オンライン英会話は、どんな講師を選んでも英語の勉強になるし楽しめます。
とはいえ、適当に毎回講師を選んでいると英会話の上達が遅れてしまうのも事実です。
講師も教材も選ぶのは自分次第。
効率よく英語力を伸ばすには質の高いレッスンの積み重ねが大事ですよね。

(好きなところから読めます)
【最重要】オンライン英会話は5~10人のお気に入り講師を探していく

長期間にわたって講師を毎レッスンかえてしまうと、自己紹介を何度も行ったり、自分の英語力を講師に毎回見極めてもらうハメになります。
そして、教え方がうまくない講師にあたる確率も増えてしまい学習効率が下がってしまいます。
講師の選び方
初期:いろいろな講師のレッスンを受けてお気に入りの講師を探す
中期以降:5~10人程度のお気に入り講師からレッスンを受け続ける。予約が取れないときは、気分転換もかねて新たな講師の発掘をする
「講師を1人に絞る」 vs 「毎回講師をかえる」の比較

講師を1人に絞る
メリット | デメリット |
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|
講師を毎回かえる
メリット | デメリット |
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極端な比較ですが、それぞれ一長一短ですよね。

開始初期:いろいろな講師のレッスンを受ける
「教え方がうまい」
「レッスンを受けててやる気が出る」
「楽しい時間を過ごせる!」
そんなふうに感じるお気に入り講師を探していきます。
良い講師かどうかは、1-2回レッスンを受ければだいたい分かります。
そして、教え方を見極める時間を長くとるために、予約時に「自己紹介を省略してすぐにレッスンに入る」ことや「文法や発音のチェック」を希望しておきます。

DMM英会話のレッスン予約画面
大手のDMM英会話やNativeCampはこのような要望を選択できるようになっていますね。
ちなみに、予約して受けるDMM英会話と予約せずに受けるNativeCampでは講師の質が違います。
両社の利用経験をもとにその理由を別記事に詳しくまとめました。
\ 大手2社を徹底比較しました/ 続きを見る
【2023年版】DMM英会話とネイティブキャンプの違いを3年利用者が徹底比較
中期以降:5~10人のお気に入り講師からレッスンを受ける
いい講師が見つかったら、お気に入り講師のレッスンを増やしながら、5~10人のレギュラー講師への絞込んでいきます。
また、以下も意識しましょう。
- レギュラー講師の中でも特にベスト1~3を決める
- お気に入りの講師がいなくなったりやっぱりイマイチと感じたら入れ替える
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休会してもレッスン履歴データは残るので安心

と疑問を感じるかもしれません。
でも、大丈夫です。多くのオンライン英会話では、休会手続をしても費用はかからずレッスン履歴のデータを残せます。
再開したときに、以前のお気に入り講師がまだ在籍していれば、継続してレッスンを受けられます。
オンライン英会話はサブスクなので受けたい月だけ受ければいいのです。(自分はそうしています)
関連 休会手続き後にレッスンを有効期限最終日まで受けられるオンライン英会話と受けられないオンライン英会話
質が高い講師の選び方13のポイント

予約前に確認すること
レビュー評価は高めか

DMM英会話の講師予約画面
DMM英会話、レアジョブ英会話
など大手のオンライン英会話は講師のレビュー情報を確認できます。
他の講師より高めの点数を得ている講師は、大きなハズレは少ないです(5点満点で4.9点以上、300回以上のレッスン実績数)。
そして、必ずレビューコメントにも目を通します。
いい内容でも悪い内容でも、レッスン生の感想には目を通しておきましょう。
予約状況が閑散としてないか

レアジョブ英会話の講師予約画面

人気講師は、翌日、翌々日の空きが少なめです。
反対に、人気がない講師は、空きがたくさんあり予約しやすいです。
特に講師歴が長い講師は、レッスン生の評価も定着しているのでこの傾向があてはまります。
とはいえ、良い先生にもかかわらず、講師を始めたばかりでまだ人気が出ていない人もたくさんいますよ。

自己紹介映像・音声は聴き取りやすいか
講師の自己紹介動画や音声を確認します。
発音にクセはなさそうか、聴き取りやすいか、
などをチェックします。
ただ、自己紹介から講師の明るさや性格を判別するのはやめておいたほうがいいです。

