日時点のDMM英会話公式料金ページでは、スタンダードプランで114か国の講師と話せると案内されています。
講師国籍数は在籍状況などによって変わるので、申込み前には公式サイトで確認してください。
写真・URL・チャットが「旅行感」を強くしてくれる
知らない街や料理を英語だけで説明されても、正直ピンとこないことがあります。
そんなとき、講師がチャットに地名を書いてくれたり、写真やURLを送ってくれたりしました。
Google Mapも開きます。
「ここか!」
と分かる。
これだけで全然違います。
特に「知らない国を知る」という目的なら、映像や文字をどんどん使ったほうが面白いです。
翌日の講師を予約すると「旅行前夜」ができる
NativeCampも長く使っていますが、この30か国企画については私はDMM英会話が使いやすかったです。
NativeCampは「今すぐレッスン」で気軽にどんどん話せるところが魅力。
一方、この企画では、
明日の講師を予約
↓
その国を少し調べる
↓
質問を3つ考える
↓
翌日、現地の人と話す
という流れそのものを楽しめました。
どちらが良い悪いではなく、使い方の違いです。
▶ DMM英会話とNativeCampを5年以上使って比較した結果
DMM英会話の世界旅行で使った質問|難しい英語はいらない
フリートークと聞くと、
「高度な質問をたくさん考えないと会話が止まりそう」
と思いますよね。
でも、実際は簡単な質問で十分でした。
まず使える質問5つ
What place would you recommend if I visited your country?
あなたの国へ行くなら、どこがおすすめですか?
What local food should I try?
食べた方がいいローカルフードはありますか?
What do people usually eat at home?
家庭では普段何を食べますか?
What is something foreigners don't know about your country?
外国人があまり知らない、あなたの国のことを教えてもらえますか?
How do you say "Thank you" in your language?
あなたの言葉で「ありがとう」は何と言いますか?
最後の質問は特におすすめです。
現地語を教えてもらって、自分でも言ってみます。
大抵ちょっと違います。
相手が笑いながらもう一度教えてくれます。
これだけでも、かなり場が和みますよ。
フリートーク初心者でも「旅行」をテーマにすると話しやすい
「フリートークって上級者向けですよね?」
と思いますよね。
確かに、
「では25分間、何でも自由に雑談してください」
と言われると難しいです。
日本語でも初対面の人と25分間、テーマなしで話すのはそこそこ難しいですし。
でも、
「あなたの国を案内してください」
とテーマを一つ置くと、かなり楽になります。
講師は自分の国の話なので答えやすい。
こちらは知らないので質問しやすい。
会話が止まりそうなら、
食べ物 → 観光 → スポーツ → 音楽 → 天気 → 物価 → 日本との違い。
いくらでも横へ移れます。

楽しみながら英語も伸ばすなら「言えなかった英語」を1つだけ持ち帰る

世界旅行気分だけでも十分楽しいです。
ただ、せっかくなので学習にもつなげたい。
そんなとき、私は一つだけ持ち帰ります。
「今日、言いたかったのに言えなかった英語」
です。
たとえば、plantainの写真を見て、
「バナナとplantainを見た目で間違えないの?」
と言いたい。
でも出てこない。
ロシア人講師と地下鉄の話になり、
「地下通路の分岐で迷う」
と言いたい。
でも、また出てこない。
その場では何とか別の言い方で乗り切って、あとで調べます。
これって、市販の単語帳ではなかなか出会わない、自分が本当に使いたかった英語なんですよ。
私はそういう表現をGoogleスプレッドシートにためてきました。

