英語学習のブログを書き始めて3年経過しました。
最近は、英語学習ノート代わりにブログを活用するようになっています。
これ、結構いいですよ。
悪くないです。ほんとに。
人にも読まれるので、適当なことは書けません。
ブログを英語学習ノートにも使うようになってから英語力は明らかに上がりました。
分析してみると、ブログを書き続けられている理由が5つあるように思います。
一石五鳥です。
アタナも英語学習のためにブログを書いてみませんか?
私が英語ブログを書く5つの理由【学習知識の整理だけじゃない】
英語ブログを書き続ける理由を5つまとめました。
順に説明しますね。
① 学びの整理が英語学習や英語実務に役立つ
英語ブログを書いていると、学びの整理が英語学習や英会話にそのまま役立ちます。
書き始める前は自分もそう思っていました。
でも、誰でも見ることができるネットのブログに書くとこんなメリットがあります。
いつでもどこからでも”英語ノート”を確認できる
ネットがあれば、24時間365日どこからでも自分の英語”公開”ノートを確認できる感じです。
英語打ち合わせの30分前に、ミーティングで使いそうな英語表現をPCやスマホで確認することが増えました。
最近は英語学習本やノートを持ち歩くこともなくなりました。
便利なだけでなくスマホやPCで確認しているので周りの人から勉強してるようにも見えませんよ。
職場で周りの人にPCの画面をチラッと見られても、英語表現のネット記事を見ているぐらいにしか思われないです。
先日も、仕事でパワポ棒グラフを英語で説明する機会がありました。
前日から打ち合わせの直前まで自分が書いたグラフ説明の英語表現や円ドル変換のやり方を仕事中にも確認することができましたよ。
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『読んで学ぶ』プラス『書いて学ぶ』で英語力が伸びる
英語学習のスタイルが『読んで学ぶ』だけにとどまらず、『書いて学ぶ』も加わったことで定着がしやすくなったように思います。
英語ブログを書く前までは、アナタときっと同じく書籍を読んだり英会話練習したりすることが英語学習の主なやり方でした。
けれど、ブログに英語表現をまとめたり語法や用法を書いて整理すると、英語力が定着しやすくなりましたよ。
しかも、誰でも見られるネットなので、文法や説明に間違いがないようにしないといけません。
辞書や参考書など信頼できる情報ソースにてちゃんと調べて整理することがあたりまえになりました。
② ブログを書くと他のスキルも伸ばせる
ブログを書くと伸びるスキル
- ライティング・資料作成スキル
- マーケティングスキル
- SEO(Search Engine Optimization)スキル
ブログを書くと英語力のみならず他のスキルも伸ばせます。
ライティングスキル・資料作成スキル
ブログを書くとライティングスキルが伸びますね。
単に書く文字の量が増えるからではありません。
読んで下さる方が少しでも読みやすいと感じていただけるよう「文章の書き方がうまくなりたい」と自然に思うようになりました。
そのために工夫する以下のような読みやすくするためのポイントは仕事の資料作成にもそのまま生かせますね。
スキル爆増です。
読みやすくする工夫
- 構成を考える
- 漢字を開く/閉じる
- 一文を短くする
- 箇条書きを使う
- 文字を装飾する
- キャラクターと会話調の文章を取り入れる
- イラスト/写真/動画などを加える
- 適切な行間やスペースを意識する
- 修飾語と被修飾語の位置に注意する
- 結論→理由→具体例で文章展開する
マーケティングスキル
ブログを書きはじめると、読み手のことも意識するようになるのでマーケティングスキルも伸ばせます。
記事を書く前に以下のようなことを検討するからです。
記事を書くときに考えること
- 想定読者(ターゲット・ペルソナ)
- 読者の悩み・知りたいこと
- 解決策・答え・役立ちそうなこと
確かに、単に英語ノートの代わりなら自分だけが分かればいいのでこれらの3点を気にする必要はないかもしれません。
けれど、ブログを書いているとゲームのような要素が加わってきます。(後述)
ゲームの達成感を味わうために、一人でも多くの人に少しでも長い時間自分の記事を読んでもらいたくなるのです。
そのためにはマーケティング的な要素も必要ですよね。
SEO(検索エンジン最適化)スキル
ブログ記事をGoogleやYahooの検索結果で記事を上位表示させるには、SEOスキル(Search Engine Optimization)が必要です。
これもマーケティングスキルと同様に、ブログが英語ノート代わりなら必須ではないです。
でも、書いた記事が他の人にも役立つとうれしいですよね。
その気持ちが強くなってくると、「どうやったらGoogleの検索結果に上位表示されるか」を考えるようになります。
それがSEOスキルです。
SEOスキルの例
- 検索キーワードをタイトルや見出しに入れる
- 読者の検索意図を記事で網羅する
- 画像にはaltタグ(画像を説明文)を付加する
- 他の内部記事へのリンクを入れる
③ ”メディア”編集者になれる
ブログは雑誌やWebマガジンのようなもの=”メディア”ですよね。
英語ブログを書き始めると、当然自分がそのブログメディアのオーナーです。
英語学習記事を週に1回定期的に書けば、英語学習の週刊教材と同じですよね。
そんな感じで情報発信できるのでメディアのオーナーになれます。
自分で”発行コンテンツ”を自由に決められる
自分がブログのオーナーなので、掲載記事を自由に決められますよね。
- 学習して英語力UPに役立った語法
- 忘れたなくないルール
- TOEIC本番の対策や頻出文法
- 英語の名言
気が向く内容をなんでもまとめることができますね。
広告掲載依頼がくることも夢じゃない
