英文法・語法

【英語の第1文型は絶対分かる!】自動詞と他動詞の特徴・違い・見分け方

2020年10月2日

記事タイトル入りスライド

こんにちは!

自動詞と他動詞のマスターってむずかしいですね。

英語の勉強において、第1文型と自動詞と他動詞に対する僕の捉え方を説明します。

高校1年のときに英語の授業で5つの文型を習いました。

一番理解に手こずったのは第1文型のS + Vでした。

"Birds fly."(鳥は飛ぶ)には目的語がない。このように目的語がない英文を第1文型といいます。英語の基本なので覚えておきましょう!

と英語の先生から言われたのを覚えています。

そして、

"She plays the guitar."では、目的語"the guitar"が動詞playの後に付いています。これがS + V + Oの第3文型です。

と説明されました。

りゅーた
意味が分からん。。なぜ”鳥は飛ぶ”は目的語がないとなるのか。。。"鳥は空を飛ぶ"とすれば”空を”も目的語にはならないのだろうか?

と困惑して英語が嫌いになりかけたのをよく覚えています。

その後も第1文型が自分の中でモヤッとしている状態が長く続きました。

あれから時間がたって英語の語感や知識が少し深まった今から思うと、

第1文型のもっといい理解の方法があるな

と感じています。

この記事はこんな人向けです(Before)

  • 自動詞と他動詞がよく分からない
  • 第1文型が分かりにくい
  • 頻出自動詞や間違いやすい他動詞を知りたい

この記事を読むと分かること(After)

  • 英語の第1文型の本質
  • 第1文型と第3文型の違い
  • 自動詞と他動詞の見分け方

【この記事を書いた人】

プロフィール画像(白シャツ)

About me

  • 英語力:英語実務において、基本英単語2000語ぐらいを使って自分が言いたいことをどうにか相手に伝えられるレベル
  • 仕事:自社サービスの運営に関する取引先との交渉業務やパートナー会社との協業プロジェクトのマネジメントに従事。主に欧米・アジアを対象として海外企業との英語による交渉・打ち合わせ・電子メール対応などの実務を15年間経験。

英語の第1文型と第3文型の違い

僕は第1文型と第3文型をセットで以下のイラストのように理解しています。

自分の英語学習において英語の第1文型を理解するための図

上の赤い部分が第1文型・下の青い部分が第3文型

第1文型も広い意味では目的語を取る

すべての動詞は広い意味で目的語を取れると思います。

上の図を見ながら以下の説明を読んでみてもらえますか。

第1文型を理解するために

動詞には自動詞他動詞の2種類がある

動詞は以下の3つのパターンに分かれる

自動詞にだけなれるもの

自動詞にも他動詞にもなれるもの

他動詞にだけなれるもの

すべての動詞は広い意味で目的語を取ることができ、その取り方には2種類ある。

    1. 自動詞前置詞を挟んで目的語を持つことができる(持たなくてもよい)【第1文型】
    2. 他動詞直後に目的語を必ず持つ【第3文型】

例文で説明したほうが分かりやすいと思うので、以下の二つの英文を見てください。

Birds fly. (鳥は飛ぶ)

Birds fly in the sky. (鳥は空を飛ぶ)

両方とも文法的に正しい英文です。間違いありません。

そして両方とも第1文型です。

違いは、"Birds fly."の文には目的語がありません。

一方、"Birds fly in the sky."には、広い意味での目的語があると僕は考えます。

目的語は"in the sky"の3語です。

"fly"は自動詞のみの用法が許される英単語です。(上に書いた①です)

このため、"Birds fly sky."は、flyとskyの間に前置詞がないため文法的に誤りです。

英文法の参考書の多くは、目的語を狭い範囲で捉えて"in the skyは修飾語"と説明していると思います。

しかし、"空を"の部分も言葉の意味から広義の目的語と捉える方が僕は理解しやすいです。

もう一つ例文で見てみましょう。

I go.(私は行きます)

I go to school.(私は学校へ行きます)

両方とも文法的に正しい英文です。

両方とも第1文型です。

違いは、"I go."の文には目的語がありません。

一方、"I go to school."には広い意味での目的語があると僕は捉えます。

目的語は"to school"の部分です。

 

