TOEIC試験のリスニングパートは495点(満点)が取れるようになりました。
TOEICは聴きとるための"試験"です。学習をしてコツさえつかめば誰でも得点はUPします。
この記事で分かること
- どういうマインドと解き方で試験本番に臨んでいるのか
- TOEICリスニングでスコアアップさせるためにどんな勉強をしたのか
自身の取り組みを詳しく書きました。
TOEIC試験のリスニングパートで400点以上を目指されている方に少しでも参考になればと思います。
リスニングで400点を突破するマインドと対策
- かかってこい!のマインド
- 答えが分かった時点での即マーク
- それによる先読み時間の確保
「かかってこい」のマインド
マインド
- リスニングのアナウンスを自分のペースについてこさせる
自分がリスニングのスピードについていくのではありません。
歌唱力に自信がある人なら、カラオケのイントロのところで、
「あ~やばい、音程外したくないな~ 声出るかな~💦」
そんなネガティブな気持ちにならないと思います。
バスケやサッカーでディフェンスを本気でやってた人なら、
「絶対相手のフォワードを止めてやる」
緊張より闘志が打ち勝っていましたよね。
ピッチャーで勝ってた人なら、
「打てるもんなら打ってみろ!」
そんな気合がマウンド上で自然に入っていたはずです。
そういうマインドにもっていくためには、TOEICも作戦とその練習がセットです。
次にそのやり方について話します。
答えが分かった時点での即マーク
即解答
- 正解が分かった時点で即座にマークする
"即"です。選択肢をすべて聞いてからの解答では遅いです。
マークシートのタイミング
-
- A~Dまでの選択肢は、正答が分かった時点でマークする(例:Bを聞いて正解!と思ったらCとDを聞く前にBをマークする)
- A~Cまでを聞いた時点で「どれも違う」と思ったら、即、Dを聞く前にDをマークする
・Aの選択肢アナウンス後
・Bの選択肢アナウンス後:
・Cの選択肢アナウンス後:
・Dの選択肢アナウンス後:
(この後1-2秒でマーク)
まぁ、"おっしゃー"はないにしても、コレだと、
って感じです。すぐに焦りを感じて、必死にリスニングのスピードについていくしかないモードに追いやられてしまいます。
・Aの選択肢アナウンス後:
・Bの選択肢アナウンス後:
(この後1-2秒でBを即マーク)
・Cの選択肢アナウンス中:聴かない。次の設問の写真の先読み時間にあてる
・Dの選択肢アナウンス中:聴かない。次の設問の写真の先読み時間にあてる
次の問題の先読み時間を少しでも確保するために、正答が分かった時点で解答即決です。
「いや、そうはいっても、Bをマークした後、Dにも少し耳を傾けていて、Dの方がやっぱり正解かもって思ったらどうするの? Bのマークを消す時間が無駄になりそう・・・」
慣れるまでは、そんな疑問を感じてしまいますよね。
でも、いったんBが正解かもって思ったのに、Dを聞いて「やっぱりDかも」となるのは、結局のところ、
「答えがはっきり分からなかった」
ということです。
答えがハッキリわからなかった問題を考えるより次の問題の先読み時間を確保するほうを優先すべきですよね。
だから、Bが正解と思ったらその時点でその設問は自分の中で終了させます。
きっと、高得点を毎回とる人でも100問すべてを完璧にリスニングできているわけではないです。
でも、分からなかった問題を試験中に引きずることなく、素早く気持ちを切り替えています。
試験ではアナウンスは一度しか読まれませんし、後で解答を考え直す時間もないですよね。
時間が経てば経つほど記憶が薄れ、正答に近づける可能性も低くなります。
聞き取れなかった問題に悩むより、気持ちをすぐに切り替えて次の問題の先読み時間を確保する思考がとにかく大事です。
リスニングで400点取るためにはとにかくこの解き方が重要です。設問と設問の間の気持ちの切り替えを徹底させましょう。
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先読み時間を確保
先読み時間の確保
- 英文がアナウンスされる前にヒントとなる情報をできる限り確認する
TOEIC試験で、ヒントとなる情報をあらかじめ確認する先読み時間は2つあります。
先読み時間
- 各Part(1~ 4)のディレクション時間(問題の形式を説明する時間)
- 設問と設問の合間
問題形式の説明アナウンスは聞かない
Part1~Part4の問題形式を頭に入れておけば、本番では問題形式の説明(ディレクション)を聞く必要はありません。
毎回試験の形式は同じです。
Part 1~4合計180秒のこの時間は問題の先読みに必ずあてましょう。
ディレクションの秒数
各Part | 秒数 |
Part 1 | 約90秒 |
Part 2 | 約30秒 |
Part 3 | 約30秒 |
Part 4 | 約30秒 |
設問間の時間を少しでも長く
設問と設問の合間の秒数(解答時間)
Part(100問) | 秒数 | 合計 |
Part 1 (6問) | 約5秒 | 6問×5秒=30秒 |
Part 2 (25問) | 約5秒 | 25問×5秒=125秒 |
Part 3 (39問) | 約8秒 | 39問×8秒=312秒 |
Part 4 (30問) | 約8秒 | 30問×8秒=240秒 |
上記の時間は解答時間も含まれています。
このため、先に説明した『解答が分かった時点で即マーク』を徹底することで、設問と設問の間の時間を長く確保できます。
リスニング400点勉強法:短期で猛特訓!
