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オンライン英会話レビュー

【徹底レビュー】ネイティブキャンプ『ビジネス英会話』教材の詳細

記事タイトル入りスライド

 

NativeCamp(ネイティブキャンプ)の『ビジネス英会話』教材は、仕事で使う英語フレーズを覚えていくのに便利なレッスンです。

65回のレッスンでキーフレーズを合計200近くカバーできますよ。

穴埋め箇所がだんだん増えていくキーフレーズのアウトプット練習が役に立ったのでレッスン内容をレポートします。

実際のレッスン画面のキャプチャーもつけているので参考になればと思います。

 

NativeCampを受講した人

著者の紹介(企業で英語実務16年、TOEICスコア850-950点、3年間でオンライン英会話7社を利用)

いくつかのオンライン英会話を休会月を挟みながらローテーションして英語学習を継続しています。

 

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目次

ネイティブキャンプ『ビジネス英会話』のレッスン数

初級、中級、上級の3つで合計65レッスンあります。

 

  初級 中級 上級
ビジネス英会話 25レッスン 20レッスン 20レッスン

 

ネイティブキャンプには、他に『ビジネスコース』がありますが、『ビジネス英会話』とは教材が別です。

 

ネイティブキャンプ『ビジネス英会話』のレッスンの流れ

step
1
レッスンのGoal(目標)を確認する

『ビジネス英会話』のレッスン目標と重要英単語

講師からレッスンのGoal(目標)を確認するよう指示があるので、1文の英文を読み上げます。

 

step
2
重要単語を講師の読み上げに続いて2回リピートする

リピートの後、不明な英単語はあるかどうかを聞かれることが多いです。

 

step
3
ダイアローグをを講師の読み上げに続いて2回リピートする

『ビジネス英会話』の基本ダイアローグ

step
4
3つのキーフレーズを講師に続いて1回リピートし画面教材の説明文を確認する

 

step
5
1stロールプレイから5thロールプレイを1回ずつ順に読み上げる(各ロールプレイで講師と生徒で話者役を交代)

『ビジネス英会話』の1stロールプレイは穴埋め箇所が少ない

『ビジネス英会話』の1stロールプレイ

 

このパートがこのビジネス英会話レッスンの”キモ”です。

各ロールプレイは、状況が若干異なる設定ですが、STEP4で確認した3つのキーフレーズは共通です。

そして、1stロールプレイから5thロールプレイに進むにつれて、空欄箇所が増え難易度が上がります。

 

『ビジネス英会話』の5thロールプレイは穴埋め箇所が多い

『ビジネス英会話』の5thロールプレイ

step
6
復習用のロールプレイを2つ行う

 

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【感想】ネイティブキャンプ『ビジネス英会話』の特徴と学習効果を高める方法

 

① レッスンレベルは初級 < 中級 < 上級ではない。レベルは変わらない(中級~上級)

『ビジネス英会話』の初級も上級もレベルの差はない

『ビジネス英会話』の初級も上級もレベルの差はない

「扱う英単語や表現が初級はカンタンで上級は難しいのかな」

と思ってしまいますよね。

でもそんなことないです。

初級から上級のレベルの差を特に感じませんでした。

実際、定量的にみても初級・中級・上級で変わりません。

 

初級・中級・上級

  • 重点語彙数:1~10
  • ロールプレイの会話セリフ:1
  • 会話のストローク(往復)数:3~4
  • Key Phraseの数:3
  • 1stロールプレイ~5thロールプレイと段階的に増えていく穴埋め箇所の数
      • 1stロールプレイ:1~2か所
      • 2ndロールプレイ:2~3か所
      • 3rdロールプレイ:3~4か所
      • 4thロールプレイ:5~6か所
      • 5thロールプレイ:2-3語を除いてすべて

 

また、初級のレッスンにも例えば以下のような難しめの英単語も重要英単語として普通に出てきます。

  • full-fledged employee(正社員)
  • quota(ノルマ)
  • salvage(救済する)

 

ネイティブキャンプの教材ホームページに初級、中級、上級の説明が以下のように書いてあります。

初級:面接、営業、来客などの場面で使用するビジネス英会話を学びます。

中級:仕事の受発注の場面や様々な場面で使用するビジネス英会話を学びます。

上級:上司や部下との会話や会議などの場面で使用するビジネス英会話を学びます。

 

