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【意外に超重要!】グローバル交渉のノンバーバルコミュニケーション5つ

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コミュニケーションにおいて、話す内容そのものが相手に与える影響はたったの7%

 

残りの93%は目から入る情報など、言葉以外の情報からだそうです。

 

「人は見た目が9割」とう本が売れるのも分かるような気がします。

 

これって、見方を変えるとコミュニケーションにおいて、どんなにすばらしい意見であったとしても、態度、表情、伝え方などが悪かったら90%以上の確率で相手に良い印象を与えられないということです。

 

英語で外国人との交渉や打ち合わせに臨むときにも、このノンバーバルコミュニケーションは特に重要だと感じています。

 

日本人同士の場合は、控えめで謙遜的な態度が好まれやすいですよね。

 

けれど、外国人は自分に自信がありそうな相手を好む傾向が強いです。

 

15年間、グローバルの仕事をしてきて強くそう感じます。

 

外国人と対面で打ち合わせするときに態度や振る舞いで気をつけているポイントをまとめました。

 

この記事を読むと分かること(After)

  • 外国人との打ち合わせにおいてノンバーバルコミュニケーションで気を付けるポイント
    (打ち合わせで足を組んだ状態を続けるのは良くない)

 

目次

①: あいさつは満面の笑みでアイコンタクトをする

 

外国人と対面してあいさつをするときに特に気をつけているのは笑顔アイコンタクトです。

 

笑顔は「あなたにお会いできて嬉しいです」と言葉よりも強く相手に伝えてくれます。

 

特に海外から来日してくれた相手には、

 

遠いところからよく日本へ来てくれました

 

というWelcomeの気持ちを持つと自然と笑顔でアイコンタクトができます。

 

そして男性どおしであれば、がっちりと強めの握力で握手をします。

 

がっちりと握手をするかどうかで、欧米人は相手が自分に自信がある人かどうかを感じとろうとします。

 

ただ、最近はコロナウィルスの影響で、この”がっちり握手”を控えることも多くなりましたね。

 

がっちり握手をする欧米人とのビジネスの様子

男性間の握手はがっちりとする

 

あいさつのときの名刺交換は、欧米人はそこまできっちりしていないです。

 

名刺を持ち歩いていない人が特に最近は多くなりましたね。

 

名刺を持っている場合でもトランプのカードを手渡すような感じで相手の前の机に置いたりします。(笑)

 

ミュー吉
もう紙の名刺は古いニャ

 

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②: 声はしっかりと出す

 

短い英語やひと言のフレーズであったとしても、声のトーンや調子をしっかりさせることを意識しています。

 

小さい声や相手に聞こえにくいボソッとした声では相手に弱々しい印象を与えかねません。

 

"相手の目を見て堂々と声をしっかり出して発言する"

 

内容はともかく声が大事といつも自分に言い聞かせてます。

 

 

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③: 姿勢もピシッとする

 

猫背やうつむき加減での会話も相手に良い印象を与えないです。

 

堂々と姿勢を良くして振る舞うほうが、交渉もうまくまとまります。

 

特に欧米人は自己主張の文化に慣れていますよね。

 

言いにくいことでも仕事と割り切ってしっかりした態度で姿勢よく相手に伝えたほうが好印象を与えます。

 

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④: スーツやシャツもピシッとする

 

特に価格交渉や他社との大事な打ち合わせの際は、スーツをピシッと着ることを心がけています。

 

折り目の付いたスーツやベストなどは、プロフェッショナルな印象を与えることができ、相手からレスペクトを得やすいです。

 

"相手から低く扱われない(なめられない)ように自分を着飾る"ことも重要なノンバーバルコミュニケーションですよね。

 

また、欧米人はスーツの下に着るシャツに胸ポケットがないものを着ていることがよくあります。

 

これは、胸ポケットにごちゃごちゃと物が入らない分、シャツの型が崩れずさっぱりとした印象を与えるから。

 

特に金融系やコンサルティングの職種の欧米人は、胸ポケットがないシャツを着ていることが多いですね。

 

見た目で心理的に負けたくないので、外国人とフォーマルな打ち合わせの日は胸ポケットがないシャツを着ることもあります。

 

グローバルの標準に自分を近づけて相手と同じ土俵で互角に戦うイメージです。

 

仕事で胸ポケットがないシャツを着こなす外国人のふたり

欧米人は胸ポケットがないシャツがスタンダード

 

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⑤: 交渉の場で足を組まない

 

交渉の場では、足を組んだ状態が続かないように気をつけています。

 

気が緩むと意識することなく足を組んでしまいます。

 

しかし、足を組むと以下のような無言のメッセージを相手に伝えるそうです。

 

「その場を支配したい」

 

「壁を作って自分を守ろうとしている」

 

お互いの妥協点を探り、歩み寄ることを目的とした打ち合わせにはこの印象はプラスに働きません。

 

価格交渉の場で長い時間足を組んで座ってしまうと、相手との心理的な距離を近づけにくくなるからです。

 

決裂を想定した交渉やそれを意図している場合はそれでも構わないのかもしれませんが。

 

なので、相手と交渉をまとめたいときは足を組まないように心がけています。

 

ではどのような足のポジションが良いのだろうか?

 

と思いますよね。

 

両足の裏を床につけて両足の膝をかるく横に開いた状態が相手にオープンな印象を与えるようです

 

◎膝を開く=気持ちもOpen

×足を組む=気持ちもClose

 

と関連づけて覚えています。

 

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まとめ: 自分には無理と思わず”演じる”意識で臨む

 

ノンバーバルコミュニケーション力もグローバル人材に必要なスキルだと実感しています。

 

慣れもあるので最初からうまく使えることは難しいですよね。

 

私も経験を積み重ねてようやく少しずつ意識できるようになれました。

 

役者になったつもりで”演じる”意識を持つようにしています。

 

表情や態度をいつも以上に意識して交渉に臨むと、思いのほかうまく進むこともあります。

 

ノンバーバルで気をつけていること

あいさつは満面の笑みでアイコンタクト!

声はしっかりと出す

背筋を伸ばす

大事な打ち合わせは胸ポケットのないシャツを着る

交渉の場で足を組まない

 

少しでも参考になればうれしいです。

 

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