ステップ1:短い英文でディクテーション
短めの英文でディクテーション練習をします。
長くても読み上げて1分以内で終わる100語~200語までの文章です。
できれば、TOEIC模擬問題集のPart1、Part2がベストです。
英文が短く本番にもそのまま役立つ学習コンテンツですよね。
1文ずつ、「もうこれ以上は聞き取れない」となるまで何度も何度も再生を繰り返し書きとってみます。
そうすることで、聞き取れる英単語と聞き取れない英単語が見える化できます。
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【英語リスニング強化策】ディクテーション練習のやり方
いくらなんでも高校のときの英語の先生が話す英語とネイティブ英語は違いすぎるだろ。。。 20年以上前に大学に入った後、しばらく経ってアイルランド人の先生と英会話する機会があって、さっぱりネイティブ英語が ...
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ステップ2:シャドーイング
シャドーイング練習もリスニングに絶大な効果があります。
音源から2-3語遅れて聞こえた音をまねて発声練習する学習法です。
- スクリプト付きのNative音源教材を用意
- 意味が分からない箇所(単語・文法)を確認
- 再生音だけを頼りに2-3語遅れて真似て発声
準備する音源は1分程度のスクリプト付きのネイティブ音源です。
プログリット社のシャドテンはシャドーイング練習サービスで使ってみてよかったので詳細レビューを書いています。
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ステップ3:模擬問題で実践練習
ディクテーションやシャドーイング練習と並行して、TOEIC模擬問題でしっかり予行演習しましょう。
模擬問題で実践練習
- かかってこいのマインド
- 解答即決
- 先読み時間の確保
これらの3点をTOEIC模擬試験で実践練習します。
- スタディサプリTOEICコース
- TOEIC模擬問題集
スタディサプリには20回分のTOEIC模擬試験が用意されていますよね。
アプリをダウンロードして使うので、本屋に行く必要もなくすぐにでも実践練習ができます。
そして、題して『自分のペースにリスニングのアナウンスがついてこい作戦!』の練習は、Part1写真問題6問とPart2会話応答25問の計31問から集中して行います。
最初は、短い1文の英文アナウンス問題がマインドチェンジの練習に最適です。
ただ、Part2の25問は選択肢の英文が問題用紙に記載されていないので、次の問題の先読みはできませんよね。
それでも、A~Cの選択肢すべてを聞いてからマークせずにAが正解と思ったらすぐにAをマークする練習をしましょう。
本番ではPart1とPart2はウォーミングアップ、Part3から「よし勝負!」ぐらいの感じが理想です。
100問すべて(45分間)に気持ちを高くして臨むのは疲れます。
休みなく続くリーディングの体力や集中力も温存しておきたいところですよね。
練習法
・Aの選択肢アナウンス後:「違うな」
・Bの選択肢アナウンス後:「コレ正解かも」
ここですぐ解答ボタンを押す(本番でも即マークをイメトレ)
・CとDの選択肢:聞かずに次の問題へ進む
Part1とPart2だけでも即解答ができるようになると、TOEICリスニング100問の約1/3が完全に自分のペースで対応できることになりますよね。
そして、リスニングで400点以上を取るレベルにするには、この31問で9割以上の正答率が必要です。
「自分のペースにリスニングのアナウンスがついてこい!」作戦が体に染みつくまで徹底的にトレーニングしましょう。
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参考
Part 1【写真描写】の問題形式と対策
問題形式:写真のビジネスシーンを1文説明
TOEIC公式ホームページ リスニングセクション Part1
問題形式
設問は6問です。
昔より問題数が減りましたね。
配布された問題用紙に記載された6枚の写真の内容について、A~Dの順に1文で英語が1回だけ読まれます。
写真を最も適切に説明している選択肢を選んでマークシートに回答します。
対策:先読みで写真に見える物の英単語を思い浮かべる!
