気をつけたい英語文法・語法

【迷いが消えた】不可算名詞の扱い equipmentは複数?単数?

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英語の学習をしていると、不可算名詞に混乱させられます。

なんでこれが不可算名詞なの・・・?

そんなふうに感じることが時々ありますよね。

以前は、可算名詞と不可算名詞の見分け方を探していました。

けれど、最近は理解しにくい単語は、『語源を調べて不可算名詞の定義につなげる解釈を見出すようにしています。

Furniture(家具)やequipment(装置)は不可算のイメージがもてない・・・

そんな疑問がある人にこの記事が少しでも参考になればうれしいです。

この記事はこんな人向けです。

  • 英語の不可算名詞はどんなもの?
  • 可算名詞と不可算名詞を見分けられたら楽なのに!
  • equipmentやfurnitureがなぜ複数扱いにならずに不可算名詞で単数扱いなのか意味不明!

 

目次

 

 

不可算名詞とは

最初の不可算名詞のルールと確認の方法を書きました。

分かっている方は読み飛ばしてくださいね。↑ 目次へ戻るから好きなところへ移動できます

 

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不可算名詞の定義

可算名詞と不可算名詞の違いを説明したイラスト

可算名詞と不可算名詞の違い

英語の参考書で不可算名詞は以下のように解説されていますよね。

英語の名詞は可算名詞(Countable)不可算名詞(Uncountable)に分かれる。

不可算名詞の特徴

  • 形がない
  • 区切りがない
  • ひとつ、ふたつ、みっつと数えられない

不可算名詞は、総称、経験、物質、集合、量、価値などを表すもの。

 

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単独の不可算名詞は単数扱い

不可算名詞は単数扱いです

複数形にはならないので、単独の場合はbe動詞もiswasを使いarewereとは使いません。(不可算名詞がandでつながった場合は複数扱いのbe動詞:次項参照)

不可算名詞が主語になる場合、be動詞は現在形なら"is"、 過去形は"was"、現在完了形は"has"で受ける

例文

〇 That information has been updated. 

× That information have been updated. 

 

andでつながる2つ以上の不可算名詞は複数扱い

Water and ice (  ) free and placed on the table.
(水とアイスは無料でテーブルの上にあります)

2つの不可算名詞がandでつながれた主語を受けるbe動詞はareやwereです。

Water and ice are free and placed on the table.

waterもiceも不可算名詞でそれぞれitで受けられますよね。

it + it = 2it = they

となって複数扱いとイメージしましょう。

 

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不可算なのでa, one, two, threeなどの数字で修飾できない

不可算名詞は複数形にならないのでa, one, two, threeなどの数字は前につかない

たとえば、newsという名詞。

 "I have a good news."としてしまうのですが、正確な英語では冠詞は不要です。

例文

〇 I have good news.

× I have a good news.

不可算名詞は冠詞がなくても使える

 

不可算名詞は、冠詞がなくても使える。

:I need water. 

 

可算名詞と不可算名詞の両方で使える名詞もある。

可算名詞 A hair is floating on my soup.

不可算名詞 You have short hair.

 

不可算名詞の量を修飾するには、以下のような形容詞(句)や限定詞を使う。

  • much ×many
  • little ×few
  • a little ×a few
  • quite a little ×quite a few
  • a piece of
  • some/any
  • a lot of

 

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可算名詞/不可算名詞の確認方法

英和辞典、英英辞典で確認すればすぐに分かります
  • 可算名詞
  • 不可算名詞
  • 両方で使える

の3パターンがありますよね。

 

英和辞典の場合

オーレックス英和辞典を例にすると、”数えられない”の意味の"Uncountable"の頭文字『U』と表記されている。

オーレックス英和辞典における不可算名詞の表記のされ方

不可算名詞のマーク(オーレックス英和辞典)

 

英英辞典の場合

Longman英英辞典を例にすると、[uncountable]と英単語の下に表記されている。

英英辞典での可算名詞/不加算名詞の確認の仕方

不可算名詞のマーク(Longman英英辞典)

 

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不可算名詞の例

不可算名詞としてのみ使える頻出英単語をリストアップしてみました。

  • advice (アドバイス )
  • information (情報)
  • homework (宿題)
  • progress (進行)
  • news (ニュース)
  • luck (運)
  • fun (楽しさ)
  • work (仕事)
  • furniture (家具)
  • equipment (設備)
  • rubbish (ゴミ)
  • luggage (荷物)
  • accommodation (収容)
  • baggage (荷物)
  • knowledge (知識)
  • money (お金)
  • permission (許可)
  • research (調査)
  • traffic (交通)
  • travel (旅行)
  • weather (天気)
  • water (水)
  • thunder (雷)
  • rain (雨)
  • snow (雪)
  • harm (害)

 

少し話が脱線しますが、これらの不可算名詞にeacheveryをつけてもいいか理解していますか?each, every, allの語法はこちらで詳しく分かりますよ

【パッと見て分かるイメージ!】each、every、allは単数?複数?不可算名詞と使える?

eachとeveryは可算名詞とだけ使えて原則単数形。allは加算名詞・不可算名詞の両方と使え単数形と複数形がある。
【イメージ図】each、every、allは単数?複数?不可算名詞と使える?

