気をつけたい英語文法・語法

【英語の迷いを減らす秘訣!】自動詞と他動詞の違いと見分け方

英語の第1文型S+V

 

英語の自動詞他動詞のマスターってむずかしいですよね。

 

英語の授業で5つの文型を習いました。

 

自動詞が絡むのは第1文型のS + V。わかりにくくてやっかいでした。

 

"Birds fly."(鳥は飛ぶ)には目的語がない。このように目的語がない英文S + V第1文型といいます。

 

英語の先生からそう言われて ? って感じだったのを覚えています。

 

そして、他動詞が関わる第3文型は以下のように説明されました。

 

"She plays the guitar."では、目的語"the guitar"が動詞playの後についている。これがS + V + O第3文型

 

???。なぜ”鳥は飛ぶ”は目的語がないとなるの・・・"鳥は空を飛ぶ"とすれば”空を”も目的語にはならないのだろうか?って迷いがとれませんでした。

 

そうよね。英語が嫌いになりそうになるよね。でも、安心して。第1文型のもっといい理解の方法があるよ。

 

英語の第1文型自動詞他動詞に対する捉え方をこの記事でまとめたから。

 

この記事を読むと分かること(After)

  • 英語の第1文型の本質
  • 第1文型と第3文型の違い
  • 自動詞と他動詞の見分け方

 

目次

 

自動詞や他動詞などTOEIC試験の文法問題でよく出るパターンをまとめています。

TOEIC文法問題で「落とすともったいない」を呼びかける女性(記事タイトル)
【取りこぼし厳禁!】TOEIC Part5よく出る文法問題25パターン

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自動詞(第1文型)と他動詞(第3文型)の違いと見分け方

 

第1文型と第3文型をセットで以下のイラストのように理解してみましょう。

 

自分の英語学習において英語の第1文型を理解するための図

上の赤い部分が第1文型・下の青い部分が第3文型

 

第1文型も広い意味では目的語を取る

 

”第1文型は目的語を取らない”ではなく、『文型にかかわらずすべての動詞は広い意味で目的語を取る』と理解するが秘訣だと思うの。

 

上の図を見ながら以下の説明を読んでみてもらえる?

 

はい。

 

 

第1文型を理解するために

動詞には自動詞他動詞の2種類がある

動詞は以下の3つのパターンに分かれる

自動詞にだけなれるもの

自動詞にも他動詞にもなれるもの

他動詞にだけなれるもの

すべての動詞は広い意味で目的語を取ることができ、その取り方には2種類ある。

    1. 自動詞前置詞を挟んで目的語を持つことができる(持たなくてもよい)【第1文型】
    2. 他動詞直後に目的語を必ず持つ【第3文型】

 

例文で説明したほうが分かりやすいと思うので、以下の二つの英文で考えてみましょうね。

 

  • Birds fly. (鳥は飛ぶ)
  • Birds fly in the sky. (鳥は空を飛ぶ)

 

両方とも文法的に正しい英文ですよね。

 

そして両方とも第1文型です。

 

違いは、"Birds fly."の後だけですね。"Birds fly in the sky."には、広い意味での目的語がある英文と考えましょう。

 

目的語は"in the sky"の3語ですかね。

 

そうよ。

 

注意点は、"fly"は自動詞のみの用法が許される英単語だということ。(上に書いた①です)

 

"Birds fly sky.”としてしまうと、flyとskyの間に前置詞がないため文法的にまちがった英文になってしまうということですね。

 

そうね。英文法の参考書の多くは、目的語を狭い範囲で捉えて"in the skyは修飾語"と説明しているよね。

 

『”空”ではなく、”空”と言えるような場合、目的語ではなく場所を補完している修飾語だと捉える』という説明を聞きます。

 

そうね。それも自動詞の判別に使ってもいいの。でも、それだけに頼りすぎると混乱するわ。

 

たとえば、apologize(謝る)自動詞なのでtoが後に必要だよね。I apologized to him.が正しい英文で、I apologized him.は間違い。

 

”to him”の部分が修飾語と捉えるのには無理がありますね。

 

だから、"空を(飛ぶ)"とか"彼に(謝る)"の太字部分も言葉の意味から広義の目的語とまずは捉える方が英文法を理解しやすいと思うの。

 

もう一つ例文を見てみましょうか。

 

  • I go.(私は行きます)
  • I go to school.(私は学校へ行きます)

 

これらの英文も両方とも文法的に正しい英文で第1文型ですね。

 

"I go."の文には目的語がないけど、"I go to school."には広い意味での目的語があると捉えるの。

 

目的語は"to school"の部分ですね。

 

そうね。"go"もflyと同様に自動詞のみの用法が許される英単語。

 

"I go school."としてしまうと、goとschoolの間に前置詞がないため文法的に誤りですね。

 

少し補足すると、goの本来の意味は”その場から離れる”なの。

 

Longman英英辞典のgoの解説

Leave somewhere

to leave the place where the speaker is in order to move to somewhere else

 

意識が"その場"にあって、そこから離れていくイメージですね。

 

そうか・・・。goのイメージを意識して訳すと、I go to school.は「私はこの場を離れて学校へ行きます」という感じになるのですかね?

