『ネイティブキャンプのTOEIC対策コース』を集中してレッスン受講してみました。
600点対策コースと800点対策コースの2種類があります。
また、最近は新800点対策コースも加わっています。
大手3社のうちTOEIC実践対策コースがあるのはネイティブキャンプだけ。
TOEIC Part1~Part7のうち、Part1, Part2, Part3, Part4, Part7がレッスンでカバーされており、『2コース × 5つのPart = 10パターン』すべてをレッスン受講しました。
それぞれのコースのレッスンの流れ、600点対策コースと800点対策コースの違い、このコースのメリットとデメリットに焦点をあててレビューをまとめます。
この記事を読むと分かること(After)
- ネイティブキャンプTOEIC対策コースの概要
- ネイティブキャンプTOEIC600点対策コースとTOEIC800点対策コースのPartごとのレッスンの流れ
- ネイティブキャンプTOEIC対策コースのメリットとデメリット
実際のレッスンでは、以下ような違いがありました。
- テキストは画面で確認できる(無料)
- 上記の動画はかなりゆっくりめのペースであるが、実際は受講生の実力にあわせてもっとテキパキとレッスンが進む
NativeCampを受講した人
いくつかのオンライン英会話を休会月を挟みながらローテーションして英語学習を継続しています。
\無料で1週間TOEIC対策できる /
【オンライン英会話】NativeCampの基本情報
ネイティブキャンプ(オンライン英会話) | ||
無料体験レッスン | 7日間回数無制限 | |
料金 | 月額6,480円(税込) | |
対象レベル | 初心者・中級者・上級者・キッズ | |
講師 | 講師の国籍 | 120カ国以上 |
講師数 | 12,000人以上 | |
ネイティブ講師 | 追加料金 1000円(500コイン)が必要 | |
日本人講師 | 追加料金 800円(400コイン)が必要 | |
講師のレビュー評価 | 有(5点満点) | |
レッスン | メニュー | レッスン回数無制限 |
受講可能時間 | 24時間 | |
予約期限 | 予約なしでいつでも受講可能 (予約する場合10分前まで) |
|
レッスン時間 | 5分~25分以内で調整可 | |
レッスンタイプ | マンツーマン | |
利用システム | スマホ:専用アプリ | |
PC:ブラウザ | ||
教材(34種類) | ビジネス向け | TOEIC800点対策、TOEIC600点対策、ビジネスコース、ビジネスカランフ、5分間ディスカッションなど |
その他 | 日常英会話、英検2次対策、デイリーニュース、Side by Side、トピックトーク、発音実践、フリートークなど | |
カウンセリング | ○ | |
アカウントの家族シェア | ○(追加料金が必要) |
DMM英会話との徹底比較
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【レビューまとめ】オンライン英会話NativeCamp TOEIC対策コース
利用レビューまとめ
TOEIC対策コース感想まとめ
- Good:TOEIC模擬問題を講師と一緒に練習できる
- Good:独学でのTOEIC対策が続かない人には利用してみる価値あり
- Bad:リスニングのアナウンスのスピードは実際の試験より遅い。先読み練習など本番さながらの実践対策はできない
- Bad:TOEIC対策のメイン教材にはならない
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NativeCamp TOEIC対策コースのカバー範囲
レッスンカバー範囲はPart1-4とPart7です。Part5, Par6の模擬問題はカバーしていません。
TOEIC Part | コース | 1回のレッスンで解く問題数の目安 | 用意されているレッスン回数 |
Part1 写真描写問題 | 600点対策コース | 3問 | 13レッスン |
800点対策コース | 3問 | 6レッスン | |
Part2 会話応答問題 | 600点対策コース | 5問 | 23レッスン |
800点対策コース | 5問 | 12レッスン | |
Part3 会話問題 | 600点対策コース | 4問 | 30レッスン |
800点対策コース | 2問 | 10レッスン | |
Part4 説明文問題 | 600点対策コース | 2問 | 22レッスン |
800点対策コース | 2問 | 10レッスン | |
Part7 読解問題 | 600点対策コース | 2問 | 40レッスン |
800点対策コース | 1問 | 30レッスン |