レッスン本番の印象で性格や明るさは見極めましょう。

講師の自己紹介動画(スパトレ英会話)
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経歴・経験年数は長いか
経験年数が長い先生は、良いか悪いかは別にして、教え方が安定しています。
そして、経験豊富な分、いろいろな受講生の扱いに慣れていますよね。

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【2023年版】DMM英会話とネイティブキャンプの違いを3年利用者が徹底比較
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レッスン受講時に確認すること
受講時に確認するポイントです。
ひとことで言うと、
次回もその先生からレッスンを受けたいと思えるか
ですよね。
明るさ・笑顔・愛嬌はあるか
英語学習を続けていくには、接しているとこちらも楽しくなるレッスン講師の存在が重要です。
振る舞いから、性格・明るさ・笑顔に注目しましょう。
『自分とフィーリングが合いそうなタイプか』
答えがYesの講師はお気に入りの1人になりますよね。
オンライン英会話の初期は、だれが相手でも新鮮で楽しいと感じられるかもしれません。
けれど、慣れてくると継続が難しくなるのがオンライン英会話であり英語学習ですよね。

テンポ・間の取り方は問題ないか

あたりまえのことでありながら、意識して気を付けておかないと見落としがちです。
どのオンライン英会話でも、選ぶ教材によりレッスンの流れが決まっている場合がほとんどです。
とはいえ、間の取り方やテンポは個人差があって講師により異なりますよね。
- アウトプットを促してくる頻度は期待通りか
- 自分が発言するとすぐに聞く姿勢にモードチェンジしてくれるか
経験が長い講師の中には、この加減がうまい人がいますね。
説明は分かりやすいか
- 説明が分かりやすいか
- 質問を受ける姿勢を持っているか
- 質問に対する回答は的確か
レッスン中にこれらの点に注目しましょう。
レッスンを受講していると、英文法や表現で疑問があると、講師に質問したくなる機会があります。
イマイチな講師
はぐらかしたり、うわべだけの説明で終わらせようとする
こういう講師は、次回から選ばないほうがよいです。(結構いますよ)
反対に、自分の知識で回答しつつも、ネットや手元の講師用の教材コンテンツで正確な情報を確認する講師には好感が持てます。
また、口頭だけでは伝わりにくいと感じたら、自分からチャットでも補足してくれるような講師もありがたいですね。(こちらから求めてもOKです)
チャットは残るので、レッスン後に確認できて助かります。
日本語が話せない講師からしっかりとした情報を英語で教えてもらえると、語感が育つような感覚が持てるので説明の分かりやすさは重要です。
発音がきれいか、聴き取りやすいか
レッスンでの英語発音がきれいか・聴き取りやすいかも確認します。
特定の国の人の英語なまりに慣れるためにあえて選んだ場合を除き、きれいで正確な発音を話す講師から継続してレッスンを受けたいですよね。

予約時の講師の自己紹介動画とあわせて、実際のレッスンでの発音やイントネーションもチェックしましょう。
たとえば、以下の単語の発音です。
decrease
increase

なまりの一部かもしれませんが、英語の正しい発音ではないのでポイントダウンですよね。
指摘をしてくれるか
英語の指摘・アドバイスがしっかりしている人を選びます。
- 文法・語法
- 発音
- 類似表現の紹介
英語を上達させるには、誤りを指摘してくれる講師がありがたいですよね。
この点、講師にかなり個人差があります。
レッスン後のフィードバックメッセージに書いてくれることもありますが、どちらかというとレッスン中にどれだけ指摘をしてくれる先生かを気にかけたほうが良いです。
時間がたったレッスン後のフィードバックは、メッセージパターンを流用してるだけの場合も多いからです。
ワンポイント
英語の指摘やアドバイスをくれる講師といっても、タイプはいくつかに分かれますよね。
オンライン英会話を講師の特徴で分けると以下のような感じです。
時間に対する意識はあるか
- レッスン開始に遅れない
- レッスン終了ギリギリまでレッスンをしてくれる