正解するポイントは、先読み時間を使って、
写真に写っている英単語をアナウンスの前に頭の中で読み上げる
です。
-
- 仕事をしている人が身につけたり手に持つもの
- オフィスやビル内にあるもの
- ビジネス街や屋外の通勤途中にあるもの
例えば以下のような英単語です。
読んで意味が分かるだけではなく、リスニングで聴き取れるようにしておきます。
人が身に付けるもの/手に持つもの(例)
- hat
- cap
- glasses
- beard
- clothes
- suits
- jacket
- necktie
- muffler
- skirt
- glove
- watch
- sleeves
- raincoat
- bag
- umbrella
- suitcase
- rucksack
- newspaper
- magagine
- food box
関連する動詞
- wear
- put on
- grab
- pull
- push
オフィス・ビル内にあるもの(例)
- desk
- chair
- stool
- table
- PC
- screen
- book shelf
- file cabinet
- documents
- magazine
- mike
- audience
- seminar
- conference
- window
- door
- entrance
- reception
- cafeteria
- beverage
関連する動詞
- discuss
- chat
- instruct
- inquire
ビジネス街・屋外(例)
- street
- bridge
- bench
- tree
- leaf (leaves)
- crossroad
- intersection
- signal
- pedestrian
- restaurant
- station
- electric pole
- manhole
- flower bed
- parasol
- bus stop
- sign board
- vending machine
- ticketing machine
関連する動詞/副詞/形容詞
- crowded
- chilly
- sunny
- warm
- walk
- run
- wait
- eat
先読みの実践例
【例題】
先読み時間のMAX5秒ぐらいを使って、問題の英文が読み上げられる前までに頭の中で以下の2点の準備します。
描写シーンは何をしているところかを想像する
例
「2名の男女が携帯電話を見ながら会話している」
「女性が立って電話をしている」
「座っている男性は腕を組んでいる」
「晴れた日である」
などです。
読まれそうな英単語を頭の中でリストアップする
以下のような関連する英単語をアナウンスされる前に頭の中で急いで読み上げます。
例
- cell phone/phone
- a man
- a woman
- calling
- arms closed
- clear day/fine day
- sitting
- standing
- touching phones
Part 2 【会話応答】の問題形式と対策
問題形式:最適な返答選択(問題用紙に記載なし)
Part 2のサンプル問題も公式HPで確認することができます。
TOEIC公式ホームページ リスニングセクション Part2
問題形式
設問は25問です。
2人または3人の話者での会話ですね。
最初の話者の台詞が一度だけアナウンスで流れます。
そのあと、その台詞に対する応答としてA~Cの3つの選択肢が一度だけ読み上げられます。
問題用紙には、話者の台詞も選択肢の記載もありません。
最初の話者の台詞に対する応答として、A~Cの選択肢から意味・内容的にもっとも適切なものを選びマークシートに回答します。
くどいようですが、大事なのでココでも強調します。
対策①:意味的にかみ合う自然な回答が正解
中学・高校の英語の授業で習った以下のようなことがTOEIC試験にはあてはまりません。
・Whyで聞かれたら必ずBecauseで答える
・Yes/No Questionsは必ず、YesかNoで回答を始める
たとえば、こんな問題です。
以下の設問では、Aはひっかけの選択肢です。
意味的にかみ合う流れのBが正答です。
Why did you come to the office such a late time ?
A:
Because he did it.
B:
I could not catch a taxi.
C:
Yes, it was inevitable.
同じく以下の設問では、Bはひっかけの選択肢で、意味的にかみ合う流れのやりとりであるAが正答です。
Did you talk with your boss about the vacation ?
A:
She has been out of office since last month.
B:
Yes, they will come to the hotel this afternoon.
C:
I have no idea.
同様に以下の設問では、選択肢Aはひっかけです。
All the team members are coming to the seminar tomorrow, aren't they?
A:
Yes, I am.
B:
I don't know.
C:
The seminar has just started.
選択肢B「分かりません」のほうが、より自然な会話のやりとりですよね。
だからBが正解です。
以下のいずれのパターンも正解になりえます。
対策ポイント
以下の4パターンいずれも正答になり得る
1.疑問文に平常文で応答
2.疑問文に疑問文で応答
3.平常文に疑問文で応答
4.平常文に平常文で応答
中学・高校の英語の授業で習った「疑問文には肯定文や否定文で答える」は必ずしもあてはまらないので気をつけましょう。
1~4の具体例はこんな感じです。
- 疑問文に平常文で応答する
Who attended the meeting ?