1レッスンで解く問題数を目安として書きました。
けれど、ネイティブキャンプはレッスン回数無制限ということもあり、レッスン時間が足りなければすぐに続けてレッスンを受ける、時間が余れば、次の問題のいけるところまで進む、
そういう進め方が自由にできますね。
なので、1レッスンあたりの問題数は文字通り目安に過ぎないです。
NativeCamp TOEIC対策コース受講の注意点
① スマホでは画面が小さく不便(パソコンかタブレットがよい)
教材を画面で見ながらレッスンを受けるためPC(パソコン)かタブレットで受けたほうがよい。スマホでは不便
また、TOEIC対策レッスンを受講はPC(パソコン)で受けるようにしました
ディスカッションやフリートークのレッスンはスマホでOKですが、TOEIC対策コースは画面が大きいPC(パソコン)かタブレットがよいです。
スマホの問題点
- 教材とチャットのいずれかしか表示できない
- 教材画面を選択していると、チャットは1-2秒間で消える
教材、正答、チャットボックスに講師から送られてくるアナウンスのスクリプトなどを1画面で確認できたほうが便利です。
② 600点対策コースは初心者~中級者向け。800点対策コースが本番のレベルに近い
最初は、600点対策コースから始めて感覚を探った方がよいと思いました。
800点対策コースは本番の難しめレベルの内容が中心のように感じます。
初心者や中級者が800点対策コースのPart4でいきなりレッスンを受けると内容に嫌気がさしてしまうかもしれません。
初心者でオンライン英会話にまだ不安がある場合、600点対策コースのフィリピン人講師を選んで受講すれば大丈夫です。
フィリピン人はとにかく根が優しい先生ばかりですし、英語がうまく話せなくてもTOEIC対策コースは流れが決まっているのでレッスン受講は全く問題ないです。
③ 冒頭の直前レッスンレビューはスキップ可
ランダムにレッスンを選択した際は直前レッスンの復習はスキップ
コースの並びをもとに直前の問題を1回聞く復習がレッスンの最初にあります。
講師によっては、前回レッスンの音声をもう1度聞きたいかを確認せずに再生しようとするので、直前のレッスンを受けていなければ、"Please skip it."とお願いしましょう。
NativeCamp TOEIC対策コースの良い点(メリット)
このレッスンコースを受けて、以下のような点が良かったです。
- 教材は無料でTOEIC試験に忠実(本番の形式そのもの)
- 800点対策コースは本番に近い難易度。
- ひとりTOEIC学習に比べ、講師がつくことで刺激があり気分転換に。
- ほめてくれる講師が多いので、TOEIC対策学習や英語学習のモチベーションが上がる
- ほぼすべての講師がレッスン冒頭に話す英語のスピードが速すぎないかを確認してくれる
- 英文法など疑問点は質問できる
- チャットで正解文のスクリプトを講師が都度送ってくれるので、講師の英語やリスニングのアナウンスが聴き取れなくても問題ない
- 解答文の読み上げのなかで自分の英単語発音のチェックもしてもらえる
- 時間が余った場合、次の問題に移ったりフリートークをしたりするなど好きなようにできる(気の合う講師ならフリートークも楽しい。そうでなければ次の問題に移ればよい)
NativeCamp TOEIC対策コースのここがイマイチ(デメリット)
反対に、期待しすぎない方がよい点や各Partで不要と感じる流れもありました。
- 力試しには使えるが、以下の数点の理由から得点をUPさせるためのメイン教材にはならない
- ほとんどの講師はTOEIC受験の経験はないと思われるため、試験本番のテクニックやアドバイスまでは期待できない
- 本番のTOEIC試験のようなスピード感はレッスンにはない
- 1問単位でレッスンが区切られて進むので問題の先読みトレーニングはできない
- 600点対策コースはTOEIC本番試験より易しめ。800点対策コースが同等レベル
- Part2の会話応答問題のロールプレイは無駄(しかも600点コースでは3回も行う)。1レッスンあたりの消化問題数を増やしてくれたほうがよい。
※講師にお願いすれば、レッスンの一部をスキップしたり進行スピードを早く・遅くの調整は可能です。
NativeCamp教材レビュー
NativeCamp TOEIC対策コース 各Partごとのレッスンの流れ
TOEIC対策コースのレッスンを受講するには、『講師を探す・予約』メニュを選び、『教材を指定』でいずれかのコースを選び『検索する』ボタンを押します。
- TOEIC®L & R TEST 600点対策 (TOEIC600点対策コース)
- TOEIC® L & R TEST 800点対策 (TOEIC800点対策コース)
TOEIC対策コースでレッスン受講できるのは以下のPartです。