 

その通り!go とschoolの間に心理的な距離がある感じで、I goだけでも「私は(その場を)離れる。」という意味の文として成り立つの。

 

ちょっとややこしいことを持ち出して申し訳ないけど、ちなみに"I go home."は正しいよね。

 

一見、goの後にhomeという目的語を直接取っているように見えます。

 

そうだね。けれどそうではないの。homeは名詞ではなく副詞なので気を付けてね。

 

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第3文型は目的語が必須の他動詞の英文

 

次に”他動詞を見ていきましょう。

 

他動詞には必ず目的語が必要”ですね。これは高校の英語の授業でも習いました。

 

  • She plays the guitar. (彼女はギターを弾きます)

第3文型を説明する英文に使ったギターのイラスト

 

そう。"音楽をする"の意味の"play"は、直後に目的語を必要とする他動詞ですね。

 

英和辞典にも「他」と書いていました。

 

S + V + O(目的語)をとる第3文型ですね。

 

でも、時々以下のような会話で紛らわしいことがあります。

 

A:Does anybody play the guitar ?

B:Yes, she plays.

 

Bの台詞にはplaysの後に目的語がありません。

 

これは第1文型なの?と思ってしまいそうですがそうではないですよね。

 

そうね。第1文型ではないね。わざわざ言わなくても意味的に理解できる"the guitar"が省略された第3文型の英文ね。

 

”目的語がない”わけではなく、省略されているだけの英文ですね。

 

自動詞の見分け方:数は少ない

 

自動詞を見分けられたらいいですよね!

 

そうね。でも残念ながら単語を見ただけで正確に見分けられるようなルールはないよ。

 

けれど、自動詞に共通する特徴はいくつかあるの。

 

その特徴をおさえると自動詞を見分ける感覚がすこし育っていきますね。

 

それに、頻出する自動詞はそんなに数は多くはないよ。

 

自動詞に共通する特徴を少しみていきましょう!

 

自動詞の見分け方①:人間に本来備わっている能力や動作

 

人間や動物が生まれたときから備えている自然にできる能力・動作などを意味する動詞

 

live, sleep, laugh, walk, run, exist, die, speak, look, listen, go, come, swimなど

 ⇒動詞の後に目的語がなくても文の意味が分かる

 

例に挙げた動詞は、人間や動物が生まれながらにして行うことですね。

 

このような生まれつきの動作は自動詞が多いです。

 

ミュー吉
I always sleep.

 

自動詞の見分け方②:動詞の意味が強く目的語への働きかけは弱い

 

目的語への意味的な働きかけが弱い

 

特徴①と関連しています。けれどこの特徴は、残念ながら動詞だけを見て自動詞だと見分けるまでには至らないかもしれません。

 

英語にたくさん触れていくなかで辞書で調べて少しずつ覚えるしかなさそうですね。

 

apologize, arise, proceed, refer, reply, waitなど

目的語と動詞の間に前置詞を入れる

 

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ビジネスメールで使う機会が多い自動詞一覧

 

仕事英語でよく出てくる自動詞を一覧にしました。

 

自動詞一覧

  • apologize (謝る)
  • arise (生じる)
  • arrive (到着する)
  • exist (存在する)
  • expire (有効期限が切れる)
  • go (行く)
  • happen (起きる)
  • hesitate (ためらう)
  • laugh (笑う)
  • listen (聴く)
  • live (住む)
  • proceed (進める)
  • refer (参照する)
  • reply (返事をする)
  • rise (上昇する)
  • speak (話す)
  • stay (滞在する)
  • vary (変わる)
  • wait (待つ)
  • work (働く)

 

例文:"プロジェクトを動かす為に次の工程に進みたいですね"

We would like to proceed next phase to move the project.

We would like to proceed with next phase to move the project.

 

例文:"使い方の理解をするためには、このドキュメントを参照すれば良いと思います"

: I recommend you to refer this documents to understand how it works.

I recommend you to refer to this documents to understand how it works.