元気な日はフリートーク、疲れた日はDaily Newsでいい
毎回世界旅行フリートークだと、さすがに疲れます。
仕事で一日しゃべったあとに、
「さて今日はニカラグアについて25分!」
は、元気な日は最高ですが、疲れている日はちょっと重いです。
そんな日は無理をせず教材に戻ります。
私が使いやすいのはDaily News。
最初から共通の話題があるので、自分で話題をゼロから作る必要がありません。
その日の元気で使い分ける
元気な日:世界旅行フリートーク
普通の日:好きなテーマでフリートーク
少し疲れている日:Daily News
かなり疲れた日:休む
最後も大事ですよ。
1日休んだから英語力が崩壊する、なんてことはありません。
続けるために休む日もあっていいと思います。
▶ DMM英会話のDaily NewsをNativeCamp・レアジョブと比較
シャドーイングとオンライン英会話は「一人練習→実戦」で相性がいい
オンライン英会話を長く使ってきて思うのは、話すだけでは伸ばしにくい部分もあるということです。
相手の英語が聞き取れなければ、会話そのものが続きません。
一方で、シャドーイングだけを一人で続けても、とっさに自分の考えを英語にする練習は不足します。
なので私は、
シャドーイングで英語の音を聞く練習
↓
オンライン英会話で実際の人と話す
↓
聞けなかった・言えなかった表現を確認
という組み合わせを使っています。
30か国の講師と話すと、アクセントやリズムは本当にいろいろです。
世界で使われる英語は、アメリカ人とイギリス人の英語だけではありません。
いろいろな英語を聞く土台を作り、そのあと実戦で使う。
この組み合わせは仕事で英語を使う人にも相性がいいと思いますね。
オンライン英会話を楽しむときの注意点|楽しくても30日連続は普通に疲れる
ここは一応お伝えしておきます。
30か国チャレンジは楽しかったです。
でも、後半は普通に疲れました。
仕事をして帰宅。
25分話す。
さらに言えなかった表現を10〜15分確認。
これを毎日。

今なら毎日にはこだわりません。
週2〜3回でも十分だと思います。
講師が話しすぎる日もある
自国の観光や料理は、講師にとっても話しやすいテーマです。
盛り上がると、講師の現地ガイドが止まらなくなることもあります。
それはそれで面白いのですが、スピーキング量を増やしたい日は最初に、
I'd like to practice speaking as much as possible today.
と伝えておけば大丈夫です。
会話が楽しいほど訂正されなくなることもある
話が盛り上がると、細かい文法ミスを毎回止めるより、会話を続ける先生もいます。
訂正を重視する日は、
Please correct my English when I make mistakes.
と最初にお願いしておきます。
逆に今日は世界旅行を楽しむ日なら、細かいミスにあまり神経質にならなくてもいい。
今日は何を楽しみたいのか、自分で決めればいいと思います。
2026年9月現在のDMM英会話|世界旅行ならスタンダードプランで十分
私が30か国チャレンジをした当時から、料金や無料体験の仕組みは変わっています。
2026年9月26日時点のDMM英会話公式料金ページで確認した、スタンダードプランの通常料金は以下です。
| プラン | 通常料金 |
| 毎月8レッスン | 月4,880円 |
| 毎日1レッスン | 月6,980円 |
| 毎日2レッスン | 月11,980円 |
| 毎日4レッスン | 月19,980円 |
| 毎日5レッスン | 月23,980円 |
| 無料体験 | 7日間レッスン受け放題 ※対象プラン等の条件あり |
| スタンダードで話せる講師 | 114か国と公式料金ページで案内 |
※2026年9月26日確認。料金、講師国籍数、無料体験、キャンペーン条件は変更される可能性があります。また、期間限定の初月割引などが実施される場合があります。申込み時は公式サイトで最新条件をご確認ください。
今回のように「いろいろな国の人と話してみたい」が目的なら、私はスタンダードプランで十分だと思います。
むしろ、ネイティブ講師だけに限定しないほうが、この遊び方は面白いです。
世界で英語を使う人と話し、その人自身から国や文化を教えてもらう。
そこが目的だからです。
\今日はどこの国へ行く?/
7日間無料体験を「7か国旅行」にしてみるのも面白い
現在の無料体験は7日間です。
そこで、
「7日間で英語力を劇的に伸ばそう」
と気合を入れる代わりに、こんな遊び方もあります。
| 1日目 | 東南アジア |
| 2日目 | ヨーロッパ |
| 3日目 | 南アジア |
| 4日目 | アフリカ |
| 5日目 | 中南米 |
| 6日目 | 一番面白かった地域へもう一度 |
| 7日目 | 今、一番話してみたい国 |
これなら「無料体験を消化しなきゃ」ではなく、毎日ちょっと楽しみになります。
7人ほどと話せば、講師の雰囲気や予約システムが自分に合うかもかなり分かります。
私の記事だけを読んで決める必要はありません。
結局、人と人の会話なので、自分で話してみるのが一番確実です。
DMM英会話関連記事|目的別に読む
【30日旅行記】DMM英会話で30か国をめぐった記録
ここからは、実際に30日間、毎日違う国の講師と話した記録です。
今読み返しても、英会話レッスンの日記というより、かなり旅行記なんですよ。
食べ物の話ばかりの日。
英語がまったく出てこなかった日。
通信がうまくいかなかった日。
知らなかった街を写真で案内してもらった日。
講師との相性もそれぞれでした。
でも、それも実際の旅と同じですよね。
30日間すべてが完璧ではなかったからこそ、今でも一人ひとりとの会話を覚えています。
以下は当時の受講記録をもとに、人物の品評になりすぎないよう表現を一部整えて残しています。
1日目:セルビア|ストイコビッチから始まった旅

