英語で『ちなみに』や「なお」の意味で使える表現をまとめました。
覚えておくと便利な12個のフレーズを紹介します。

(好きなところから読めます)
英会話で『ちなみに』の使うときの心理

『ちなみに』を使うときの心理

- 情報を加えたい。補足したい
- 英会話の間が持たなく何か言いたい
① 情報を加えたい。補足したい

『ちなみに』を使うときの心理
- 人に情報を伝えたい・加えたい
- 役に立ちたい・助けたい
そして、本来は『ちなみに』の意味と役割として以下の3点がポイントです。
『ちなみに』の意味と役割
- 主となるテーマについて「言い添える情報」
- テーマに関連していることが前提
- 付け加える程度の主題より小さいボリューム
また、『ちなみに』を多く使う人の性格としてこう書かれていました。
『ちなみに』を多く使う人の性格
- 世話好き
- 手持ちの知識を披露したがる(親切であるが時にウザい💦)
- 感情よりも真実や客観的データを重視している・理屈っぽい
英会話の場合、日本語での会話とは違うので、「ウザがられるかも」とか「理屈っぽい」とか過度に気にする必要はないと思います。
英会話を続けることのほうが重要ですし、初対面の場合などは相手も困ったり分からない状況のこともよくあります。
ほとんどの場合、 「ウザい」ではなく「親切だ」と感じてもらえるのではないでしょうか。
Rather thanをマスターしよう
② 英会話の間が持たなく何か言いたい
英会話において『ちなみに』を使うときは、「とにかく英語で何かしゃべりたい」の心理も加わると思います。
会話はキャッチボールですが、相手の外国人が一方的に話してくれる状態になることがよくありますよね。
そんなときに、

と必死に何かを話したいときがあります。
Letの使い方をマスターしよう
情報を加えたい・補足したいときの『ちなみに』英語7表現

- ご参考までに
- お役に立つかわかりませんが
- ついでに言えば
- 追加情報として
- 補足すると
- 関連して
- ~となると
Just for your information/reference, (ご参考までに)



FYI = 参考までに、ちなみに、なお
例文
Just for your information, we have to finish this meeting within 10 minutes as we have another meeting with a customer.
(一応参考までに【ちなみに】、このミーティングは後10分で負えないといけないです。顧客との別の打ち合わせが控えています)
Just for your reference, that restaurant opens from 6:00PM, so we have to wait one hour.
(一応参考までに【ちなみに】、そのレストランは6時PMにオープンするので1時間待たないといけません)
「特にない」の英語表現
if that helps, (お役に立つかわかりませんが)




例文
The restroom is on your way right, if that helps.
(お役に立つかわかりませんが、トイレは向かって右側です。)
If it helps, you can use IC card for the payment instead of cash.
(お役に立つかわかりませんがちなみに、支払いには現金の代わりにICカードも使えます)
同意の英語表現
incidentally, (ついでに言えば)


例文
Incidentally, its price is 20% lower than those of competitors.
(ついでに言えば【ちなみに】、価格は競合他社より20%安いです。)
His promotion, incidentally, is unbelievable.
(ついでに言えば【ちなみに】、彼が昇格したことは信じられません)
He used to be a professional basketball player, incidentally.
(ついでに言えば【ちなみに】、彼は元プロバスケットボール選手です)
意見を述べるときの英語表現
As an additional information, (追加情報として)

- In addition (to that), ~
- Additionally speaking, ~
- Additionally, ~
例文
As an additional information, its price is 20% lower than those of competitors.
(追加情報として【ちなみに】、価格は競合他社より20%安いです。)
Additionally speaking, you can choose a color from 10 kinds as you like.
(さらに言えば【ちなみに】、色は10種類からお好きなのを選ぶことができます)
Additionally, the bus service runs on Sundays every one hour.
(追加情報として【ちなみに】、バスは日曜日は1時間おきにサービスしています)
英語の一言フレーズ
As a side note, (補足すると)




例文
This is as a side note, but its price is 20% lower than those of competitors.
(補足ですが【ちなみに】、価格は競合他社より20%安いです。)
Side note: The replacement for this part should be done by a certified consultant.
(補足:【ちなみに】 この部分の交換は認定コンサルタントが行わなければならない)
Related to~ (~に関連して)