 

例文:"ご返事を早めにいただけるとありがたいです"

: It is appreciative if you could reply me as soon as possible.

It is appreciative if you could reply to me as soon as possible.

 

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他動詞の見分け方:目的語がないと文の意味が中途半端

 

他動詞も単語だけを見て他動詞だと見分けることは残念ながら難しいです。

 

他動詞には特徴はないのかしら・・・

 

あるよ。目的語がないと文の意味が中途半端になる動詞です。

 

何を」の目的語が一緒になって初めて文がスッキリする感じですね。

 

他動詞の特徴

  • 対象の目的語がないと文の意味がよく分からない動詞
  • 動詞と目的語がセットになって初めて意味がはっきりする動詞

make, give, send, acquireなど

 ⇒目的語と動詞を直接つなげてはじめて文の意味が分かる!

 

他動詞のイメージ

他動詞を見分ける感覚

  • 他動詞は目的語と直接つながってはじめて意味がはっきりする。
  • 他動詞に目的語を付けずに発言を終えた場合、
  • "他動詞 + what?"、"他動詞 + to who(m)?"など、目的語を確認されやすい

 

例えばこんなかんじです①

 

Yesterday, I made.

 

You made what ?(何を作ったの?)

 

例えばこんなかんじです②

 

I will give.

 

You will give what and to whom ?(何を誰にあげるの?)

 

例えばこんなかんじです③

 

ミュー吉
You give.

 

I give what ?

 

ミュー吉
Fish!

 

次に間違いやすい他動詞をいくつか挙げました。

 

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間違いやすい他動詞の例① discuss

 

discussは「~について議論する」の日本語から、"discuss about the topic"としがちですよね。

 

aboutを入れて自動詞のように使うと誤りですね。

 

英語で自動詞か他動詞かを考えるときに日本語訳を基準にして考えないようにしましょう。

 

自動詞と反対に他動詞は目的語に強く働きかけるので、以下のように捉えましょう。

 

  • "議論する"は”人間や動物に生まれたときから備わっている自然な動作ではない"
  • "議論する"だけを聞くと「何を?」と聞き返したくなる

 

間違いやすい他動詞の例② marry

 

marryは「誰々と結婚する」のイメージから、"marry with her"としがちですよね。

 

けれど、withを入れて自動詞のように使うと間違いです。

 

  • 結婚する”は人間や動物に生まれたときから備わっている基本的で自然な動作ではない
  • 結婚する”だけを聞くと「誰と?」聞きたくなる

 

間違いやすい他動詞の例③ reach

 

reach「~に届く、着く」は到着のイメージがある前置詞toを付けてしまいがちです。

 

同じ意味のarriveにはatが付くため"reach at office"にもしてしまいそうになりますね。

 

どちらも誤りです。

 

reachは「苦労してたどりつく」、「時間をかけて到着する」の意味で、目的語と密接に関わる動詞だからです。

 

動詞と目的語のセットではじめて意味がクリアになる他動詞ですね。

 

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自動詞と他動詞の辞書での見分け方

 

自動詞と他動詞を辞書で確認する方法です。

 

英和辞典における自動詞/他動詞表記

 

英和辞典の確認方法 

 

動詞

英単語の近くに"自"という文字が表記されていることが多いです。

 

動詞

英単語の近くに"他"という文字が表記されていることが多いです。

 

”と””の両方が記載されている場合はそれぞれの用途で使える動詞という意味ですね。

 

英英辞典における自動詞/他動詞表記

 

英英辞典の確認方法 

 

動詞

 

英単語の近くに"intransitive"と書かれていたり、頭文字の”I"が記載されています。
英英辞典で自動詞表記の確認をする箇所を解説した画像

自動詞は"intransitive"と表記されている

 

動詞

 

英単語の近くに"transitive"と書かれていたり、頭文字の”T”が記載されています。

 

英英辞典で他動詞表記の確認をする箇所を解説した画像

他動詞は"transitive"と表記されている

 

このように確認することで、"apologize"は、「パターン1: 自動詞としてのみ使う」英単語。"I apologized him."は誤った用法で、正しくは"I apologized to him."と書かなければならないことが分かりますね。

 

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まとめ:日本語訳から自動詞と他動詞を見分けようとしない!

 

自動詞と他動詞の特徴についてまとめました。

 

日本語訳を基準に自動詞と他動詞を考えないほうがいいのですね。

 

この記事で紹介した自動詞と他動詞の特徴を頭に入れて、気になった英単語はこまめに辞書で調べて感覚を養うようにしましょう。

 

  • 自動詞のみ使える
  • 他動詞のみ使える
  • 自動詞/他動詞ともに使える

 

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