講師が住むセルビアの街並み
最初の国はセルビア。
穏やかな大学生の男性講師で、名古屋グランパスで活躍したストイコビッチの話を振ると会話が一気に広がりました。
セルビアでも彼はNational Treasureと呼べるような存在だそうです。
私が、
I have a motivation to visit many countries.
と言うと、I am motivated to...の方が自然だとチャットで教えてくれました。
初日から「外国の人と25分話すだけで、その国がこんなに身近になるのか」と感じました。
2日目:モロッコ|知らない街の名前が次々出てくる

モロッコ・Merrakech
マラケシュに住む女性講師。
「いつかモロッコへ行きたい」と言うと、Rabat、Essaouira、Chefchaouen、Fezなど、次々と街の名前を教えてくれました。
tanneryという単語が聞き取れず、チャットでスペルを送ってもらって理解。
Google Mapでその場で場所を確認すると、英語の説明が急に具体的になります。
PCで地図を見ながら現地の人の説明を聞く。
もうかなり旅行前の下調べです。
3日目:ジャマイカ|アニメとcrochetの話

ジャマイカのビーチ
よく笑う女性講師で、日本のアニメが大好き。
ワンピースの話からnerdという表現について教えてもらいました。
さらに、自分でcrochet(かぎ針編み)の服やアクセサリーを作っているとのこと。

講師が見せてくれた作品
教材でcrochetという単語だけ見ても、たぶん私はすぐ忘れます。
人と作品と会話がセットになると、不思議と残ります。
4日目:メキシコ|グアダラハラからサッカーへ

メキシコ・Guadalajara
グアダラハラの観光地を写真で紹介してもらいました。
伝統音楽Mariachiの話から建築物へ。
そしてスタジアムの写真が出てきた瞬間、こちらも食いつきます。
そこから日本代表、メキシコ代表、オリンピックの話へ。

写真を使ってグアダラハラを案内してもらった
用意したテーマから好きな話へ脱線する。
フリートークは、この寄り道がおもしろいです。
5日目:ジンバブエ|「日本には今もサムライが?」

ジンバブエの首都ハラレ
複数の言語を話す女性講師。
日本の印象を聞くと、DMM英会話で日本人と話すようになる前は、映画の影響で「日本には今もサムライがいるのでは」と思っていたという話が出ました。
こちらからすると意外ですが、逆に考えれば、私も知らない国について同じような思い込みを持っているはずです。
外国の人と直接話すと、自分の中の世界地図も少しずつ修正されます。
この日はcompulsoryという単語も会話の中で覚えました。
\今日はどこの国へ行く?/
6日目:インド|画面の向こうにも生活がある

インドの川
双子を育てながらPhD取得を目指して研究している講師でした。
研究テーマは河口周辺の金属汚染。
estuary、bioaccumulateなど、普段の英会話教材ならまず自分から選ばない単語が出てきます。
この日は観光地より、画面の向こうにいる一人の生活の方が強く印象に残りました。
外国へ行ったときも、有名スポットより人の暮らしを知ったときの方が、その国を近く感じることがあります。
7日目:カメルーン|言えなかった英語を持ち帰る

カメルーンの風景
「あれだけ針が深く刺さるのだから、痛くないわけがない」
これを英語で言いたかったのに、出てきませんでした。
レッスン後に調べる。
There is no way I don't feel pain.
などと言えると分かりました。
会話中の、

