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【会議を締める英語表現】Let's wrap up.の使い方と8つの注意点

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「We're running out of time, so let's wrap up.」は、ミーティングやプレゼンテーションなどで時間が迫っている場合に使われる表現です。

「時間がなくなってきているので終わりにしましょう」と会議を締める意味のフレーズですね

"Wrap up"はプレゼント箱を包装紙で包むイメージです。

この表現は、会話を円滑に終わらせ、会議の成果を参加者に共有するために重要な役割を果たします。

この表現をミーティングで効果的に使うための注意点をまとめました。

 

 

【英語ミーティングを締める表現】Let's wrap up.の使い方と8つの注意点

”wrap up”のイメージ(プレゼント箱が包まれている)

 

以下のような点に注意して、会議をうまく締めましょう

 

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会議の目的を明確にしておく

ディスカッションの目的が何であるかを明確にして参加者に開始前に共有しておくことが重要です。

議題が明確であれば、参加者たちは議題に対して意見を交換し、意見がまとまりやすくなります。

また、時間を節約することもでき、効率的で内容が濃い英語ディスカッションへとつながります。

 

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終了までのプランを考えておく

会議やプレゼンテーションを始める前には、終了までのプランを考えておくことが大切です。

時間に合った会議のアジェンダを用意します。

また予定よりも時間が余る場合を想定して、その余った時間を有効に使うための予備の資料やトピックを用意しておいたほうがよいかもしれません。

反対に打ち合わせの時間が迫ると、「We're running out of time, so let's wrap up.」と議論の途中でも言わざるを得なくなります。

 

時間を意識した資料準備を行う

時間を意識した資料準備も必要です。

各スライドの説明時間配分が適切でない場合、途中で「We're running out of time, so let's wrap up.」と言わざるを得なくなってしまいます。

自分が主に説明するプレゼンテーションでこういう事態になると、準備が甘かった印象が参加者に伝わってしまいます。

そのため、説明時間に合ったスライドの枚数や内容、話すスピードを調整し、時間管理を意識したプレゼンテーション準備を行うことが重要です。

 

パワポ資料作成の秘訣です

 

時間管理をしておく

たいていの会議は時間が限られているので時間管理が重要です。

できれば、タイムキーパーを決めておきましょう。

そして、ディスカッションのスケジュールを事前に設定しておきます。

本番では最初から時間に余裕を持って進めていくことが望ましいですが、場合によってはタイムキーパーがいないこともあります。

参加者たちが議題の時間配分に対して注意を払いながらディスカッションが進められることが理想です。

途中で時間を確認し、時間が迫っている場合には「We're running out of time, let's proceed to the next topic.」などと言って会議を進めましょう。

 

議論のまとめ役を決めておく

会議で誰が議論をまとめるかをあらかじめ決めておくことも大切です。

参加者全員が議論をまとめようとすると、時間を無駄にしてしまうことがあります。

一方で、まとめ役がいないと、議論がかみ合わずに無駄話に時間を費やしてしまうことがあります。

 

参加者に注意喚起する

ディスカッションが進むにつれ、参加者が熱心に意見を交換していると、つい時間が過ぎたり議論が逸れたりしてしまうことがあります。

そうなる前に、リーダーまたはファシリテーターが参加者に注意喚起することで、時間内にディスカッションをまとめることができます。

 

議論を軌道修正する表現

Let's get back on track.
(軌道に戻りましょう)

I think we've strayed from the original topic. Let's refocus.
(元の話題から逸れてしまったようですね。集中しましょう)

Can we steer the conversation back to the main point?
(話を本題に戻せますか?)

We seem to have gone off on a tangent. Let's come back to the main issue.
(話が脱線してしまったようです。本題に戻りましょう)

I understand that this is an interesting point, but let's try to stay on topic.
(面白い話題だと理解していますが、本題に戻りましょう)

 

様々なWrap up表現を使い分ける

「We're running out of time, so let's wrap up.」は、時間が迫っている場合に使われる表現の1つですが、その他にも時間を意識した表現はたくさんあります。

メンバが変わらないミーティングを何度も行う場合、表現のレパートリーがあったほうがいいですよね。

表現を使い分けましょう。

 

Wrap up表現

We only have a few minutes left, so let's quickly summarize our discussion.
(残り2-3分になりました。急いで議論をまとめましょう)

We're approaching the end of our allotted time, so let's start wrapping things up.
(割り当て時間の終わりに近づいてきました。議論のまとめに入りましょう)

We have to be mindful of the time, so let's bring this meeting to a close.
(時間に注意しないといけません。ミーティングを終わらせましょう)

Our time is limited, so let's conclude this meeting.
(時間がなくなってきました。結論をだしましょう)

As time is ticking, let's wrap up this meeting.
(時間がありません。ミーティングをおわらせましょう。) ※tickingは時計のチクタク

We're short on time, so let's finish up the meeting.
(時間がなくなってきました。ミーティングを終わらせましょう)

Time is running out, so let's wrap things up for this meeting.
(時間がなくなってきました。会議をまとめましょう)

 

ディスカッションのまとめを作成する

ディスカッションが終了したら、そのまとめ(議事メモ)を作成しておくことも重要です。

このまとめにより、参加者全員が議論の内容を確認できるようになります。

また、次回の会議で継続して議論をしたり議題を振り返るときにも役立ちます。

 

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