例文
Related to the subject, I have a different idea.
(テーマに関連して、【ちなみに】、私は別のアイデアがあります。)
Related to the subject, I found several typos on the document.
(テーマに関連して、【ちなみに】、ドキュメントにタイプミスが何か所がありました。)
When it coms to ~ing, (~となると)




例文
When it comes to scheduling the next meeting, Friday is a holiday next week.
(次の打ち合わせの日程となると、【ちなみに】、来週の金曜日は祝日です)
When it comes to job interviews, first impressions are really important.
(仕事の面接となると【ちなみに】、最初の印象がとても重要です)
助動詞をマスターしよう
英会話の間がもたなく何か言いたいときの『ちなみに』英語5表現

- ところで・話はかわりますが
- ~と言えば
- 蛇足ですが
- 念のために
- ~的に言えば(~ly speaking)
By the way/Aside from ~, (ところで/話は変わりますが)


話題を変える『ちなみに』の英語表現
- By the way (ところでちなみに~)
- Aside from~(話題は変わりますが、ちなみに~)
- Sorry to change the subject but~(話題を変えて申し訳ないけど、ちなみに~)
- This is off the topic but~(話題は変わりますが、ちなみに~)

例文
By the way, How did you treat the issue ?
(ところで、【ちなみに】、あの件はどうなった?)
Aside from the theme, who will attend the conference next week ?
(そのテーマは置いといて、【ちなみに】、来週の会議には誰が参加する予定?)
Sorry to change the subject but, I am anxious about the plan of next week.
(話題を変えて申し訳ないけど、【ちなみに】、来週の予定が気になります。)
This is off the topic but, did you finish your homework ?
(話題が変わるけど、【ちなみに】、宿題終わらせた?)
「ありがとう」のいろいろな言い方
Speaking of ~, (~と言えば)


例文
Speaking of the coming party, dress code is casual.
(今度のパーティと言えば、【ちなみに】、ドレスコードはカジュアルです)
Speaking of travelling, I found a very cheap tour to Thailand.
(旅行と言えば【ちなみに】、タイ行きの格安ツアーがネットに出ていました)
会社業績説明の英語
Maybe this is not so important (relevant), but~ (蛇足ですが)


例文
Maybe this is not important but, the company has been looking for a candidate of good sales person.
(これは重要ではないかもしれませんが【ちなみに】、その会社はよい営業マンをずっと探しています)
Maybe this is not relevant but, he wanted to be hired by a better company.
(これは関係ないかもしれませんが【ちなみに】、彼はもっと良い会社に採用されたがっていた)
英語で質問する際の定型英語
Just to be sure, (念のために)
「念のために」「確認のために」の意味で『ちなみに』と言いたいときに使える英語です。
言い漏らしたことなどがある場合、この"Just to be sure", "Just in case"などがピッタリですね。
Justはなくてもいいですが、外すと「一応」の意味もなくなってしまいます。
例文
Did you turn off the light and air conditioner of the room? Just to be sure.
(確認ですが【ちなみに】、部屋のライトとエアコンは切りましたか?)
Just to be sure, the deadline of the homework is tomorrow, right?
(確認ですが【ちなみに】、宿題の提出期限は明日ですよね?)
「協力する」の英語表現
~ly speaking, (~的に言えば)
~ly speaking, はいろいろな単語と一緒に使って、「~的に言えば」の意味で使えます。
カジュアルにもビジネスにも、2語なので使いやすいですね。
「~的に言えば」と言いたいときに便利です。
2語で伝えられるパターンの言い方を以下の記事にまとめています。
~ly speakingの英語
例文
Practically speaking, I don't think it's difficult to do it by the end of this week.
(【ちなみに】現実的に言えば、今週末までにそれを終わらせるのは難しくありません)
Roughly speaking, I don't have a good feeling on their way of treating this issue.
(【ちなみに】大雑把に言うと、彼らのこの課題に対するやり方には好感が持てません)
あとがき:会話の「間」を埋めたいときに積極的に使おう!
『ちなみに』を英語で使いたいとき
- 情報を加えたい。補足したい
- 英会話の間が持たなく何か言いたい
紹介した12の英語表現は状況に応じてどちらの用途にも使えます。
また、丁寧に『ちなみに』と言いたいときにもそのまま使えます。
相手に発言に「私もそう思います」と同意する15の英語表現につなげて使うと英会話がやりやすくなりますよね。
ビジネスMTGでよく使う表現一覧