リスニングはすべてのPartに対応していますがリーディングはPart7のみとなっています。
レッスン受講できるPart
- Part1 (写真描写問題)
- Part2 (会話応答問題)
- Part3 (会話問題)
- Part4 (説明文問題)
- Part7 (読解問題)
1回25分のレッスンで行う学習内容や流れを各コースのPartごとに分けてまとめました。
カンタンにお互いの自己紹介を済ませた後のレッスンの流れです。
なお、600点対策コースと800点対策コースの流れや内容の違いが分かりやすいようにするために、各Partごとに『600点対策コース』→『800点対策コース』の順に書いています。
また、各レッスンの最初にコースの並び順をもとに直前レッスンの問題を1度聞く流れですが、スキップできるので省いています。
Part1写真描写問題‐① TOEIC600点対策コース
1レッスンあたりの問題数 | 3問 |
初めてTOEIC TEST600点対策コースを受けたとき、なぜか画面に別教材が表示されていました。
講師に伝えると、画面上の『Change of teaching materials』からTOEIC教材を選びなおすよう依頼され大丈夫でしたが。
また、TOEICの問題にもかかわらず、画面は日本語/英語の切り替えが可能になっています。
初期表示が日本語の場合、画面上の『地球マーク』からEnglishを選ぶとカンタンに英語表記に切り替えられます。
step
1Part1問題のDirection(インストラクション)を読むよう講師から指示される(声に出しても黙読でもどちらでもよい)
step
2準備OKかを確認され、講師の操作で1問目の選択肢(A)~(D)がアナウンスされる
step
3講師からもう1度(A)~(D)を聞きたいかを確認される
答えが分からなかったり一部が聴き取れなかったりした場合、2回目の再生をお願いしました。
step
4答えを聞かれるので(A)~(D)のどれが正解かを答える
step
5講師から正答を教えてもらい、(A)~(D)の英文をひとづつチェックする
講師の操作で再度、英文(A)からアナウンスが流れます。英文を聴き取り読み上げるよう指示されるので答えます。一部箇所が穴埋めになっった画面の英文を参考にしてもよいし、まったく見ずに聴き取りだけで答えてもOKです。
自分は画面を見ずに聴き取りだけで答えるようにしました。
そして、正解文はチャット画面に講師が貼り付けてくれます。
同様のやり方で(B)~(D)もチェックします。
step
6講師から何か質問があるかを聞かれる。なければ2問目へ
英文法や発音など、疑問点があれば何でも講師に聞けます。
例をあげると、"men"が含まれた選択肢で、manとmenの発音に自信がなかったので講師と一緒に発音練習したことがありました。
/mæn/と/mən/の口の開け方の違いを講師が口元を示しながら実践してくれたのでよい発音練習ができました。
2問目、3問目についても同様にSTEP1~6の流れで行います。
これで1回分のレッスンが終わります。10分ちょっとで3問のSTEP1~STEP7が消化できることが多かったです。
残りの時間をフリートークにしたこともありましたが、講師にリクエストして次の3問セットを続けてレッスン受講するようにしました。
先に書いたとおり、ネイティブキャンプはレッスン回数無制限なので3問終わったところでレッスンを終わらせてもよし、次の問題を続けてもよし、自分の都合に合わせて自由にできます。
Part1写真描写問題-②TOEIC800点対策コース
1レッスンあたりの問題数 | 3問 |
600点対策コースとの比較してポイントをまとめました。
- STEP1~STEP7の流れ、レッスン1回あたりの消化問題数は同一
- 600点対策より問題の難易度が高い
- STEP5の(A)~(D)の英文チェックの際、テキストがまったく画面に表示されないない(600点対策では1部が穴埋め)
800点対策のレッスンの流れは、600点対策と同一です。
しかし、意味が近い類語が各選択肢に散りばめられているなど問題の難易度が高いです。
複数の講師に600点コースと800点コースの違いを確認しましたが、「800点コースは問題が難しい」と言ってました。
また、STEP5(A)~(D)の正解文チェックの際、画面にヒントがない状態で聴きとり答える点が600点対策と異なります(上記画像の赤枠箇所は指示内容)。
良い練習になりました。
Part2会話応答問題-① TOEIC600点対策コース
1レッスンあたりの問題数 | 5問 |
step
1Part2問題のインストラクションを読むよう講師から指示(声に出しても黙読でもどちらでもよい)
step
2準備OKかを確認され、講師の操作で1問目の会話と選択肢(A)~(C)がアナウンスされる
