気をつけたい英語文法・語法

【強制や契約書に注意!】仕事で失敗しないShallの用法

こんにちは。

英語で頻繁に出てくる"shall"は、
注意が必要な助動詞であることをご存知ですか。

shallの用法について、

willとshallは似たような意味じゃなかったっけ?
shallは「~しましょうか?」と提案を表す意味でしょ?

との理解にとどまっている方は、
仕事でshallを使うときの注意点を理解しましょう。

この記事では、
ビジネスでshallを使うときの二つの注意点についてまとめました。

この記事はこんな人向けです

  • shallの強制の意味を知らなかった
  • 英語を使った仕事でミスをしたくない
  • 英文契約書に出てくるshallの意味を知りたい

 

 

使い方に気をつけるべき"Shall"(強制)

①:会話やメールで自分以外を主語にする肯定文の"Shall"

軍隊で兵士が命令を受けているところ(shallの強制の意味のイメージを伝えるために)

以下の二つの文の意味の違いから確認しましょう。

You will clean the room, right ?.
You shall clean the room.
このふたつ、同じ未来を表す助動詞ですが意味合いやニュアンスがかなり違います

ひとつめの "You will clean the room, right ?." は、相手の”意思”を自分が確認しているニュアンスです。

”あなたは部屋をきれいにするつもりだよね?”と親が自分の子どもに対して、少し優しめに、そして少し確認の意味も含めて伝える際に使う感じです。

ふたつめの"You shall clean the room."は、強制や義務です

”部屋をきれいにするのはあなたの義務よね"と、(半ば強制的に)部屋をきれいにしなさい!と伝えるshallの用法です。

このため、

自分以外の誰かを主語にして
このshallの用法を使う場合は特に気をつける必要があります。

たとえば仕事で、
Willと同じ意味のつもりで"He shall send a email to that customer."と使ってしまうと、

"彼にその顧客にメール書かせるよ!"と
強制に近い意味になってしまいます。

"He"が部下であれば大きな問題にはならないかもしれませんが、上司やパートナーなどの場合はピンチになってしまいますね。

②:契約書の条項記載に使われる”Shall"

英文の契約書

英文契約書にはshallが頻繁に登場します。

たとえば、注文を受けてから引き渡しが終了していない商品やサービスの扱いに関する以下のような英文の条項でshallが使われます。

All orders undelivered of Products and Services under Contract shall automatically be cancelled.

”この契約条項の意味は、”製品やサービスの引き渡しが未完了の注文は、すべて自動的に取り消しされるものとする”になります。

未来の意味を表す時に使うshallとは異なる用法になります。

契約書で使われるshallは、契約の当事者が履行しなければならない拘束力のある義務を表す時に使います

履行できなかったら契約違反と捉えられることになりますのでshallが使われた契約書の文言には十分気をつける必要があります。

shallより法的拘束力が弱い意味で用いられるwillやmayも契約書でよく登場します。

実際に英語実務で契約書を作成したりチェックする際は、専門の人のチェックしてもらいながら対応することが大事ですね。

使い方に気をつけなくてもいい”Shall”(提案)

中学校の英語の授業で習った提案を表す"Shall"は特に使い方に気をつけなくても大丈夫ですね。

相手が困っている事を手伝う提案をする場合、

Shall I help you clean the room ?

と表現すれば良いだけです。

同じ用法で、レストランにランチを一緒に食べにいく提案をする場合、

Shall we go to lunch together today ?

と言えば、相手は都合が良いなら以下のように喜んで答えてもらえます。

Thank you for asking me. Yes, let's !

提案の意味で使う疑問形のShallは、内容次第で相手に喜んでもらえる良い会話言葉ですね。

まとめ

助動詞shallで気をつけるべきことは、

”肯定文で使うときは、主語に対する強制や義務の意味!”

です。

強制や義務と同じような意味で使うmake, have, getなどの英語の使役動詞の意味やニュアンスの違いについても合わせて理解しておくとよいですね。

また、willやshouldなどの助動詞の使い分けもマスターしておきましょう。

最後まで読んで下さり
ありがとうございました。

少しでも参考になればうれしいです。

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