という瞬間は、自分の弱点を見つけるセンサーです。
8日目:インドネシア|ナシゴレンの次に食べるもの

ジャカルタの街並み
以前ジャカルタを訪れたとき覚えたインドネシア語で挨拶すると、会話の空気が和らぎました。
ナシゴレンの話から、今度はNasi Udukというココナッツ風味の料理を紹介してもらいました。
観光客が知る料理と、現地の人が普段食べる料理は違う。
このテーマはどこの国でも話が広がります。

レッスン後のフィードバックも復習に使った
9日目:アゼルバイジャン|知らなかった国が急に具体的になる

アゼルバイジャンの街並み
新生活を目前に控えていた講師から、近郊の湖や食文化について教えてもらいました。
印象に残った料理はCrown Pilaf。
サフランライス、ナッツ、チキンなどを使う料理だそうです。
レッスン前には「アゼルバイジャン」という国名以上のイメージがほとんどありませんでした。
25分後には、料理や湖や一人の人の生活が頭に浮かぶ。
これがこの遊びの醍醐味です。
10日目:ホンジュラス|初めて知ったplantain

ホンジュラス
この日は落ち着いたタイプの講師で、最初は会話のテンポをつかむのに少し時間がかかりました。
そこで食べ物の話へ。
出てきたのがplantain。
写真を見ると、私には完全にバナナです。
「Banana?」
と聞くと「No」。

この日からPlantainが気になり始めた
ここから私のplantain追跡が始まります。
11日目:アルバニア|知らない国ほど質問が増える

「アルバニアについてほとんど知りません」
と正直に伝えました。
すると講師が写真を送り、観光地や街について次々説明してくれました。
I don't know much about your country.
でいいんです。
知らない。
だから教えてほしい。
その方が会話は自然に続きます。
12日目:ボツワナ|食文化には理由がある

ボツワナのOkavango Delta
旅行関係の仕事もしている講師から、食べ物や観光地を教えてもらいました。

講師が送ってくれたボツワナの食べ物と観光地
最初は驚いた食べ物にも、乾燥した内陸地域でたんぱく質をとるためという背景があると聞きました。
外から見て「変わった食べ物だな」で終わるのと、現地の人から理由を聞くのでは全然違います。
こういう発見もバーチャル旅行の面白さでした。
\今日はどこの国へ行く?/
13日目:ニカラグア|plantainの謎を追う

ニカラグアの海と街
ホンジュラスで気になったplantainをさっそく質問。
「ニカラグアでもよく食べる?」
答えは、
Yes, almost every day.
揚げる、焼く、野菜を載せる。

Plantainの料理
こうして国をまたいで同じテーマを追いかけるのもおもしろいです。
「バナナとplantainを見た目で間違えないの?」がその場で言えず、また復習材料が一つ増えました。
14日目:スリランカ|質問を返され続けた25分

医師を目指して勉強中の大学生。
英語が速く、こちらの英語も何度か詰まりました。
しかも質問すると、相手からも、
「日本では?」
「なぜ?」
「あなたはどう思う?」
と返ってくる。
この日は正直、楽なレッスンではありませんでした。
でも、旅行先でも全員がこちらのペースに合わせて話してくれるわけではない。
少ししんどい25分も、実戦的な英語の時間でした。
15日目:北マケドニア|Ohrid Lakeを知る

北マケドニアのOhrid Lake
アメリカ企業で働きながら英会話講師もしている女性。
北マケドニアの豆料理tavche gravcheや首都スコピエについて教えてくれました。
そして写真で見せてもらったのがOhrid Lake。
湖と小さな街の景色が本当にきれい。
世界には、自分が名前すら知らないきれいな場所が山ほどある。
当たり前のことを改めて感じました。
16日目:リトアニア|ピンク色のスープとbucket list

強烈に記憶へ残ったのが、写真で見せてもらったピンク色のスープです。

会話ではdeep fryがうまく聞き取れず、チャットでスペルを送ってもらって理解。
さらに旅行の話からbucket listという表現にも出会いました。
食べ物、音、英語表現。
25分間にいろいろ詰まった日でした。
17日目:コンゴ共和国|調べてきた話題が空振りする

コンゴ共和国の住宅地
この日は事前にコンゴ共和国について調べ、サプールの話を聞く気満々でした。
ところが講師は長く海外で暮らしており、コンゴ共和国の最近の話はあまり詳しくないとのこと。
見事に空振りです。
でも、そこから別の国の料理や暮らしの話になりました。
旅でも予定どおり進まないことがあります。
フリートークも同じです。
18日目:モンテネグロ|「Japan」という村