応答例: I also didn't attend it .
- 疑問文に疑問文で応答
Who attended the meeting ?
応答例: Why do you ask me ?
- 平常文に疑問文で回答
My computer seemed to have a problem. The display does not work properly.
応答例: Did you ask the repair section if they can take care of it ?
- 平常文に平常文で回答
My computer seemed to have problem. Display does not work properly.
応答例: I am glad to check it.
仕事上の上司と部下、同僚間の会話などが中心なので、依頼、勧誘、提案に関する英語フレーズには慣れておきましょう。
TOEICのリスニング試験対策のみならずリアルな英会話にもそのまま役立ちますしね。
依頼・勧誘・提案に対する返事のよく出る英語表現です。
Positveな返事
- Absolutely.
- I really appreciate it.
- Definitely.
- Certainly.
- That is very kind of you.
- By all means.
- I'd love to.
- That works for me.
- The sooner the better.
- I am in.
- It is no trouble at all.
- That's thoughtful of you.
- That's very generous.
- You are too kind.
- Thanks.
Negativeな返事
- I’m sorry.
- I’m afraid not.
- I wish I could.
- I don’t think I can do it.
- let me check my schedule.
- I have another appointment.
- I will be busy.
- I am not availbale.
- I am against it.
対策②:whenとwhereを聴き間違えない
30~40%が5W1Hに関わる会話とのTOEIC試験統計情報も目にしたことがあります。
- What
- When
- Where
- Who
- Why
- How
どれで始まるかを聞き逃さないよう、特にアナウンスの始まりの部分に集中しましょう!
普通なら問題なく聴きとれる英文でも、集中力がふと切れてしまうと、特にWhenとWhereの区別ができなくなります。
選択肢には、時間を答えている応答と場所を答えている応答の両方あるのでどちらか選べなくなってTOEICの思う壺って感じに終わります。
対策③:最初の話者の台詞と発音が似た選択肢の英単語は不正解
一人目の会話に出てきた英単語と発音が似た別の英単語の選択肢は不正解が多いですよね。
こんなかんじです。
例1
Could you tell me the way to the station ?
(駅までの道を教えてもらえますか?)
A: Of course!
B: You can buy stationery at that store.
C: I will be busy tomorrow afternoon.
⇒Aが正解です。
stationと発音が似ている選択肢Bの"stationery(文房具)"はひっかけですね。
例2
The new service will be launched this afternoon.
(新サービスが本日午後始まります)
A: There is no pen in the drawer.
B: Really? I didn't know that.
C: Good idea! Let's take lunch together early in this afternoon.
⇒Bが正解です。
launchと発音が似ている選択肢Cの"lunch(昼食)"はひっかけです。
対策④:ディレクションの時間をPart 3の先読み時間にあてる
Part 2は先に記載の通り、二人の話者の台詞は問題用紙に記載されていません。
このため、ディレクションの約30秒の時間は、Part2の後に続くPart3会話問題の問題用紙を先読みする時間にあてます。
Part 3【会話理解】の問題形式と対策
問題形式:長めの2者会話
TOEIC公式ホームページ リスニングセクション Part3
設問は39問です。1題あたり3問の設問から構成される会話が13題出題されます。
各設問では、2人~3人の話者が登場し数十秒で終わる会話が一度だけ読み上げられます。
その後、問題用紙に書かれた3問の設問文が順に読み上げられます。
選択肢は読み上げられませんね。
設問文に対する回答として、最も適切な選択肢をA~Dの選択肢から選びマークシートに回答します。
対策①:3つの設問を先読みしビジネスシーンを想像する
ディレクションの時間を使って問題を先読みします。
13題の各会話毎に、設問の先読みにより会話のシーンを想像します。
冒頭のサンプル問題のNo. 43の質問を例にするとこんな感じです。
”No. 43 Look at the graphic. What size screen will the man order ?”
この設問から、会話のシーンは「スクリーンの注文に関わる話」ということが分かりますよね。
対策②:どの5W1H設問かを先読みで確認する
2人または3人の話者の発言の内容理解を確認するための5W1Hの質問が頻出されます
5W1H設問例
- What industry do they work for ?
- Where is this conversation taking place ?
- Where do the speakers work ?
- When are they starting the conference ?
- Why were the woman late for the seminar ?
対策③:設問の傾向を頭に入れておく
設問は、会話内容の概要を確認する質問と会話内容の一部を確認する質問に分かれます。
概要を確認する質問は1問目に出題されることが多く、以下のような質問文は鉄板です。
- What is the conversation mainly about? (この会話の主題は何ですか?)