ブログを書いて、PV数が増えてくるとメディアとしての市場価値が生まれてきます。
私が書くこのブログはまだまだ弱小ですが。
そしてさまざまなブログ広告をあっせんするASP(Affiliate Service Provider)に登録するか、Googleのアドセンス審査に受かると記事に広告が貼れるようになります。
記事が読まれるようになると、広告主から「広告を貼っていただけませんか」と問い合わせがくることもありますよ。
④ ゲームをやっているような楽しさを味わえる
既に少し書きましたが、英語学習のブログでもゲームをやっているかのような楽しさを味わっています。
ステイホームの時間を英語学習+趣味としてつぶせるようになりました。
どんなゲーム性があるのか順に説明しますね。
PV数が少しずつ増えていく
書いた記事が何回読まれたかを確認するのが面白いです。
雑誌なら販売部数に相当しますよね。
独自ドメイン(自分専用のURL)を用意してブログを運営すると、無料のGoogle Analyticsというツールを使って自分のブログの統計情報を確認することもできます。
読者を増やすためにどう書けばいいのかを真剣に考える時間が長くなりました。
その他にも以下のような情報を常に無料のGoogle Analyticsを使って確認することができます。
- 記事への滞在時間
- 読者の年齢層
- アクセス元の国
Google Analyticsはスマホアプリもあるので、仕事の合間や外出中にも自分のブログがどれぐらい読まれているかをチェックすることができます。
1日前、1週間前、1年前の同じ日などとカンタンに比較表示もできるのでチェックがクセになりますね。(笑)
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リアルに報酬がもらえる
ブログを書くとリアルに報酬を得られます。
一般的にブログで稼げるようになるには少なくとも半年程度かかると言われているのでカンタンではないです。
よくネットに「3か月で10万円稼げるようになりました。」とか書いてあると思いますけど、個人が書く英語学習ブログでは無理と思います。
あれは、トレンドブログといって、芸能人や著名人を騒がすニュースが出た直後(ほんとにすぐに)に周辺情報をググって記事にする個人メディアの一部です。
一時的にPV数を爆発的に増やしてそれに応じた広告収入が入るみたいですね。
でも、英語学習ブログは、一時的にドカッとPVが増えるようなことはなくレッドオーシャン市場。
大手英語学習サイトや10年以上前から運営している個人サイトも数えきれないほどあります。
でも、お金まで稼げるとさらに面白くなりやる気もでますね。
広告がクリックされたり申し込みが発生すると収益が発生することがあります。
私も毎月のブログ運営費(1000円)ぐらいはここ最近稼げるようになりました。
ただ、最近は英語の疑問もChatGPTに聞けば済むようになっています。
個人ブログという形態でPV数や収益が今後どこまで伸ばせるのか、見通しは良くない感じもするので目的が収益中心なら英語ブログは続かないかもしれないですね。
⑤ ほとんど費用をかけずに運営できる
自分専用のURLを用意しても、月あたり1000円程度でブログを運営できますよ。
生ビール2杯分ですね。
無料ブログサービスなら文字どおり0円。
って思いますよね。
でも無料ブログには注意点もあります。
提供する会社がブログサービスをやめたら記事を書けなくなる。そしてこれまで書いた記事も消えてしまうかもしれない
また、広告も貼ってリアル報酬も狙うなら自分専用のURLで運営が必要です。
『ブログ 開設』、『ブログ 始める』などの検索キーワードでググると、ブログの始め方をわかりやすく説明してくれるYouTubeや記事がたくさんでてきます。
英語ブログ作成に使うよく使う参考書籍・サイト
ブログで英語の学びを整理するのに使っている代表的な書籍や本をまとめました。
Longman 英英辞典
辞書は主にLongman英英辞典を使っています。
Oxfordの英英辞典でもいいのですが、以下の特徴があるので英英辞典が重宝しますね。
英英辞典の特徴
やさしめの英単語で言葉の意味が解説されているので語感や類義語のニュアンスの違いがつかみやすい
カテゴリ『英語ミーティングで使う表現』には、ミーティングで使う頻度が高い言い回しのいろいろな類似表現をまとめています。
英英辞典は手放せませんね。
Grammar in Use (ケンブリッジ大学出版)
世界でベストセラーの英文法参考書ですよね。
前置詞、現在完了形、助動詞など英語のさまざまな用法がUnitごとにExplanationとExerciseの2本立て解説されています。
かんたんな例文ともにわかりやすく短く解説されているのがとっつきやすくもあります。
初級、中級、上級と書籍は3種類ありますが、一番売れている中級を利用しています。
スマホアプリで購入することもできますよ。
Sentensedict.com
例文を調べるのにとても役立ちます。
実際に使ってみるとわかりやすいですよ。
たとえば、上記のリンクから検索窓になんでも英単語や熟語を入れてみてください。
例文をズラーっと表示してくれますよ。(もちろん無料)
あとがき:検索結果に上位表示されるには時間はかかる
検索結果に表示されるようになるには、ホントに時間はかかります。
今日ブログを始めて明日Googleの検索結果にでるとかは、どんなに優れたコンテンツを用意できたとしても残念ながら無理です。
その点は注意点ですね。
また、ブログよりYouTubeに興味があれば、英語の上達法を動画で発信してもいいのかもしれません。
自分は、書くことのほうが好きなので今のところブログだけです。
YouTubeの場合、英語ノート代わりというより、英語の先生になって授業ですよね。
教えることで自分の知識も深まるので、YouTubeの英語学習情報発信もおもしろそうですね。