step
3答えを聞かれるので(A)~(C)のどれが正解かを答える
step
4講師から正答を教えてもらい、会話文と(A)~(C)の英文をひとづつチェックする
画面教材に一部の箇所が穴埋めになった英語が表示されています。Part2では話者のセリフが短いのですべての箇所が空欄になっていました。
step
51人目の会話を聞き、リピートするよう指示される
step
6正答の選択肢の英会話を聞き、リピートするよう指示される
step
7ロールプレイを3回行う。(講師が1人目の会話役となり発言するので、自分が正答の選択肢の英語を答える)
step
8最後にもう1度、会話を選択肢(A)~(C)をリスニングする。質問がなければ次の問題へ移る
5問の問題でSTEP1~STEP8が終わったら、最後に5問を通してリスニングします。
Part2会話応答問題-② TOEIC800点対策コース
1レッスンあたりの問題数 | 5問 |
600点コースのPart2とレッスンの流れは同じでした。
しかし、やはり問題は難しめです。
本番の試験と同様に話者のセリフは1文ではありますが、S + V構文が接続詞でつながっていたり否定形の質問文があったりするなど、少し複雑の英文が多いです。
Part2に限らず、600点コースと800点コースを比べると本番のTOEIC試験に近いレベルが800点コースだと感じました。
600点コースの問題は、本番のTOEIC試験よりカンタンです。
Part3会話問題-① TOEIC600点対策コース
1レッスンあたりの問題数 | 4問 |
step
1Part3問題のインストラクションを読むよう講師から指示(声に出しても黙読でもどちらでもよい)
step
2準備OKかを確認され、講師の操作で1問目の会話と選択肢(A)~(D)がアナウンスされる
step
3画面の設問と選択肢(A)~(D)を読んでどれが正解かを答える
step
4講師から正答を教えてもらう
step
5会話の各セリフをチェックする。一部がブランクになったヒント文を見ながら講師が再生するアナウンスの英文を読み上げ
正答はチャットボックスに講師がスクリプトを随時送ってくれます。
step
6会話や選択肢の英文に質問や疑問がないかを確認される
step
7会話を1.5倍速で1回再生。その後ノーマルスピードで再度再生する
スピードを上げて会話を再生することで、その後のノーマルスピードがとても遅く感じられますね。
質問がなければ次の問題に移り、STEP1~8を同様に繰り返し全部で4問を25分間で解きます。
感想としては、600点対策コースでは実際のTOEICテストよりも会話のやりとりが少なめで、1問あたりセリフは3~5つです。
600点対策コースのPart1とPart2は時間に余裕がありましたが、Part3は歯ごたえのある25分間です。
Part3会話問題-② TOEIC800点対策コース
1レッスンあたりの問題数 | 2問 |
600点コースのPart3とレッスンの流れは同じでした。
しかし、800点対策は会話のセリフの往復が長めです。
このため、1回のレッスンで1問しか進まないことが多かったです。
25分で2問は終わりません。
特に、STEP5の1文ずつ再生して穴埋め箇所を答える部分は、1つの問題につき、だいたいセリフが9つありました。
目安としてお伝えすると、自分のレベルはTOEIC800点台なのですが、短めの英文は1回で聴きとれて正しく答えられます。
長めの英文は2~3回再生してもらい、できるかどうかという感じでした。
その感じで2問目の最後まで1レッスンで終わることはなかったです。
なので、講師をそのまま次のレッスンとして予約して続きの問題をやることもありました。
2コマ連続レッスンは体力も必要ですが、そうなる可能性を想定しておいたほうがよさそうです。
”レッスン回数無制限・受講者のレベルもバラバラ”を考慮すると、25分にふさわしい問題量を一律に決められない・決める必要もないとNativeCamp側は思っているのかもしれません。
Part4説明文問題-① TOEIC600点対策コース
1レッスンあたりの問題数 | 2問 |
step
1Part4問題のインストラクションを読むよう講師から指示(声に出しても黙読でもどちらでもよい)
step
2準備OKかを確認され、講師の操作で1問目の説明文と選択肢(A)~(D)がアナウンスされる
step
3画面の設問と選択肢(A)~(D)を読んでどれが正解かを答える
step
4講師から正答を教えてもらう
step
5説明文の英文をひとつずつチェックする。一部がブランクになったヒント文を見ながら講師が再生するアナウンスの英文を読み上げ
正答スクリプトはチャットボックスに講師が随時送ってくれます。
step
6会話や選択肢の英文に質問や疑問がないかを確認される
step
