こんにちは。
外国人は意思表示をしっかりと示す人を好む場合が多いので、以下の2つを基本姿勢として英語のコミュニケーションに臨むように心がけています。
① 相手の意見に同意・賛成できる部分は、同意の意思を言葉に出して示す
② 相手の意見に同意・賛成できない部分は、自分の意見を伝える
そこで、この記事では①に関して「そうだね・私もそう思う・私もそう思います」と同意・賛成する英語の定型フレーズをまとめました。
一番メジャーな英語表現は、
I think so too.
ですね。
この表現以外で、同意できる気持ちのレベルによって、
「全面的に」
「基本的に」
「部分的に」
の3段階別に5つずつ英語表現をまとめました。
②の自分が意見を発言するときの定型表現もマスターしておくと、意見を言う前の枕詞に迷わなくて済みます。
強め・普通に・弱めにの3段階で同じようにまとめています。
この記事を読むと分かること(After)
- "I think so too."以外の『そうだね・私もそう思う・私もそう思います』の同意・賛成英語表現15選(3段階レベル別)
(好きなところから読めます)
強めに(全面的に)同意・賛成を伝えたいとき
- Yes, I completely agree with you.
- That's exactly how I feel.
- Yes, you are absolutely right.
- I couldn't agree more.
- Absolutely!
① Yes, I completely agree with you.
completely(完全に)をつけることで意味が強まりますね。
文字通り、「私も全くそう思います」の意味になります。
completelyは、以下の単語に入れ替えて使ってもOKですね。
同じように強く同意する意味です。
- absolutely (絶対に)
- entirely (全体的に)
- totally (全体的に),
- definitely (間違いなく)
私の周りでは、”totally”はアメリカ人が、"absolutely"はイギリス人が良く使います。
例文

(クライアントの要求を満たすため提案価格を5%下げるべきです)
I completely agree with Jack.
(完全にJackの意見に同意します)
② That's exactly how I feel.
That'sのThatは誰か他の人が言った意見や発言の内容を指します。
”まさにそれは私も感じること”と強い意味の同意表現です。
例文

That is exactly how I feel.
(まったくその通りです)
③ Yes, you are absolutely right.
”あなたの意見は正しいです” = "私もあなたと同感です”の意味ですね。
例文

Yes, you are absolutely right.
(まったくその通りです)
④ I couldn't agree more.
相手の意見にすべて同意のため、”これ以上の同意はできません”という感じですね。
"これ以上の同意はできなかった”の意味ではありません。(couldは過去形ではなく仮定法)
例文

I can't agree more.
(まったくその通り。私もそう思います)
⑤ Absolutely!
「絶対に、まさに」の意味で一言で強い同意を表すことができる便利な表現です。
例文

Absolutely.
(私もそう思う。そうだね。)
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普通に(基本的に)同意・賛成を伝えたいとき
基本的に同意を伝えたいときの表現です。
同意表現のあとに補足意見をつけ加えられたら良いですね。
- I agree in principle, and/but ~
- Overall, I agree with you but~
- I support your basic idea.
- I am with you on that.
- Exactly.
① I agree in principle, and/but ~
"in principle"は"原則として"の意味です。
「原則として同意します。そして/しかし~」と後に補足する意見を加えるときに使います。
例文

I agree in principle, and we should tell the client that this is the final offer.
(原則同意します。そしてクライアントにこれが最後の価格提示と伝えるべきです)
② Overall, I agree with you but~
「全体的に同意はします。が、、、」と意見を続けるときに使います。
①と同じ使い方です。
例文

I agree in principle, but we should confirm the client whether they have intension to give us order if we reduce the price.
(基本、私もそう思います。しかし価格を下げれば発注する意思があるのかどうかを確認すべきです)
③ I support your basic idea.
「あなたの基本的な考え方にを支持します」の意味です。
"agree"に比べると"support"は若干距離を置いて同意している印象があります。
例文

I support your basic idea. Let's do it.
(あなたの基本的な考え方に同意します。そうしましょう)
④ I am with you on that.
I am withの後に発言した人の名前を入れて、「~の意見に賛成します」という意味の表現です。
"I am with Jack on that."
(そのことについてジャックに賛成です)
例文