- Where does the conversation take place? (この会話はどこで起きていますか?)
- What are the speakers discussing? (話者は何について話していますか?)
また、3問目は、登場人物が今後行う事や会話の後半部分の内容に関する内容が中心です。
- What will the man/woman probably do next? (男性/女性は、次に何をしそうですか?)
- What does the man/woman suggest the woman/man to do?(男性/女性は、女性/男性に何をするようお願いしていますか?)
Part 4 【説明理解】の問題形式と対策
問題形式:1人の話者からの説明・プレゼン
TOEIC公式ホームページ リスニングセクション Part4
設問は30問です。
1題あたり3問の設問から構成される説明文が10題出題されます。
その後、問題用紙に書かれた3問の設問が順に一度ずつ読み上げられます。
Part 4では、アナウンスされた内容の流れの順に設問も並んでいるケースがほとんですね。
対策①:先読みで設問からビジネスシーンを想像する
例えば、サンプル問題のNo.71 ~No.73の設問を見ると、"repair", "car"が設問文に出ていますよね。
このことから、”車の修理に関係するビジネスシーン”がアナウンスされるはずと先読みの段階で想像できます。
A~Dの選択肢についても内容把握の参考にはなりますが、正答以外の他の3つの選択肢は誤った内容のため参考程度にします。
とはいっても、音声は本当の電話のようにザラザラしたものではなく、他の説明と同様にクリアーに聞こえるのでその点は安心です。
それから、問題用紙の図表・リストなどを見ながら答える「グラフィック問題」は、リスニング全体で毎回5問出題されます。
対策②:先読みで固有名詞と意味が分からない英単語をチェックする
他のリスニングPartにも当てはまる注意点ですが。
固有名詞って知ってないと聴き取れないですよね。
聞こえたときに、一般名詞と思って混乱してしまいます。
たとえば、TOEIC公式ホームページに記載のサンプル問題のNo.77 ~No.79の設問では、No.77の設問文に固有名詞"Torland Advertising"が含まれていますよね。
あらかじめ確認しておくことで、「この英単語は必ず読まれるな」と備えることができます。
その英単語が説明文で読み上げされる可能性に備えるためです。
それから、設問のアナウンスで excerpt(引用・抜粋)という単語が使われることがあるのでこの英単語も頭に入れておきます。
リスニング400点取るためのQ&A
Q:聴き取ることは大体出来るのですが、「聞きながら解く」という作業がどうしても出来ないです。問題用紙に目をやるとリスニングが聴き取れなくなり、リスニングに集中していると問題用紙が読めません。
Q:アナウンスを聴いて、なんとなく英語は分かったような気がするのですが、意味がゼンゼン頭に入ってきません。
Q:聞きとれないのは前置詞が多いことが分かりました。対策を教えてください。
まとめ: 試験本番で設問ごとの気持ちのリセットがとにかく重要
ということで、TOEICリスニング400点を突破するための対策をまとめました。
ドンと構えて試験を受けられる状態になるまで訓練します。
そのために、模擬問題で本番前に徹底的に実践トレーニングです!
TOEICスコアアップの秘訣まとめ
TOEIC対策
【取りこぼし厳禁!】TOEIC Part5よく出る文法まとめ30パターン
⇒ TOEIC Part5には語彙問題と文法問題に分かれます。文法問題の頻出パターンをまとめました。確認しておくだけで本番での取りこぼしを防げます。
【解く順番・配分の秘策!】 TOEICリーディング時間足りない・終わらない
⇒ TOEICリーディングはリスニングでヘトへトに脳が疲れた状態からのスタートです。1問でも多く解くための消去法や解く順番について考えました。
30点UPを狙うTOEIC直前悪あがき対策【あの方法があった!】
⇒ TOEIC試験を初めて受ける人、久々に受ける人が直前でも得点をUPさせるための心得と対策をまとめました。
⇒ TOEICリスニングで高得点をとるには、単語が短いのに音の変化を受ける前置詞の攻略を避けて通れません。難敵である前置詞の正体が分かります。
【シャドテン恐るべし】1日30分でリスニングと発音は着実に上達!でも料金高い
⇒ 質も値段も高いプログリット社のシャドーイング教材です。TOEIC模擬問題をそのまま使って発音とリスニング力を1日30分で強化できました。
【ディクテーションのやり方】ネイティブ英語が聞き取れない・わからない対策
⇒ リスニング力UPに効果的なディクテーション(書取り練習)のやり方をまとめました。
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