『ビジネス英会話』コースは、最初は初級と中級だけだったようですが、後で上級が追加されたようです。

レベルではなく扱うシーンで初級、中級、上級を分類しているだけと捉えた方がよいと感じました。

 

② 予習をしてからレッスンに臨むと効果的

『ビジネス英会話』は、ビジネス英会話で使う定型フレーズを覚えていくのに役立つレッスンです。

自分の実力を試したい場合や同じレッスンの2回目・3回目は、予習をせずにいきなり受ければよいと思います。

しかし、毎回のレッスンで3つの重要表現を着実に身に着けていくには、予習をしたほうが学習効果が高いですよね。

以下のふたつを5分~10分の時間で事前に予習しておくだけでいいと思います。

 

予習内容

  • 重点語彙、Key Phrase、ロールプレイに意味の分からない英単語や表現があれば辞書で確認しておく
  • 語法や文法で質問したい点がないかを確認しておく

 

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③ 復習は同じレッスンをもう1回受けるがベスト

復習は、レッスン回数無制限のメリットを生かせます。

このレッスンの英語表現は実践で使えるレベルに達していないな

そう思ったら同じレッスンをもう1回受ければよいです。

1回目のレッスンの直後に受けてもいいし、1カ月後に再度受けるのもアリですよね。

繰り返し、繰り返しレッスンを受けて、5thロールプレイのほとんど穴埋めの状態でも、英語表現を言えるようになるまで練習すると着実に身に付きます。

 

④ PCでもスマホでもOK

『ビジネス英会話』をスマホで受けたレッスン画面

『ビジネス英会話』をスマホで受けたレッスン画面

PCはもちろんOKですが、画面の小さいスマホでもレッスンに支障なかったです。

画面に映る範囲は狭めで1文程度しか表示されないので、スクロールは多めですが。

けれど、カンニングをせずにフレーズのロールプレイ練習をするのには好都合です。

 

『ビジネス英会話』をスマホで受けたレッスン画面

『ビジネス英会話』をスマホで受けたレッスン画面(表示される範囲が限定的なのでカンニングせず良い練習に)

 

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⑤ 教材は日本語説明と英語説明の切り替えが自由

『ビジネス英会話』レッスン教材は日本語⇔英語の表示切替がカンタン

画面上の地球マークを押して『日本語』、『English』を選択するだけで表記の切り替えがカンタンにできます。

 

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⑥ 疑問点はドンドン質問できる

語法や文法、類似表現など知りたいことはドンドン質問できます。

たいてい、講師がレッスンの途中で何度か”Do you have any question?”と聞いてくれますし、自分から質問してもOKです。

実際に自分が質問した例でいうと、上級の「将来予測について説明する」のレッスンで以下の表現が出てきます。

 

Barring unexpected events, we’ll be seeing a 50% increase in two years’ time.

2点講師に質問しました。

 

① Barringの意味と頻度

Barringという前置詞をこれまで聞いたことがありませんでした。

この表現は話し言葉でも使うのかを聞いてみたところ、

固めのフォーマル表現だけど、話し言葉でも書き言葉でも使います。Aside from, Apart from, Except forなどのほうがより一般的ですかね

との回答でした。

 

② 50%の前に冠詞aは必須?

また、同じ英文で、50%の前に冠詞のaがついているけど、なくてもよいのかについても聞きました。

”2年後に50%の上昇”とある条件下の説明なので冠詞のaは必要。なくても意味はもちろん通じるし大きな間違いではないけど

との説明でした。

 

 

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あとがき:英語学習の定着化に良い教材

ネイティブキャンプの『ビジネス英会話』は英語学習を定着化させるのに良い教材と思いました。

1カ月間20レッスンを目標に、3か月間で初級・中級・上級のすべての65レッスンを消化できればいい感じです。

3フレーズ×65レッスン=約200のビジネス英語表現をマスターできますよね。

そして、3月続けられることができたら、話せる表現も増えて英語学習のモチベーションも上がりそうです。

 

 

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