レッスン開始に1分以上遅れて、遅れた説明やSorryの一言もない講師はいまいちですよね。
終了時は、講師は次のレッスンを5分後に控えていますし、きっちり終わることは全く問題ではありません。
だからこそ、ぎりぎりまでレッスンをちゃんとやってくれる講師や、数十秒延ばしてでも説明を続けてくれる講師からレッスンを受けるとうれしいです。
良い講師に会う確率を高めるために自分が行うこと
よい講師に出会うには、自分も気をつけたほうがいいことがあります。
レッスンとはいえ、人対人のコミュニケーションですからね。
自分の顔も映して笑顔を心がける
「顔を映してください」とレッスン講師からお願いされることはまずないと思います。
顔を映さずにレッスンを受けたい受講生の意向を尊重するよう、各オンライン英会話でルール化されているのだと思います。

お互い表情が見えるメリットは大きいです。
こちらが笑うと相手も笑うので、雰囲気が和んでレッスンがお互いやりやすくなりますよね。
レッスンを受けてくれたことにお礼を言う
レッスン冒頭に自分のレッスンを受けてくれたことにお礼を言うようにしています。

"Thank you very much for taking my lesson."
あいさつの一部としていうと、相手が笑顔になりますし自分も気持ちいいです。
講師の発言をできるだけ遮らない
できるだけ、講師の発言中は聞くようにします。
相手の発言を遮って、一方的にこちらが確認したいことを言ったりすると、講師が進行しにくくなりますよね。
特に、初期の良い講師を探してる段階では、相手のタイプを見極める必要があります。
相手の進め方に身を任せるぐらいでいいのではないでしょうか。
\利用者が一番多い教材の徹底レビュー/
続きを見るDMM英会話のデイリーニュース教材をNC・レアジョブと比較してみた
講師の選び方のよくある疑問
Q:Nativeの先生かNon-Nativeの先生か?

- リアルの英語コミュニケーションにおける相手と同じ国籍(友人の留学生、学校の先生、仕事でかかわる相手など)
- 将来行く予定がある・行きたいと思っている国の講師
国籍が同じ人は、発音のなまりや言い回しに共通点があったりしますよね。
これがリアルに関わる外国人との英語の聴き取りに役立ちます。
また、講師から聞ける相手国の文化、生活様式、ニュースなどの出来事の会話が、そのままリアルコミュニケーションのネタになったりします。
そもそも、Native講師とNon-Native講師では値段がかなり違います。
DMM英会話を例にすると、1日1回のレッスンで、
- スタンダードプラン:税込7,900円
- プラスネイティブプラン:税込19,880円
と2倍以上の差がありますね。
これは、講師がいる国の人件費が影響しているのであって、英会話の教え方の良し悪しで値段が決まっているわけではありません。

なので、僕自身は、最近はNative講師のレッスンはほとんど受けません。
Native/Non-Nativeにかかわらず、相性が合う講師から英語を教えてもらったほうが満足度が高いです。
そして、Non-Nativeは選べる母数も多いので、自分に合う人が見つかりやすいですね。
『Nativeのレッスンを受ける方が英語がうまくなる』という考えは捨ててもよいのではないでしょうか。
Q:日本語が話せる先生のほうが良いのか?
手ごたえをつかめるまでの初期の間は、不安解消のために日本語が話せる講師/日本人講師を選んでおくのはありだと思います。
[st-kaiwa2]とはいえ、日本語が話せない講師のほうが、英語でコミュニケーションをどうにかとらなければならない環境に自分を追い込めます
そして、そういう場でこそ、コミュニケーションをとろうとする気概が生まれますよね。
そういう意味で、日本語が話せない講師を選んでレッスンに飛び込むぐらいがちょうどいいと思います。
日本語が全く話せない人とどうやって意思疎通をはかるのか、
チャットなども駆使して実践向きの適用力と英語コミュニケーション力が養われます。
あとがき:
大きいオンライン英会話では1万人前後の講師が在籍しています。
いろいろなタイプの講師がいるし、入れ替わりもあるので常に複数人の”軸となるお気に入り講師”を確保します。
とはいっても、中だるみや飽きがくることも普通にあります。

おススメのオンライン英会話7社
オンライン英会話 | 無料体験の日数 | 無料体験を受講する際のクレジットカード登録要否 |
2回(1週間以内) | 不要 | |
2回(1週間以内) | 不要 | |
無制限(1週間以内) | 必要 | |
1回 | 不要 | |
7回(1週間以内) | 必要 | |
2回(1週間以内) | 不要 | |
10回(10日以内) | 必要 |
\飽きたら休会かスイッチ/
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