続きを見る

 

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疑問① なぜequipmentは複数ではなく不可算名詞なのか

上に挙げたリストは、不可算名詞全体の一部です

他にもまだまだあります。

上記の不可算名詞のリストの中で、例えば、water, rain, snowなどは理解しやすいですよね。

「切っても切っても切れないものな~んだ?」

「水!」

子供の頃、なぞなぞにもよく出てきましたし、数えられないことにそんなに疑問はありません。

けれど、分かりにくいのもあります。

例えば、設備や装置を意味する"equipment"です。

装置には、大小いろいろあり箱のような形があります

そして区切りもあります

装置は1台、2台、3台と数えられますよね

これがなんで不可算名詞なの?

って思ってしまいますよね。

それに、"device"というほぼ同じ意味の単語があります。

この英単語は可算名詞です。

Longman英英辞典では、以下のように二つの英単語が定義されていました。

equipment: the special tools, machines etc. that you need for a particular activity or type of work (特定の活動や仕事に必要となる特別な道具や機械など)

device: a machine or small object that does a special job (特別な仕事をしてくれる機械や小さな物)

つまり、拠り所にできる最後の手段の辞書の定義をみても、equipmentに不可算名詞の以下の3つの特徴が読み取れません。

  • 形がない
  • 区切りがない
  • ひとつ、ふたつと数えられない

この事実は何を意味しているのか・・・

論理的かつ例外なく「形や区切りがあるかないか、ひとつふたつと数えられるか」の観点で可算名詞と不可算名詞が分かれているわけではない

ということだと思いました。

そこで、equipmentの語源を調べてみました。

equipmentThe act of equipping, or the state of being equipped, as for a voyage or expedition.. Whatever is used in equipping something or someone, for example things needed for an expedition or voyage.

(出典:etymologeek.com )

18世紀にフランス語から入ってきた言葉で、もともとは、遠征や戦争にむけて「装備すること」、「装備された状態」を表す意味であったようです。

具体的な装置ひとつひとつを示す言葉ではないようですね。

この語源説明により、不可算名詞である理由が少し分かりやすく感じました。

ある不可算名詞が、以下3点にあてはまらないと感じた場合、日本語訳の表面上の意味をベースに考えるのではなく語源にも目を向けたほうが良さそうです。
  • 形がない
  • 区切りがない
  • 一つ二つと数えられない

”装置”という表面的な日本語訳から、

装置は形があって1台、2台と数えられるのに、、、

などと考えてもモヤっとを抜け出すことができません。

それに、文明の発展によりここ100年~200年の間に生まれた装置機器は、equipmentという単語が誕生したころには存在しなかったのかもしれませんよね。

equipmentは「装備すること」が語源ですが、現代での使われ方を表すと以下のように総称集合の単語として捉えれば良さそうです。

不可算名詞"equipment"が装置の総称・集合を表すことを説明するイラスト

equipmentは「装備すること」を語源とする不可算名詞

Longman英英辞典のequipmentの定義をもう一度よく見てみると、"the special tools, machines"と複数形になってますよね。

ひとつふたつと数えられるdeviceが集まった集合を表していることが読み取れます。

 

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疑問② なぜfurnitureは複数ではなく不可算名詞なのか

不可算名詞"furniture"が家具の総称・集合を表すことを説明するイラスト

"furniture"もなぜ不可算名詞なのか?

equipmentと同じ捉え方をしてみました。

日本語の感覚だと、家具は形も区切りもあってひとつふたつと数えられますよね。

けれど、英語の語源では、はやり、そういう捉え方ではなかったようです。

調べてみると、「部屋を装飾したり機能を向上させたりするために導入する動産物」という集合的な意味が起源でした。

そして、武器のストックを表す意味も昔はあったようです。

ひとつひとつの家具にはdesk, chair, bed, tableなどの個別の名前がつけられたと捉えれば良さそうです

Longman英英辞典の定義

furniture: large objects that you have in your house or office, such as chairs, tables, beds and cupboards.

 

 

 

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まとめ:不可算名詞のモヤっに囚われない

もやがかかった美しい街並み

こうしてみると、今の世界と語源に"ズレ"を感じる英単語は、可算/不可算の理解が難しいですね。

英語の名詞が出る度に可算名詞と不可算名詞を見分けようとしても、無理があります。

きっと、Nativeにも”モヤっと”したまま使っている人は多いのではないでしょうか。

たとえば、キャベツ(cabbage)は可算名詞と捉える国もあれば、不可算名詞と捉える国もあるようです。(参考Longman英英辞典の定義

なので、可算名詞と感じる不可算名詞に出会ったら、

語源を調べて不可算名詞の定義につながる解釈を見出す

こうすることで、モヤっとが少し解消されると思います。

不可算名詞の注意点

  • 不可算名詞は単数扱い。複数形の"s"をつけない
  • 不可算名詞の前に冠詞の"a"をつけない
  • 不可算名詞は1つの場合単数形の動詞で受ける
  • 不可算名詞は2つ以上andでつながると複数形の動詞で受ける
  • 不可算名詞の数え方の修飾語に注意する(例:○much ×many)

最後まで読んでくださりありがとうございました。

今日はココまでです。

 

 

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