モンテネグロ・Kotor湾
この30日間でも特に印象に残った回です。
まずKotorの景色がきれい。
そして講師から、モンテネグロにはJapanと呼ばれる村があるという話を聞きました。
本当?
なぜ?
と質問が自然に続きます。
英語の練習というより、完全に旅先で現地雑学を教えてもらっている感覚でした。
\今日はどこの国へ行く?/
19日目:ネパール|家庭料理Dal Bhat

ネパールの野菜市場
カトマンズで暮らす女性講師。
ネパールの家庭料理Dal Bhatについて詳しく教えてくれました。
ライス、カレー、季節の野菜、チキン、アチャール、ピクルス。
話を聞いているだけで、

となります。
DMM英会話30か国旅行、食欲を刺激される率がかなり高いです。
20日目:エジプト|日本の朝、カイロの深夜

カイロの街並み
こちらのPCの調子が悪く、カメラが使えない状態からスタート。
それでも講師は写真を交えてエジプトの暮らしや食事を紹介してくれました。

講師が送ってくれた画像
講師側は深夜。
こちらは昼間。
レッスン後にKoshariを食べに行くという話を聞きました。
オンライン英会話では、時差そのものにも海外を感じます。
21日目:ベネズエラ|通信トラブルも珍道中

ベネズエラの景色
この日は通信状態が悪く、途中からこちらはほぼチャットだけ。
講師の説明を聞く時間になりました。

一方向に近い通信状態になったことも
それでも、ベネズエラの料理をいくつか画像で紹介してもらえました。
「今日はダメだった」で終えてもいいのですが、
珍道中の一日
と思えば、これも思い出です。
22日目:ドミニカ共和国|野球を振ったらバスケ好きだった

ドミニカ共和国
「ドミニカ共和国なら野球だろう」
と話題を用意していました。
ところが講師本人はバスケットボール好き。
こちらの予定通りには進みません。
それでも、
People breathe baseball.
という印象的な英語表現を教えてもらいました。
話題を準備するのは大事ですが、相手がその話題を好きとは限りません。
それもフリートークです。
23日目:トルコ|ナス料理はどれだけある?

イスタンブール
家の近くにケバブ店ができた話から食事の話へ。
そこから講師が詳しく説明してくれたのがナス料理です。
ヨーグルトやニンニクと合わせる料理を聞き、こちらからは日本の「なすのおひたし」の写真を送ります。
一方的に外国文化を教えてもらうだけではなく、こちらから日本を紹介すると会話が往復し始める。
この感覚も楽しいです。
24日目:コロンビア|食文化の見せ合いになった25分

食べ物の話から始まり、途中からお互いの国の少し変わった食文化を写真で見せ合う展開になりました。

相手から写真が来る。
こちらも日本の食べ物を送り返す。
また向こうから来る。
最後は二人で笑いながら、
「それ食べてみたい」
という展開になりました。
教材の質問に順番に答えるだけでは、なかなかこうはなりません。
\今日はどこの国へ行く?/
25日目:マレーシア|Nasi Lemakで腹が減る

複数の言語を話す大学生の講師。
おすすめの料理として見せてもらったのがNasi Lemak。

ココナッツ風味のライス、チキン、カレー、イカ。
写真だけでもかなりおいしそうです。
30日企画を続けていると、英語力以上に世界の食べ物への興味が確実に強くなってきます。
26日目:ベリーズ|知らなかった国が旅行候補へ

正直、それまでベリーズについてほとんど知りませんでした。
講師からBlue Holeの話を聞き、写真を見る。
山間部のアクティビティや野生動物の話も出てきます。

知らなかった国が、たった25分で「行ってみたい国」に変わりました。
zipliningという英語もこの日に覚えました。
27日目:ジョージア|「今そこにいる」感じがした

ジョージアの観光地と料理を、写真を送りながら紹介してくれました。
特に海沿いの街Batumi。
画面を見ているだけなのに、この日は妙に現地へ来たような感覚がありました。

食べ物ではシュクメルリ。
この記事で何度も「バーチャル世界旅行」と書いていますが、この回が一番それに近かったかもしれません。
28日目:ロシア|東京とモスクワの地下鉄を比べる

