こんにちは、りゅーたです。
英語で自分の考えや意見を述べるときに思いの強さに応じて英語表現を使い分けるようにしています。
定型表現は丸暗記で覚えておき、自分の考えや意見をその後につなげて英文が完成するイメージを持っておきます。
英語で考えや意見を述べる・言う = ①定型表現 + ②考えや意見
① 定型表現:意見の強さに応じた定型フレーズを選ぶ
② 考えや意見:自分が話したいことを英語にする
①の定型表現は意見の強さの違いに応じて「強め」、「普通」、「弱め」の3段階に分けてまとめました。
この記事を読むと分かること(After)
- 英語で考えや意見を述べるときの定型英語表現(強め・普通・弱めの3段階別)
強めに考えや意見を述べる
自己主張が強めの欧米人は、これらの言い方を頻繁に使いますね。
アジア人は気質が日本人に近い人も多いためか、あまりこのような表現を使わない傾向があると思います。
いずれにせよ、自分の意見や考えを相手にしっかりと分かってもらいたいときには躊躇せず使うといいとおもいます。
- I strongly think/believe that + 内容
- There is no question that+ 内容
- I have no doubt that+ 内容
- I am really positive that + 内容
- I am convinced that+ 内容
① I strongly think/believe that + 内容
I think~に副詞のstrongly(強く)をつけて「私は~と強く考えます」と意見を述べる表現です。
例文
I strongly think that we should assign Jack as the project manager because he has plenty of experience.
(豊富な経験を保有するジャックをプロジェクトマネージャとしてアサインするべきと私は強く考えます)
② There is no question that + 内容
「~については疑問はない」と断定する言い方です。
考えを強く主張したいときにピッタリです。
例文
There is no question about his qualification for the post.
(その仕事に対しての彼の技能・素質は疑問の余地はありません)
③ I have no doubt that + 内容
②とほぼ同じ意味ですが、一般論ではなく自分の主観的な意見として強く主張するニュアンスがある表現です。
例文
I have no doubt that remote work has a lot of advantages.
(リモートワークにたくさんのメリットがあることは間違いありません)
④ I am really positive that + 内容
"positive=肯定"ですね。
"I am positive."で"私は賛成です"、となります。
このため、「私は~に強く賛成します」と伝えるときに使える表現です。
"positive"の反対は "negative"ですね。
I am really negative that ~ とすると、全力で否定する意見になります。
例文
I am really positive that we should take more time to analyze the situation.
(状況の分析にもっと時間をかけることに強く賛成します)
⑤ I am convinced that + 内容
convincedは"確信している"です。
agreeよりも強く納得してる感じですね。
例文
I am convinced that Jack is taking the right step to master Japanese.
(ジャックは日本語をマスターするための正しい手順を踏んでいると確信しています)
普通に考えや意見を述べる
- I think/believe/feel + 内容
- I have an opinion that + 内容
- In my experience, + 内容
- Actually, + 内容
- From my point of view, + 内容
① I think/believe/feel + 内容
一番ありふれた表現ですね。
「私は~と思います/感じます」と自然な感じで意見や考えを述べるときに使っています。
例文
I think this is a good way to solve the problem.
(その問題を解決するのにそれは良い方法と思います)
② I have an opinion that + 内容
In my opinion, ~としても同じ意味になります。「私の意見としては~です」と伝える表現です。
例文
I have an opinion that it is better if we make a list to collect issues.
(私の意見としては、課題を管理するためのリストをつくればよいと思います)
③ In my experience + 内容
自分の経験をもとに意見を伝えたいときに使える表現です。
例文
In my experience, it is true that smiling is very important for good impression.
(私の経験から、良い印象をあたえるには笑顔はとても大切です。)
④ Actually, +内容
「実際のところ」と枕詞をつけて意見を言うときに便利です。
例文
Actually, Slash reading was very helpful to master English.
(実際のところ、スラッシュリーディングは英語のマスターにすごく役立ちます)

⑤ From my point of view, + 内容
「私の考えでは」と枕言葉をつけて、内容を続けるときに使います。
先に"my point of view(私の考えでは)"と言っているので、内容の部分は、主語は"I"以外が自然です。
例文
From my point of view, it is difficult to get a lot of PV access to web sites in short time.
(私の考えでは、短期間にWEBページに多くのアクセスを得ることは難しいです)
弱めに考えや意見を述べる
弱めに考えや意見を言うときは、以下のような表現を使います。
弱い主張の分、丁寧な印象を相手に与えることができる面がありますね。
同時に、全体の理解力が乏しい相手の場合自分の思いを相手が分かってくれる確率が下がってしまう可能性もありますが。
- I guess/suppose + 内容
- It seems that + 内容
- I'd say that + 内容
- I'd rather think that + 内容
- It is possible that + 内容
① I guess/suppose + 内容
guess/supposeは、thinkより控えめに意見や考えを言うときの英語です。
例文
I guess he will come back to office in 30 minutes.
(彼は事務所に30分すれば戻るのではないかと思います)
② It seems that + 内容
「~のように感じる」と断定を避けたいときに使えます。
例文
It seems that we had a wrong choice.
(我々は間違った選択をしたようです)
③ I'd say that + 内容
'dはwouldの省略形です。
仮定法のwouldを使うことにより、控えめに相手に伝えることができます。
例文
I'd say that I agree on her opinion.
(私は彼女の意見に賛成します)
④ I'd rather think that + 内容
ratherは、”むしろ~と思います”です。
他人の意見とは異なる意見を柔らかく伝えたいときに便利な表現です。
ratherの使い方をマスターしておくと、丁寧に自分の選択や希望を伝えるときに役立ちます。
例文
I'd rather think that we need to talk with him directly.
(私はむしろ彼と直接話したほうがいいと思います)
-
文頭や文中のrather thanの使い方~ソフトに自己主張♪
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⑤ It is possible that + 内容
「~は可能であると思います」と控えな伝え方です。
断定的に言いたくないときの表現です。
例文
It is possible that we collaborate with a Spanish company to proceed with the project.
(プロジェクトを進めるのにスペインの会社と協業するのは可能と思います)
自分が述べる意見に説得力を持たせるために
① 相手の意見に同意してから自分の意見も述べる
自分の意見を理解してもらうにためにも、相手の主張や意見に同意できる部分を先に伝えましょう。
ときどき、グローバルで仕事をしていると、クセが強くて正論と思うことをただ一方的に主張する人がいます。
どんなに相手の主張が正論であったとしても、自分の意見がまったく無視されたような状態になると、感情的に受け入れられないのが人間ですよね。
>>『そうだね・私もそう思う・私もそう思います』英語の同意・賛同15表現
② 主張+理由+具体例をセットで意見を述べる
英語で意見を述べるときにも、「主張・理由・具体例」の型を意識して意見を伝えるようにします。
(主張) because (理由) for example (具体例)
I 'd rather think that we should narrow down to one or two projects only because our resource is limited. For example we ended in failure 3 years ago with 5 projects.
(私はむしろ、リソースが限られているためプロジェクトはひとつかふたつに絞るべきだと思います。例えば3年前、5つのプロジェクトを選んで失敗に終わりました)
あとがき:
意見を英語で述べる定型表現を何度も発声練習してひとまず覚えてしまいましょう。
そして、定型表現の部分がスムーズに口から出るようになると不思議とその後につづける意見の内容もだんだん話せるようになります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
少しでも参考になればうれしいです。
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