"go"について少し説明します。

"go"は自動詞のみの用法が許される英単語です。

このため、"I go school."としてしまうと、goとschoolの間に前置詞がないため文法的に誤りとなってしまうのでそこは気をつけています。

少し補足すると、goの本来の意味に”その場から離れる”があります。

Longman英英辞典のgoの解説

Leave somewhere

to leave the place where the speaker is in order to move to somewhere else

意識が"その場"にあって「ここを離れる」の意味ですね。

なので、I go to school.は「私はこの場を離れて学校へ行きます」が英語の直訳に近いと思います。

go とschoolの間に心理的な距離がある感じです。

ちなみに"I go home."は正しいです。

goの後にhomeという目的語を直接取っているように見えます。

しかし、homeは名詞ではなく副詞なので目的語ではないですね。

第3文型は目的語が必須の他動詞の英文

”他動詞は必ず目的語が必要”です。

これは高校の英語の授業でも習いました。

She plays the guitar. (彼女はギターを弾きます)

第3文型を説明する英文に使ったギターのイラスト

"音楽をする"の意味の"play"は、直後に目的語を必要とする他動詞ですね。

英和辞典にも「他」と書いていました。

このため、文の形がS + V + O(目的語)をとる第三文型ですね。

時々、以下のような会話で紛らわしいことがあります。

Does anybody play the guitar ?
Jack (English Native)
Yes, she plays.

Jackの台詞にはplaysの後に目的語がありません。

これは第1文型なの?

と思ってしまいそうですがそうではないですね。

わざわざ言わなくても意味的に理解できる"the guitar"が省略された第3文型の英文です。

”目的語がない”わけではなく、省略されている文ですね。

自動詞の特徴:数は少ない

自動詞も、単語を見ただけで見分けられるようなルールは残念ながらないと思います。

けれど、特徴があります。

その特徴をおさえると自動詞を見分ける感覚がすこし育ちました。

また、頻出する自動詞はそんなに多くはありません。

「頻出自動詞をまとめて覚えておく」のが現実的な対処法と思って英語に向き合っています。

自動詞の特徴①:人間に本来備わっている能力や動作(見分けやすい)

 人間や動物に生まれたときから備わっている自然にできる能力・動作などを意味する動詞

live, sleep, laugh, walk, run, exist, die, speak, look, listen, go, come, swimなど

 ⇒動詞の後に目的語がなくても文の意味が分かる

例に挙げた動詞は、人間や動物が生まれながらにして行えることですね。

このような生まれつきの動作は自動詞が多いです。

あらかじめこのことをしっておくことで見分けるのに役立ちます。

ミュー吉
I always sleep.

自動詞の特徴②:目的語への意味的な働きかけが弱い(見分けるのは難しい)

この特徴は、残念ながら動詞だけを見て自動詞だと見分けるまでには至らないです。

英語にたくさん触れていくなかで辞書で調べて少しずつ覚えるしかないと思っています。

apologize, arise, proceed, refer, reply, waitなど

目的語と動詞の間に前置詞を入れる

ビジネスメールで使う機会が多い自動詞リスト

僕が仕事で英語を使う中で、「よく出てくるな」と感じる自動詞を一覧にしました。

これらの動詞は、前置詞を入れ忘れないように気を付けています。

  • apologize (謝る)
  • arise (生じる)
  • arrive (到着する)
  • exist (存在する)
  • expire (有効期限が切れる)
  • go (行く)
  • happen (起きる)
  • hesitate (ためらう)
  • laugh (笑う)
  • listen (聴く)
  • live (住む)
  • proceed (進める)
  • refer (参照する)
  • reply (返事をする)
  • rise (上昇する)
  • speak (話す)
  • stay (滞在する)
  • vary (変わる)
  • wait (待つ)
  • work (働く)

例文:"プロジェクトを動かす為に次の工程に進みたいですね"

We would like to proceed next phase to move the project.

We would like to proceed with next phase to move the project.

例文:"使い方の理解をするためには、このドキュメントを参照すれば良いと思います"

: I recommend you to refer this documents to understand how it works.

I recommend you to refer to this documents to understand how it works.

例文:"ご返事を早めにいただけるとありがたいです"

: It is appreciative if you could reply me as soon as possible.

It is appreciative if you could reply to me as soon as possible.

他動詞の特徴:目的語がないと文の意味が中途半端

他動詞も自動詞と同じく、単語を見て他動詞だと見分けることはできません。

けれど特徴があります。

それは、目的語がないと文の意味が中途半端になる動詞です。

「何を」の部分が一緒になって初めて文がスッキリする感じです。

なので他動詞と目的語は切り離せません。

他動詞の特徴

対象の目的語がないと文の意味がよく分からない動詞

つまり動詞と目的語がセットになって初めて意味がはっきりする動詞

make, give, send, acquireなど

 ⇒目的語と動詞を直接つなげてはじめて文の意味が分かる!