I am with you on that and we should acquire the contract.
(あなたの意見に賛成です。受注を獲得しましょう)
⑤ Exactly.
Exactly, は英会話の途中に相槌の代わりとしてもよく使われますね。
Nativeがこの一言で同意の意思を表すのをよく聞きます。
例文

Exactly!
(そうだね)
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弱めに(部分的に)同意・賛成を伝えたいとき
同意できない部分を後に続けて伝える際の枕詞として使っています。
- I can see your point but
- That is true to a certain extent but
- I suppose so, but
- Yes, perhaps right, but
- Well, it depends.
① I can see your point but
「あなたの意見のポイントは理解するが、、、」
その後に自分の考えを続けます。
例文

I can see your point but I am not sure it is the real client's desire.
(あなたの意見のポイントは分かります。しかしそれがクライアントの本当の希望なのかどうか分かりません)
② That is true to a certain extent but
「あなたの意見はある程度正しいと思います」の意味ですね。
"ある程度"と言っている以上、その後に自分の異なる意見を添えたいところです。
例文

That is true to a certain extent but we should talk with the client more.
(ある程度その通りだと思いますがクライアントともう少し話すべきです)
③ I suppose so, but
「私もそう思いますが、」と言って後に自分の意見を伝えます。
"suppose"は"think"より”控えめに思う”のニュアンスがあります。
例文

I suppose so, but maybe the boss will disagree to that idea.
(私もそう思いますがボスはその考えに反対するかもしれません)
④ Yes, perhaps right, but
"perhaps"は"maybe"と同じレベルの弱い意味での「多分」です。
丁寧な前置きの枕言葉として使えます。
例文

Yes, perhaps right, but I am not confident if it will be effective or not.
(そうかもしれませんが、それで上手くいくのかどうか自信がありません)
⑤ Well, it depends.
「状況によります」
部分的な同意表現です。
”It depends.” は、即答を避けたいときにも使える表現です。
例文

Well, it depends, I hope it is the last request from the client.
(状況によると思います。それが顧客からの最後の要求であれば良いと思います。)
ひとことで伝える「そうですね」
相づちを打つような感じでひとことで使える英単語もあります。
既に、"Absolutely"と"Exactly"は、説明しましたのでそれ以外の英単語を紹介します。
いずれも「そうだね!」と相手の意見や提案に同意するときの相づち表現として便利です。
- You are telling me.
- Yes!
- Of course!
- No doubt!
- No shit! (※スラングなのでビジネスには向かない。男子学生向き)
A: I am so hungry. I need something to eat.
(おなかすいた何か食べたい。。。)
B: No shit!
(そうだね。俺も!)
まとめ:自分の意見を意思表示する
特に、部分的にしか相手の意見に同意できないときは、上記にまとめた定型表現の後に、自分はどう思うのかを相手に伝えることが大事だと思います。
その時はそう思って伝えたことが、後で考えが変わったら訂正すればいいだけのことです。
外国人は、このあたりに寛容です。
「あの時はそう言っていなかったじゃないか!」
と怒ったりするような外国人に僕は仕事で会ったことがありません。(日本人にはいましたが)
自分の考えが変わったことを素直に伝えると、
"It is great!"
と言って喜んでくれたりします。
相手の考えの変化も尊重してくれます。
なので、その場で感じた自分の考えはできるだけ英語で発信するほうが、仕事や相手との関係がうまくいくことが多いと思います。
- 強めに(全面的に)同意・賛成を伝えたいとき
- ① Yes, I completely agree with you.
- ② That's exactly how I feel.
- ③ Yes, you are absolutely right.
- ④ I couldn't agree more.
- ⑤ Absolutely!
- 普通に(基本的に)同意・賛成を伝えたいとき
- ① I agree in principle, and/but ~
- ② Overall, I agree with you but~
- ③ I support your basic idea.
- ④ I am with you on that.
- ⑤ Exactly.
- 弱めに(部分的に)同意・賛成を伝えたいとき
- ① I can see your point but
- ② That is true to a certain extent but
- ③ I suppose so, but
- ④ Yes, perhaps right, but
- ⑤ Well, it depends.
最後まで読んでくださりありがとうございました。
少しでも参考になればうれしいです。
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