7会話を1.5倍速で1回再生。その後ノーマルスピードで再度再生する
Part3の会話問題と流れは同じです。
600点対策では、STEP5の英文チェックの区切りが短めのように感じました。
あるレッスンで、STEP6で前置詞がofではないかと感じる英文がtoであったため、質問をしたことがあります。
toとofの基本の意味を紹介しイメージで短かめに説明してくれました。(説明が英語だと語感が育つような感じがしますね)
そして、STEP7の再生スピードが違う音声を順に聞くところでは、やはり2回目のスピードはノーマルではなく遅くしているのではないかと毎回感じました。(苦笑)
Part4説明文問題-② TOEIC800点対策コース
1レッスンあたりの問題数 | 2問 |
600点コースのPart4に比べ、難易度が高めなだけでレッスンの流れは同じです。
Part3でも同じように感じましたが、800点対策コースの方がTOEIC本番の試験レベルに近いです。
そして、やはり25分で2問の消化はできないので、1問+フリートークとなったレッスンが多かったです。
また、講師によっては、STEP5の英文チェックの中で発音もチェックしてくれるのでありがたいです。
「"we've"、”we'll”などの短縮形の言い方ができていないよ」
と指摘してくれたことがありました。
また、冠詞のaとtheを言い間違うと、チェックして指摘くれる講師が多いです。
なぜthe/aなのかが分からない英文は質問するようにしました。
Part7-① 読解問題 600点対策コース
1分ぐらいで読める同一のパッセージに対して、LearningとPractice Testのワンセットでレッスンが構成されています。
600点対策コースの若番の問題では、25分間でLearningもPractice Testもカバーできました。
Learning
step
1画面にスクリプトがあるパッセージをリスニングする
step
2パッセージの重要単語とその単語を使った例文を講師の読み上げに続いてリピートする(4-5文)
Practice Test
step
1パッセージを指定時間で黙読する
step
21問あたり30秒で(A)~(D)の選択肢から答えを選び、レッスン講師と一緒に正答を確認する
step
3Exercise①:一部の重要単語がブランクになったパッセージとそのブランクに入る英単語が並んだテキストを見てパッセージを声に出して読む
step
4Exercise②:STEP3の重要単語を1文ごとに穴埋め
step
5Review①:パッセージのアナウンスをリスニングする
step
6Review②:パッセージのアナウンスを声に出して読む
LearningはPractice Testの予習のような位置づけです。
このため、最初にPractice Testからレッスンを受けたほうがよいです。
そして、「難しい」と感じたらLearningのレッスンも後から受けてそのパッセージを詳しく学習すればよいです。
Part7-② 読解問題 800点対策コース
600点対策コースと流れは同じです。
600点対策のところで書いたように、Parctice Testのレッスンをまず受けて、よくわからなかったらLearningのコースを受けるようにしました。
Part7のレッスンは、Readingのみならず、Listening、特にPart7のトレーニングも兼ねていると思いました。
レッスンの最後にアナウンスをリスニングできますし、Part7の説明文問題でも出題されそうな内容が多いです。(TOEICなので問題内容はどのPartも似たようなビジネスシーンです)
【参考】Part7のレッスンは選択方法に注意
600点対策コースも800点対策コース両方にあてはまることですが、Part7のレッスンは指定方法が他の教材と異なって少し分かりにくいです。
レッスン予約画面で講師を選び、「今すぐレッスン」を選択した後の接続直前の画面で「教材から選ぶ」を押して指定できました。
あとがき:メインのTOEIC対策学習にはならない
自分はTOEIC対策コースのレッスンを1日に6レッスンまとめて受けたことがあります。
こういうことができるのは、レッスン回数無制限でTOEIC対策コースがあるネイティブキャンプならではですよね。
一生懸命レッスンを先導してくれる外国人講師からの刺激もあって気分転換ができました。
リスニングの得点を効率的に上げるなら、シャドーイングやディクテーションと呼ばれるリスニングUPに特化した対策のほうが効果は高いです。
TOEIC試験問題を使ってシャドーイング練習を1日30分、1カ月間行うことではるかに効果を感じたシャドテンを以下の記事で徹底レビーしています。
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