他動詞を見分けるときの感覚的なイメージ

他動詞を見分ける感覚

他動詞は目的語と直接つながってはじめて意味がはっきりする。

他動詞に目的語を付けずに発言を終えた場合、

"他動詞 + what?"、"他動詞 + to who(m)?"など、目的語を確認されやすい

例えばこんなかんじです①

Yesterday, I made.
Jack (English Native)
You made what ?(何を作ったの?)

例えばこんなかんじです②

I will give.
Jack (English Native)
You will give what and to whom ?(何を誰にあげるの?)

例えばこんなかんじです③

ミュー吉
You give.
I give what ?
ミュー吉
Fish!

間違いやすい他動詞の例

discuss

discussは「~について議論する」の日本語から、"discuss about the topic"としがちですよね。

しかし、aboutを入れて自動詞のように使うと誤りです。

英語で自動詞か他動詞かを考えるときに日本語訳を基準にして考えないようにしています。

discussは目的語に強く働きかける他動詞と頭に入れています。

  • "議論する"は”人間や動物に生まれたときから備わっている自然な動作ではない"
  • "議論する"だけを聞くと「何を?」と聞き返したくなる

 

marry

marryは「誰々と結婚する」のイメージから、"marry with her"としがちです。

しかし、「~と一緒に」の意味にあたるwithを入れて自動詞のように使うと間違いです。

discussと同じく、自動詞か他動詞の判定に日本語訳を基準に考えないようにしています。

  • 結婚する”は人間や動物に生まれたときから備わっている基本的で自然な動作ではない
  • 結婚する”だけを聞くと「誰と?」聞きたくなる

reach

reach「~に届く、着く」は到着のイメージがある前置詞toを付けてしまいがちです。

また、同じ意味のarriveにatが付くため"reach at office"としてしまいそうになります。

しかし、どちらも誤りですなんですね。

reachは「苦労してたどりつく」、「時間をかけて到着する」の意味で、目的語と密接に関わる動詞みたいです。

動詞と目的語のセットではじめて意味がクリアになる他動詞ですね。

自動詞と他動詞の辞書での調べ方

自動詞と他動詞を確認する際、辞書のどこを見れば良いかについて説明します。

英和辞典における自動詞/他動詞表記

英和辞典の確認方法 

動詞

英単語の近くに"自"という文字が表記されていることが多いです。

動詞

英単語の近くに"他"という文字が表記されていることが多いです。

”と””の両方が記載されている場合はそれぞれの用途で使える動詞という意味です。

英英辞典における自動詞/他動詞表記

英英辞典の確認方法 

動詞

英単語の近くに"intransitive"と書かれていたり、頭文字の”I"が記載されています。

英英辞典で自動詞表記の確認をする箇所を解説した画像

自動詞は"intransitive"と表記されている

動詞

英単語の近くに"transitive"と書かれていたり、頭文字の”T”が記載されています。

英英辞典で他動詞表記の確認をする箇所を解説した画像

他動詞は"transitive"と表記されている

このように確認することで、"apologize"は、「パターン1: 自動詞としてのみ使う」英単語であり、

"I apologized him."は誤った用法で、正しくは"I apologized to him."と書かなければならないことが分かりますね。

まとめ:日本語訳から自動詞と他動詞を区別しない

日本語訳を基準に自動詞と他動詞を考えようとするとドツボにはまります。

スッキリ理解ができませんね。

なので、この記事にまとめた自動詞と他動詞の特徴を頭に入れておいて、気になったときには辞書で調べるようにしています。

そうすることで少しずつ自動詞と他動詞の感覚が養われてきたような気がします。

最後まで読んでくださりありがとうございました

Good Luck!

 

こんな記事もあります

記事タイトル付きスライド
仕事英語におけるSpeakingとWritingの特徴と違い【英語学習への臨み方】

続きを見る

ratherの文字が入ったタイトルスライド
rather than, I would ratherの使い方【完全講義】

続きを見る

記事タイトル入りスライド
【語法まとめ】letの使い方と意味。Let meを会話で使いまくろう!

続きを見る

オフィスビル内で英会話をしている3人の会社員
【英会話攻略!】英語の間をつなげる3つの表現と8つの言い換えテクニック

続きを見る

eachとeveryの単数形、allの単数形と複数形のイメージをまとめました
【パッと見て分かるイメージ!】each、every、allは単数?複数?

続きを見る

HOMEへ戻る

-英文法・語法

© 2021 Go for a Change.