この日は観光地でも料理でもなく地下鉄。
東京とモスクワ、それぞれの路線図を見ながら話しました。

「東京の地下鉄は乗り換えが難しい?」
と聞かれ、
「地下通路の分岐で日本人でも迷う」
と説明したいのに、英語が出てきません。
日常の何でもないことほど、実際には英語で説明するのが難しかったりします。
29日目:ルーマニア|静かな会話も悪くない

この日の講師は落ち着いたタイプ。
こちらのペースに合わせながら、ルーマニアの料理や観光地を説明してくれました。

祝い事にはロールキャベツのような料理を作るという話も印象的でした。
賑やかな25分だけがいいレッスンではない。
旅行先でも、静かな人との会話が心地いいことがあります。
30日目:モンゴル|最後は草原と肉とミルクティー

最後の国はモンゴル。
「恥ずかしいけど、モンゴルについて知っているのは相撲と草原ぐらいです」
と正直に伝えました。
すると講師は笑いながら、モンゴルの食文化をいろいろ教えてくれました。

肉料理。
乳製品。
麺料理。
そしてミルクティー。
ミルクティーに肉を入れることもあると聞き、最後まで、

の連続でした。
こうして30日間が終了。
セルビアからモンゴルまで、飛行機には一度も乗っていません。
それでも終わったときには不思議と、
「いろいろな場所へ行ったな」
という感覚が残りました。
\今日はどこの国へ行く?/
30日分の日記を今も残しておきたい理由
この企画から時間がたった今でも、国名を見ると講師との会話がよみがえることがあります。
ジョージアならBatumi。
ニカラグアならplantain。
モンテネグロなら「Japan」という村。
リトアニアならピンク色のスープ。
ボツワナなら、食文化の背景。
英単語帳を30日続けていたら、何語覚えているかは分かりません。
でも、人と話した記憶は意外なほど残っています。
人の顔、驚いたこと、笑ったこと、言えなかった言葉。
こういうものと英語がセットになるんですよね。
だから、この30日分は記事の後ろに残しておきたいと思います。
単なる「DMM英会話の料金・スペック比較」ではなく、実際に使って何が面白かったのかが一番出ているところだからです。
今もう一度世界旅行をするなら、30日連続にはこだわらない
当時は30日間、ほぼ毎日続けました。
記事としては面白い経験になりました。
でも、今の自分ならもう少しゆるくやります。
- 週2〜3か国
- 1カ月で8〜12か国
- 気に入った講師とはもう一度話す
- 気になる食べ物・趣味を国をまたいで追いかける
- 疲れた日はDaily Newsへ切り替える
- しんどい日は普通に休む
30か国制覇そのものが目的ではありません。
「英語を勉強しなきゃ」が、「今日は誰と話そう」に変わったら成功。
そのくらいの軽さが、この楽しみ方にはちょうどいいと思います。
まとめ|英語を勉強した1カ月というより、世界が少し近くなった1カ月
30日間。
30人。
30か国。
振り返って一番良かったことは、英語表現を何個覚えたかではありません。
それまで遠かった国が、少し近くなったこと。
です。
ジョージアと聞けば、写真を見せながら案内してくれた講師を思い出します。
ニカラグアと聞けば、plantainを熱心に説明してくれた人。
モンテネグロなら「Japan」という村。
リトアニアなら、あのピンク色のスープ。
ニュースでその国の名前を見たときの感覚まで、以前とは少し変わりました。
英会話を「勉強」と考えると、仕事から帰ったあとの25分は結構重いですよね。
でも、
「今日は25分だけ、知らない国へ行ってみよう」
と思うと、ちょっと違います。
英語が目的ではなく、その国の人と話すための道具になるからです。
ですから、オンライン英会話が最近ちょっとマンネリなら、次のレッスンだけでも教材を閉じてみてください。
そして、行ったことのない国の講師を一人選ぶ。
Google Mapを1分見る。
質問を3つだけ準備する。
あとは25分、寄り道しながら話してみる。
もしかすると、昨日までは名前しか知らなかった国が、レッスン後には、
料理。
街。
言葉。
そして一人の人の顔。
と結びついているかもしれません。

\まずは7日間、世界の人と話してみる/